NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。

NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、1ヶ月ごとに、その月のテーマを掲げて過ごしています。

2021年の4月のテーマは「自分のペースを作るために」です。

コンセプトはこんな感じ。

誰かがとても速く見えたり、
自分よりずっと、元気に見えたり、
したくなくても、比較しやすい、私たちの生きる時代。
誰かの”叶えたいこと”を、自分のそれだと思い込んで、
落ち込んでしまうのはもったいない。
今、自分の心の中にある”野心”をちゃんと耕して、
自分のためのペース作りから。
今耕したものは、たった数ヶ月でも、
ちゃんと実を結ぶはず。
それぞれに、明日が楽しみになる4月を過ごせますように。

このテーマを噛み砕いて、みんなで楽しむSNS上のハッシュタグは#野心を耕すです。

NEXTWEEKENDではこの月間のテーマに合わせて、叶えたいことをWISHLISTと呼び、毎月3つずつ提案しています。今月のWISHLISTはこんな感じ。

 

私はこのWISHLISTに合わせて毎月3本記事を書いています。

1本目は「インプットの時間を作りたい」について書きましたが、今回は「心の整え方を知っておきたい」について。

朝の抹茶、瞑想、散歩、温泉、ジャーナリング…、などなど。

人によって、心の整え方は様々かもしれませんが、私の場合、「できていないこと」に囲まれすぎると、いくら抹茶を飲んでも瞑想しようとしても、心が落ち着かず、そわそわしてしまうので、何よりの対処法は、「できたこと」を可視化することだったりします。

そんな時、永遠に増え続けていく業務タスクなんかとは別に、住空間を満足できる形にしておくのは、精神衛生上とても大切なこと。

もちろん維持するために最低限日々のTO DOはありますが、基本ラインで納得できているかどうか、というのが重要なポイント。

何度かこのコラムでも書きましたが、私は夫がアスリートという職業のため移籍がつきもので、初めて持ち家を購入し気合いを入れてフルリノベしたマンションを、1年経たずして引っ越した経験があります。

それ以降、「自分仕様に整えることの意味は…?」とか、「本気になっても、またいなくなるかもしれないし…。」なんて、まるで恋愛恐怖症かのごとく家に向き合うことを踏みとどまっていましたが、コロナ禍を迎えて、仮住まいの気持ちでいることによるストレスの方がもったいない!と考えを改め、その都度テーマを決めて目一杯楽しむことに切り替えました。

そんなこともあって、大阪の家をどんなに愛していたかは、こちらの記事で綴っていますが、今回は2ヶ月前から暮らし始めた長崎の家を舞台に(?)ご紹介したいと思います。

まず、前提として大切なのは諦めないこと(体育会系みたいですが…)。

以前の場所と比較して、「条件通りの家に出会えなかったからしょうがない」とか「次、もし引っ越すなら〜」なんて、向き合おうとしなければ、理想だって思い描けないと思っています。

ちなみにこちら、内覧時のリビングです。

正直、あの壁のでこぼこは…?とか、不動の掘りごたつとか、これまでの家具がなかなかマッチしないのでは?と、大きな不安がありましたが、いずれにしても物件を決めなくてはいけない期限当日。

他に運命だと思える物件にも出会えず、逆に言うと余白のあるこの家で、自分たちの力でマッチさせていけることを信じて、入居を決めました。

そして、若干の仮住まい時期を経て…

(ふすまでのかくれんぼ。でこぼこは、ふすまでした。)

(掘りごたつで温まる母と夫。)

やっとここが自分の居場所だと思える部屋になりました。

(ラグ、植物、クッションの力は偉大!)

(ふすまの黒い縁は木目テープを貼って、掘りごたつはすごく温かかったけど、板を打ち付けて、しばらく眠っていてもらうことにしました。)

(テレビを置かない我が家では、長押(なげしと読むそうです)にスクリーンを取り付けて収納式にしました。知らなかった和室カスタマイズの世界!)

以前から使っているものも沢山ありますが、せっかくなのでクレジット紹介

ラグ・クッション/ACME
ソファ/ASPLUND
ブックシェルフ/高野木工
ライト/unico
電球/昼白色40w
サイドテーブル/Bisco
(※アイアンの脚を真鍮ペンキで塗りました)
木目テープ/楽天
(※ミディアムオークカラーを選びました)

 

 

そして、リビングとは別の和室。ちょっとした客間に、と思ったものの、

あまりにも純和室なので、どうしたものやら…。と悩んでいましたが、こちらも、ようやく「食後のコーヒーはあっちで飲もうか」と言いたくなる部屋になってきた気がします。

例のごとく、内覧時の写真。

(大家さんが、この机は備品で置いといてくださいました…!使いこなせるのか不安でしたが、今ではかなり重要な存在。)

畳の縁を同色系のものにして、ラグを敷いて座布団を置き、和紙のブラインド(うぐいす色)をつけたら、自分たちにとって随分と落ち着く部屋になりました。

こちらも、せっかくなのでクレジット紹介
机/大家さんの備品
ラグ/ACME
座布団/ ASPLUND
座椅子/FLYMEe
メインの照明/AKARI(ISAMU NOGUCHI)
スタンドライト/ FLYMEe
和紙のブラインド/タチカワ
床の間に活けた花の器/雲仙焼きで、石川ハミさんの作品

DIYや家具の配置を変えるようなことは、一見すると大掛かりな作業に見えますが、先述したように、業務上のTO DOが終わっていない時に、ひとまず「うん、いい感じ」と住環境に納得できているだけでも、かなり気持ちが楽。

お金をたくさんかけずとも、「なんか嫌だな」と思ったまま、「いつか」と蓋をしてしまっていることがあれば、次の週末にでも改善を試みてみると、最終的に全体効率が良くなることもあるのでおすすめです。

新生活でまだまだ落ち着かない日々の方も多いかと思いますが、それぞれに心が整う瞬間が作れますように!

引き続き #野心を耕すことを楽しんでいきましょう…!

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