NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。

NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。

12月のテーマは、「楽しい時間の作り方 #ごきげんなひと」。

同時に私たちが考えた、「今月叶えたい」と思っているWISHLISTは以下の3つ。

私は、毎月この3つのWISHLISTに合わせて3本の記事を書いています。

上から順に記事にしたいところですが、1つ目の“王道レシピ”の話は年末にとっておきたい気もするので、今回は「顔を思い浮かべて、贈りたい」について書いてみたいと思います。

私もかれこれ社会人になって10年くらい経ちましたが、印象に残っている仕事のひとつに、大阪駅にある商業施設「ルクアイーレ 」がまだできたばかりの頃に、NEXTWEEKENDで館内冊子を特別編集させていただいたことがあります。

(あったあった、あの時のインスタ!)

 

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NEXTWEEKENDの冊子の作り方は、基本的にはこのコラムと同じで、WISHLISTを掲げてそれに合わせて方法や商品を紹介していくものなのですが、その時は、ルクアイーレの全店舗を舞台に、春のWISHLISTを掲げて冊子を作りました。

中でも好きだったのはGIFT特集。

こちらは女友達から後輩、彼や、お母さんに向けた詰め合わせを作ったページ。

それから「毎日忙しい人」「お料理好きな人」「なんでも持っていそうな人」「季節の行事が好きな人」「おうちへ人を呼ぶのが好きな人」「環境が変わったばかりの人」など、相手の特徴やライフステージに合わせたギフト選びなんかもしてみました。

で、このお仕事の何が印象的だったのかというと、これらのページはもちろん、全ページのアイテムセレクトを、日帰り出張で全フロア&全店舗をまわって、爆速で終えたこと。

(賑やかなトムとジェリーのBGMが流れてきそうなほど、エスカレーターを上り下りしてたなぁ)

スタイリストさんでもない私にそれができたのは、自分自身が叶えたいWISHLISTを掲げていたから想像しているビジュアルも明確だった、というのもありますが、このGIFTページで言うと、贈りたいと思う相手の顔が頭にしっかり浮かんでいたからだと思っています。

ひとつのプレゼントをいただくのだって、もちろん嬉しいけど、詰め合わせって、まるでお母さんからの仕送りが届いた時のように、相手が考えてくれた時間や思考回路が分かって温かい気持ちになるから、箱を開けた瞬間から、ある種のコミュニケーションが始まる気がするんですよね。

もうそれだけで、じゅうぶん手紙のような…!

そんなことを思い出しながら、ちょっと前にインスタライブの中で冬のギフトを詰め合わせたりしたので、抜粋してここでもご紹介したいと思います。

(セルフラッピングした後の様子。
NEXTWEEKENDの梱包セットデータがかなり可愛いのでおすすめです…!)

毎日の料理に追われて、楽しめなくなっている友人に(左上の丸い箱)

2020年は特に外食しづらい期間も長く、自分の作る料理に飽きてしまったという声もよく聞きました。

私の場合、キッチンに立つ時間が待ち遠しい時は、たいがい新しい食材や調味料を買った時。

楽しく料理ができるように調味料を詰め合わせました。

・マッシュルームのフレークソルト(お肉にも魚にも最高)

グリーンレモンのオリーブオイル(カルパッチョが本格的に)

門外不出のコラトゥーラ(カタクチイワシの魚醤。炒め物などに少しかけるとコクが出て美味しい…!)

・トリュフパウダー(家でポテトを揚げる時に。夢のように美味しくなる)

※メーカーというより食材のセレクトショップで購入したものも多く、amazonなどでリンク先を見つけられたものと、ないものがあってごめんなさい。

2人の時間を楽しんでいるカップルに(1番右の黒い箱)

新婚さんの後輩には、お互いに仕事や家事が終わった1日の締めの時間を楽しんでほしくて、2人がソファに座って映画を見ているような時間を思い浮かべて、ホットワインセット。

グリューワイン、オリーブの新漬け、スパイスをセットにしました。

ストーリーを大切にしてくれる、素敵な女性へ(真ん中下の小さな箱)

「これ実はね…」という話をしっかり受け止めて大切にしてくれる人には、思いのこもったアクセサリーを。

この小箱に入った2つのピアス、実はどちらも拾い集めた海洋プラスチックでできたもの。

上は、NEXTWEEKEND STOREのスタッフもしてくれている、アクセサリー作家の女の子が主宰しているomoのアクセサリー。

海のそばで育ったという感性で作るアクセサリーは社内でもファンが多く、毎日せっせと海洋プラスチックを拾っている彼女の姿を想像すると、身につける時もとてもあたたかい気持ちになります。

下は、こちらも同じく海洋プラスチックでできたアクセサリーで、高知に行った時に出会ったhaibiさん。

刺繍作家でもある方なので、ひとつひとつのピアスの台紙も刺繍が施されていて可愛かったなぁ。

と、こんなふうに、これまでの相手との会話でちょっとだけ登場したキーワードや、相手のSNSの流れなんかを見ていて「きっと、今好きそう!」と思ったものなど、せっかく贈るなら、相手のことを「いつも思ってるよー」ということが伝わるものを詰め合わせたいものだなぁと常日頃思っています…。

(まぁ、それで自分でハードルを上げてなかなか詰めきれず贈れなかったりすることもあるので、そこはバランスで…。

「獲れたてピーナッツが売ってたから」くらいだってじゅうぶんなのです、というメッセージを伝えたくて上の写真ではピーナッツを散らしてあります…)

ちなみに、こちらはこの前娘と行った子どもの図書館で出会った、とっても可愛いイラストの本。



自分に買おうと思ったと同時に、3人も贈りたい人の顔が思い浮かんだので、帰り道、すぐに複数注文してしまいました。

本当はいつだって詰め合わせを作りたいけど、なかなかまとまった時間がとれないので、素敵なものに出会った時に、誰かと結びつけて買っておくのもおすすめです。

 

12月といえば、贈り物の盛り上がりは最高潮。

ハードルを上げすぎずも、色々な形で思いの伝わる時間になりますように。

引き続き素敵な12月を…!

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