NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。

6月のテーマは「興味をもっと、育てたい」。

みんなでSNS上で楽しむハッシュタグは #野心サイクル です。

こんな思いで、テーマを考えました。

向き合うことができた、というよりは
向き合わざるを得なかった日々。
優先順位、必要なもの、
気になること、苦手なこと。
今年の6月がどんな1ヶ月になるのかは
多くの人にとって想像はできないけれど、
なんとなく気づいたことを
忘れてしまうのはもったいない。
慎重に歩む日々の中でも、
小さな野心の種を大切に育てて、
誰かから受けた影響や刺激を
自分の栄養に変え、
そして、それがまた他の誰かに届くような、
ポジティブな循環が理想的。
そんな野心のサイクルを、心地よく回しながら
過ごせる6月になりますように。

それとともに、テーマに合わせて

こんなことをしたい!というWISHLISTも、NEXTWEEKEND編集部で月に3つ、考えています。

私はこのWISHLISTに基づいて、毎月コラムを書いているのですが、今回は1つ目の「野心の種を集めたい」について書いてみたいと思います。

そもそも野心とは

まず、この記事でNEXTWEEKENDのことを初めて知ってくれたという方のためにも書いておきたいのですが、弊メディアでは頻繁に「野心」という言葉を使います。

だけどそれは、天下統一といった信長的なものを指すのではなく、誰の中にでもある「いつか、やりたいと思っていること」だったりします。

そして多くの人が「いつか」と言って胸のうちにしまいこんでしまうことは、ちゃんと向き合ってみると、案外次の週末にできちゃうようなことも多く、そんな誰かの「いつか」を「それ、次の週末にできるよ!」と後押ししたくNEXTWEEKENDでは #週末野心 だなんて呼んだりもしています。

(というか、これが弊メディアのアイデンティティ…!この造語の四字熟語みたいなハッシュタグも、気づけばインスタグラムでは15万件を超える投稿が集まっています)

野心の種はどこにある?

「いつか」と思っていることを次の週末に叶える方法は、いくらでもあると思うのですが、そもそも「いつか」と思うような、野心が見つからないという相談を受けることが多々あります。

私は、野心がない状態が1番もったいない…!と思っています。

今でこそ、突然のコロナ禍で未来がまったく読めなくなりましたが、ベースとしては100年時代と言われるような長寿の時代。

野心を持たずして歩き続けるには、あまりにも長い道のりなのです。

なんの役に立つかも分からないWISHLISTだって、自分の明日を楽しくしてくれるなら、十分なんです。

今日からできる、野心の種の集め方

それでも、自分にはやりたいことは1つもない、と思ってしまうような人にとって、いつも何かにときめいていて、楽しそうに毎日を過ごしている他人は、「いいなぁ、好きなものに囲まれていて…」と、少し眩しく見えるかもしれません。

だけどその眩しい誰かは、運良く好きなものが周りに集まってきているのではなく、好きと自覚したものに出会えたから、囲まれることができたんだと思うのです。

だからこそ…!まずは自分の好きなものを認識することが大切。

そしてその出会いは、今この瞬間も手のひらにあるスマホの中にだって、いくらでも広がっているんです。

ネットの情報、誰かのSNS、たまたま流れてきた動画、それらを「この人、暇なんだな」とか、「いいね、この人はお金があって」とか、自分とは違う世界の人、と思ってしまうと、それまでのもので終わってしまいます。

それを、「いいね!」と素直に拍手を送り、「じゃあ、自分の生活に取り入れるためには?」と向き合ってみた瞬間、今日自分の家でできること、この後送ろうとしていたLINEで活かせる言葉、あっという間に自分のチャンスに変わるのです。

そう、野心の種を見つけるためには考え方が9割…!(佐々木圭一さん著「伝え方が9割」のオマージュです)

同じ情報に触れて、同じ景色を見ていても、人によって真逆の感想があるのと同じで、何かを見た時に自分の生活をより良くするためのインプットとしてとらえることができれば、毎日が野心の種になるんだと思います。

野心の種を忘れないために

ヘルシーな考え方で、素敵なインプットができるようになったとはいえ、多忙で情報過多の毎日の中では、自分の野心を忘れてしまうことも多々あります。

そんな時こそ、すぐに撒く種、保管しておく種を、ちゃんと種別することが大切です。

デジタルな方法

私の場合、日頃インプットされる、やりたいこと、欲しいものなどの情報はInstagramの保存機能やPinterestにかなり細かくカテゴリー分けして入れていき、行きたいところはGoogleマップでもリスト化していたりします。

たまたま通りがかった道で「ん…!?この近くに行きたい店があったような…!」と自分のリストを確認したところ、見つけることができた器屋さんも、種別しておかなければ忘れていたはず。

未来の自分のために、毎日触るスマホの中に、取り出しやすいストック棚を作っておくことは何よりも大切です。

(Instagramの保存リストとグーグルマップを照らし合わせて、たまたま行けた器屋さん。

淡路島のHIRAMATSUGUMI 

アナログな方法

それと同時に手帳やカレンダーには具体的なスケジュールと照らし合わせて、今月のWISHLISTを絞り出すようにしています。

いつでもできると思っていると、予定に入れないまま忘れてしまいますが、たとえば6月の土日はあと何回?そこで自分と誰かの予定が合うところは?なんて紐解いていくと、何度もチャンスがあるわけではないことに気づきます。

(リビングの卓上に置くカレンダーには、毎月月初に家族でWISHLISTを出し合って書き込むことにしています)

と、そんな風にしながら1つでも自分の野心を叶えてみる。

そうすると「次はこうしてみようかな」という改善とともに新たな野心も生まれてきて、まずは自分の中から#野心サイクル が始まります。

なーんて、今回の記事テーマが、そもそものメディアアイデンティティだったばかりに、つらつらと書いてしまいましたが、野心の種を集めるために何よりも大切なのは、考え方。

便利な時代、情報や出会いはほとんどの人にとって十分すぎるほど揃っています。

それをどうとらえるかで、明日の行動が変わるはず。

合言葉は、「いいなぁ」ではなくて「じゃあ、自分の場合何ができる?」
「いつか」じゃなくて「次の週末」…!

まだまだ混沌とした6月ですが、誰かに刺激を受けるのでもよし、自分のアイデアが誰かの役に立つことを楽しむのでもよし、ぜひ #野心サイクル を回していけたらと思います

まだまだ始まったばかりの6月が、素敵な1ヶ月になりますように。

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