NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。

6月のテーマは「興味をもっと、育てたい」。

みんなでSNS上で楽しむハッシュタグは #野心サイクル です。

こんな思いで、テーマを考えました。

向き合うことができた、というよりは
向き合わざるを得なかった日々。
優先順位、必要なもの、
気になること、苦手なこと。
今年の6月がどんな1ヶ月になるのかは
多くの人にとって想像はできないけれど、
なんとなく気づいたことを
忘れてしまうのはもったいない。
慎重に歩む日々の中でも、
小さな野心の種を大切に育てて、
誰かから受けた影響や刺激を
自分の栄養に変え、
そして、それがまた他の誰かに届くような、
ポジティブな循環が理想的。
そんな野心のサイクルを、心地よく回しながら
過ごせる6月になりますように。

それとともに、テーマに合わせて

こんなことをしたい!というWISHLISTも、NEXTWEEKEND編集部で月に3つ、考えています。

私はこのWISHLISTにもとづいて、毎月3本のコラムを書いています。

1本目は、「野心の種を集めたい」に合わせて、野心の種は探しに行かなくても目の前にあるよということについて記事を書きました。

今回は2本目の「小さな菜園を作りたい」に合わせて記事を書いてみたいと思います。

最近、ハーブ苗が売れているという話を聞きました。

自粛期間を経て、自ずと関心が家のことに向き、外食もままならなかった時期に、家でできる小さな菜園は、豊かさと楽しさを与えてくれて、それでいて、小学生の頃に育てた朝顔さながら、大人にだって少しの自己肯定感をくれるのかもしれません。

もともと自家菜園を沢山やってる方や、お庭があるような方にとっては当たり前かもしれませんが、ベランダ菜園が初めてという方にとっては、何から始めて良いのか分からないというのが本当のところ。

私自身も、5年間住んだ札幌では、近くで友人とシェアファームまでしていましたが、家を購入してフルリノベをした直後に夫の転勤が決まり、今暮らしている大阪の家に引っ越してきた時には「いつ離れるか分かんないし、もう家はいじりすぎずにそこにある暮らしを楽しもう…」なんて自分らしくもない決断をしてしまい、手付かずのまま1年が過ぎたところでした。

だけど、いつ離れるか分からないけど、逆を言うといつまでもいる可能性だってある!だったら、今目の前にある暮らしに向き合って理想を叶えよう…!とコロナを境に思い立ち、まずは1番蓋をしてしまっていたベランダに目を向けることにしました。

プランターの選び方、苗を植え替える方法、土の選び方などは、実際に苗を買う場所でちゃんと聞いた方が良いし、それぞれの種類によって方法も異なるので、この記事では菜園を作りたくなるような、簡単なベランダ作りについて書いてみたいと思います。

ベランダが好きになって生活の一部になると、まるでそこはリビングの延長。

部屋がぐっと広くなったような気持ちになるから不思議です。

 

ウッドデッキを敷いてみる

これは、この春にやってよかったなと思っていることランキングで1番かもしれません。

いちいち、靴を履いて出ていたコンクリートの、砂埃でざらっとしたベランダが、ともすれば裸足でそのまま飛びだせたり、なんならそこに寝転んだりしたくなるほどの空間になるのです…!

(清潔さがどれほど変わったかはさておき、気持ちの面で!)

ウッドデッキ、私はIKEAのルッネンという物をセット購入しました。

1セットに9ピース入っているので、自宅のベランダのサイズを測ってセットを購入します。


(これが9枚入ってます)

同じ大きさのベランダなのに、デッキを敷いただけで、朝起きたらここで伸びをして、夜寝る前はお茶を持ってお月見、週末はプールに入りながらランチを食べて、と、すっかり生活の一部になりました。

机と椅子を置いてみる


元々は、高さのあるウッドテーブルを使っていましたが、娘が小さく、万が一のことがあると怖いので、基本的にそれは畳んでおき、パスタみたいなものを食べる時だけ大人が組み立て、常時出しておくのはキャンプ用のLOGOSのものにしました。

(これは、LOGOSとstudioCLIPがコラボレーションした限定版)

食後のコーヒーだけ外に出てみたりと、家の中でも十分に気分転換できるのでおすすめです。

(ちなみにこんな風に、大人は大人テーブル、子どもは子どもテーブルで食べることも…)

ガーランドランプを巻いてみる

カフェなどで見かけることも増え、もはやかなり身近になったガーランドランプですが、身近になるということは、商品数が増えて、どれが良いのか見分けるのが難しくなるということでもあります。
(…のか?)

夜になったらスイッチを入れに行ったり、電源を探すのが嫌だったので、ソーラーで探すことにしました。

ソーラーパネルの部分を、使っていない植木鉢の土に挿すだけで、夜は勝手に点灯してくれるのでとっても楽。

私はamazonで見つけた5.5mのこちらと、IKEAの3mのものを使っています。

どちらも、家の中の照明が明るすぎると点かないことがあるのと、曇りだと全然パワーが溜まらないこと、それからIKEAのものは案の定組み立てがちょっと大変ではありましたが、優しく光ってくれるので満足しています。

料理が楽しくなるものを植える


(今週ベランダで収穫したものたち)


育てたい植物は人それぞれだと思いますが、私は俄然、料理が楽しくなるものを育てたいと思っています。

まずは毎日の料理に使える、定番系の、バジル、ミント、ローズマリー、タイム。

それから、ちょっと変わり種で、ボリジ、ソレル、ホオズキなども育ててみました。

私は、高知のまるふく農園さんと、蔵王のステップナッツさんで、今育てているものを伝えつつ「おまかせ」でお願いしました。

自分じゃなかなか選ばないだろうけど、おまかせにしたおかげで出会えて、本当に育ててよかったと思っているのは、赤軸ソレルとサラダバーネット。

料理に添えると、急に本格的に仕上がります。

(ギザギザした野草っぽのがサラダバーネットで、葉脈が赤いものが、文字通り赤軸ソレルです)


(ハーブを散らすだけで、なんでこんなにお皿が豊かになるんだろう…!)


(この青い花はボリジ)

(ワイルドストロベリーの葉っぱは、いちごを添える料理に合わせると抜群に可愛いです)

ちなみに、ハーブはどんどん伸びるので開花したらすぐに収穫しています。

イタリアンパセリのように茎がたくましいものは、濡らしたキッチンペーパーで茎を包みジップロックに、どこを包んでいいか分かりづらい、華奢なディルなどはトレイの上に、同じく濡らしたキッチンペーパーを敷き、ラップをかけて保管して使っています。

ベランダで過ごすきっかけになるものを置いてみる


うちのベランダは、幅は普通なのですが、おそらくちょっと長め。

1番端には夫のエアロバイクから始まり、菜園ブース、それからプールに、秘密基地がわりの娘のティピスペースがあります。

夫が毎日バイクを漕いでいるので、その間に娘がティピで本を読んだり、娘がプールに入っている間に、隣でコーヒーを飲んだりと、その場所でできることをいくつか用意しておくと、物理的にも心理的にも、ベランダがまさにリビングの延長になって、家がとても広くなったような気になります。

ちなみにプールはこちら

この写真をSNSにのせたところ「もっと本気で膨らますと虹が丸くなりますよ!」とコメントをもらい、夫に本気を出してもらったら、今ではすっかり虹がまんまるになりました(目が飛び出そうになったそうですが)。

と、今年の夏は例年のようにフェスやお祭りなどはなくなってしまいそうなので、少しでもベランダに向き合ってみるのはおすすめです。

私にとって、この大阪の家でのベランダは、これまで「わざわざ出る場所」でしたが、あらためて考えてみると、「わざわざ」という言葉は、楽しいことの実現に向けたひと手間なら許せるけど、その先に楽しいことが用意できていない場合は、それは単なる億劫なハードルにか過ぎなかったのです…。

気づけてよかった。

そろそろ梅雨入りも間近ですが、引き続き良い6月になりますように…!

叶った瞬間は #野心サイクル のタグをつけてSNSでお知らせいただけたら嬉しいです。

Share On