こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。

6月のテーマは「興味をもっと、育てたい」。

みんなでSNS上で楽しむハッシュタグは #野心サイクル です。

こんな思いで、テーマを考えました。

それとともに、テーマに合わせてこんなことをしたい！というWISHLISTもNEXTWEEKEND編集部で月に3つ、考えています。

私はこのWISHLISTにもとづいて、毎月3本のコラムを書いています。

1本目は、「野心の種を集めたい」に合わせて、野心の種は探しに行かなくても目の前にあるよということについて、2本目の「小さな菜園を作りたい」に合わせてベランダをアップデートする方法について書きました。

3本目となる今回は「お気に入りレシピをシェア」したいについて。

ちなみに、この記事を読んでくださっている方の中でどれくらいの方がレシピカードというものを作っていますか？

今年で65歳になった私の母が、子育て真っ只中だった頃は、おそらくレシピカードの全盛期（？）

ネットなんてもちろんなかったので、テレビや雑誌はもちろんのこと、誰かの家で食べて教わったレシピなど、とにかく自分のメモがまるで秘伝の書と化していたようです。

こちらは、先日インスタでもアップしたものなのですが、母とのLINEでの会話。

突然昔食べたかぼちゃプリンが食べたくなり、レシピを聞いたところすぐにレシピカードの写真を送ってくれました。

（結構アバウトな感じではありますが…笑）

そしてできあがったのが、このプリン。

もちろん、ネットで探せばいくらでもプリンのレシピは出てくるのですが、今の私と同い年だった、当時の母が残しておいたものを作れることが、なんだか時代を超えた #野心サイクル で、より一層味わい深く感じたのでした。

そして「そうそう、この味！」と、思い出が同時に蘇って感動。

これは、厳密に言うと私の叔母が母にシェアしてくれたレシピですが、そんな風に、私の実家には母のレシピとともに「みどりちゃんのチーズケーキ」とか「ののちゃんの煮豚」とか、誰かにシェアしてもらったレシピもたっぷりアナログに保管されていました。

もちろん、都度ウェブで検索すれば済む時代だし、お気に入りレシピが保存できて、作ったレポートも書けるような便利なサイトはありますが、今一度自分のメニューに名前をつけて、そこに日付を入れ、誰かから教えてもらったレシピだって、「〜さんの○○」として名前をつけて書き出してみると、なんでも作れる魔法の書ができていくような楽しさがあったりします。

今月末に発売させていただく、私の新著「受けつぎごと。」には、母から受けついだレシピも春夏秋冬、シーンごとに載っていますが、この本で1番願っていることは、我が家の話を読んでいただきたいというよりは、読んでくださった方がそれぞれに「自分が小さな時に嬉しかったこと」「好きだった味」を思い出して、それを今の自分の人生で受けつぐきっかけになったら…！ということです。

そこで、発売を記念して「受けつぎごとノート」なるものを作りました。

データのダウンロードはこちらから

最近のお気に入りレシピを誰かにシェアしてみたり、誰かからシェアしてもらうようなきっかけになれば嬉しいです。

せっかくなので、かぼちゃプリンをレシピカードに書いてみました。

まだまだ梅雨も続きそうですが、梅や山椒だけでなく、いつかの自分や、大切な人のために何かを仕込む期間にできると楽しそう…！

そんな瞬間をSNSにアップすることがあれば、 #野心サイクル  のタグでも教えていただけたら嬉しいです。

引き続き素敵な6月になりますように！