NEXT WEEKEND DATE

「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。
編集長の村上萌がコメントを担当しています。

毎月、季節を楽しむ月間テーマを掲げ、1ヶ月をめいっぱい楽しむことを提案しているNEXTWEEKENDですが、今月のテーマは「新しいもの、変わらないもの」、みんなで楽しむSNSのハッシュタグは #そんなムード です。

この連載では、47都道府県の日常編集者こと、Weekender編集部のメンバーと一緒に記事を作っています。

1月20日には大寒を迎え、寒さもピークな今だからこそ、今回は、みんなの伝統冬食あれこれについて聞いてみました。

冬の定番料理&調味料

お正月に作った煮豚、残っていた金時にんじんなどと、お餅を細かく切って中華おこわに。
お餅は小さな子どもは食べさせにくいですがこれならOK!
もち米も用意しなくてもしっかり中華おこわです。
たくさん炊いたのに秒でなくなりました笑
すぐできるので作りやすいです!
(うつわと料理の人)

材料

煮豚:3切れ以上お好みで
米:2合
水:380ml(干し椎茸の戻し汁含)
にんじん:1/2本程度
白ねぎ:1/2本
干し椎茸:3枚
干しエビ:大さじ1
餅:2個
オイスターソース:大さじ1
醤油:大さじ2
酒:大さじ1
ごま油:小さじ2

作り方

1.干し椎茸は戻しておく。
2.米を研ぐ。
3.具材、餅を1口大に切る(干し椎茸の戻し汁は残しておく)。
4.厚手の鍋に米を入れ、上に具材をのせて、水(戻し汁含む)を入れて調味料を入れる。
5.中火にかけて沸騰したらかき混ぜて弱火にして14分加熱、15分蒸らせばできあがり。

安定の素敵レシピ…!

おこわってもち米がなくてもできるのですね…!?

勝手に手間のかかるものだと思っていたので、もはや孫にも受け継ぎたいレシピです…!

 

結婚を機に神戸に引っ越してきて、街の定食屋さんや冬の屋台で粕汁をよく見かけることに気づきました。
調べてみると粕汁は関西の郷土料理で、日本酒の名産地である神戸ではよく作られる料理とのことでした。
粕汁は身体が温まるうえに、酒粕には美肌や免疫力アップ効果もあるので、我が家でもすっかり冬の定番メニューです。
(会社員/神戸勉強中)

作り方

1.100mlの水に干し椎茸をつけ、100mlの水にちぎった酒粕をつけておく。
2.昆布出汁400mlに
・人参、大根、ごぼう、れんこん、長ネギ等お好みの野菜
・水で戻した干し椎茸
・干し椎茸の戻し汁100ml
・油揚げ
・鶏団子
を煮る。
鶏団子の他にも焼いた鮭や豚肉を入れるのもおすすめ。
3.水につけておいた酒粕を泡立て器でペースト状になるまで溶かして、鍋に入れる。
4.味噌を入れて完成。

は…!確かに…!

私も10年くらい前神戸に住んでいた頃、これまでほとんど飲んだことのなかった粕汁に出会い、初めてスーパーで酒粕を買ったりしました。

この時期こそ飲みたいですよね…!

久々に作ろうっと。

 

4歳の息子は大豆をつぶす工程と丸めて桶に投げ入れる作業が大好き。
粘土あそびのように夢中になって材料をこねています。
家族みんなで作ることで、その家庭ならではの常在菌が入った美味しいお味噌ができるそう。
発酵食品こそ手作りして、生きた酵素をとりたいと思っています。
(道産子マイペース主婦)

作り方

一晩水につけた大豆800gを煮て、粒がなくなる程度までつぶし、米麹1.3㎏と塩440gを全体が均一になるまで混ぜる。
あとは空気が入らないように桶に詰め、夏は3ヶ月、冬は8ヶ月熟成させて完成!

一緒に作って、待って、また一緒に食べて楽しむって、本当に楽しいですよね…!

家での時間ならでは。

今年は早々に味噌作りに挑戦したいと思っていたので、嬉しいレシピ!

新居になったら(もうすぐ引っ越す予定です)早速やろうっと。

 

松風焼きは、お正月など伝統的に食べられていて、デイリーにも日持ちする常備菜として活躍してるのですが、簡単に作りたい欲求から簡素にしてみました。
ハーブをもりっと。
(うつわと料理の人)

材料

・鶏胸肉ミンチ:300g
・鶏ももミンチ:100g
・味噌:大さじ1
・卵 :1個
・豆乳:大さじ1
・みりん:小さじ1
・醤油:少々
・海苔:2枚

作り方

1.お肉をよく練る。練ったら卵→液体類の調味料→味噌の順に練って入れる。
2.オーブンを180度に熱する。
3.アルミホイルを敷きまわりを立て、その上にオーブンシートを敷いてうすくタネを伸ばす。
4.間に海苔を挟んで、タネをのせて30分焼けば出来上がり!
5.お好きなハーブをのせて。
(この日は紅たで、穂紫蘇、チャービルでした)

紅たでと穂紫蘇の組み合わせ、ハーブ界の達人ですね…。

震えました。

普段刺身のそばで散らかっている人たちだとは到底思えない…!

めちゃくちゃ可愛い。

いつも素敵なレシピをありがとうございます!

冬の定番おやつ

義父が大好きで毎年作ってくれているおしるこに、思いつきでパッといちごを添えてみたのが始まりでした。
見た目がなんとも可愛く、口の中でいちご大福が完成するという嬉しい発見も…!
おしるこでもぜんざいでも、いちごを切って添えるだけなので本当に手軽に楽しむことができて我が家の冬の定番になっています!
(コーヒー屋で奮闘中の男の子ママ)

なんてそそるお写真なんだろう。

いちご汁粉、めちゃくちゃ美味しいですよねぇぇ!

飲むいちご大福…幸せの極み。

雪見しながらすすりたい。

 

こたつに入って家族団欒の時間に食べたい。
シーズン会員で毎月自宅に届くGARTEN COFFEEさんのお豆を使ってカスタマイズ。
万能コーヒーエッセンスを入れてちょっぴりほろ苦い味わいのお汁粉に。
コーヒー豆によって風味が変わりそうな所も楽しめそう。
コーヒー好きの多い我が家。
冬の定番冬食にしたいです!
(田舎暮らしの会社員)

あらあら、まんまるに膨らんで愛しいですね…。

おしるこを飲んでいても、お茶ではなくコーヒーを飲みたくなってしまったりするので、この大人のおしるこなら、一石二鳥かな。

 

お正月に、GARTEN COFFEE バリスタのあさみさんのレシピで作った黒豆のコーヒー煮。
その余った黒豆で作れる、黒豆コーヒー大福を作りました。
和菓子って、自分で作るのは難しいイメージでしたが、白玉粉、砂糖、コーヒーを混ぜて、生地はレンジでたったの3分で作れるのがまさに嬉しいポイント。
コーヒーとの相性も抜群で、おもてなしにもいいなあと思ったので、今後の冬の定番レシピができて嬉しいです。
(コーヒー好きな会社員)

作り方

おせちの黒豆をアレンジ!レンジで3分で出来る「黒豆コーヒー大福」

生地にコーヒー混ぜると、一気に洋皿にも合うおやつに変身しますね…!

黒豆が飛び出ている(?)ところが、本格的な豆大福感!

やってみよう〜!

 

寒い今の時期を、ちゃんと楽しみたくなるレシピがたっぷり集まって、もはや私の永久保存版お宝記事。

みなさん引き続き身体に気をつけて、良い1月をお過ごしください。

NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
▶︎今月のハッシュタグ「#そんなムード」も募集中!

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