コラム「#コーヒーと小さな野心」では、GARTEN COFFEEバリスタ/コーヒーライフプランナーの井野麻美が、生活を彩るコーヒーの楽しみ方をお届けしています。

今回ご紹介するのは、メレンゲを使ったケーキ「パブロバ」のコーヒーアレンジです。

型も不要で手軽に作れるのも嬉しい「パブロバ」は、ニュージーランドの伝統的な焼き菓子。

お祝い事やクリスマス、仲間と集う特別な日に食べることが多いお菓子で、子どもから大人まで大人気です。

ニュージーランドにいた頃、各家庭に受け継がれたレシピがあるという印象でした。

シュワッとほどけるメレンゲ生地と、生クリーム、そして季節の果物をたっぷりのせて。

今回はコーヒー味のメレンゲにすることで、少し苦味の効いた大人なパブロバに仕上げました。

それでも「甘い」のがパブロバの特徴のひとつ。

元気がないとき、気分転換したいとき、ちょっと自分を甘やかしたいとき。

華やかな見た目と甘さで元気をくれる、そんなケーキです。

コーヒーパブロバ

材料

準備

・オーブンを140度で予熱する。
・コーンスターチをふるっておく。

作り方

1. 大きめのボウルに入れた卵白にインスタントコーヒーを加え、5分ほど馴染ませておく。

2. 砂糖を数回に分けて加え、電動ミキサーなどでしっかり泡立てる。

3. さらにコーンスターチを加え、つのが立つほどしっかりと泡立てる。
※艶が出るまでしっかり泡立てたらコーヒーメレンゲ完成！

4. クッキングシートを敷いた鉄板にコーヒーメレンゲをスプーンなどですくってのせ、15〜18cmの円型を作る。

5. 140度で予熱したオーブンで50分焼く。

6. 焼けたらドアを開けずに、40分オーブンの中に放置し冷ます。

7. 冷ましている間に生クリームを作る。
生クリームに砂糖を加え、電動ミキサーなどでしっかりホイップする。

8. 冷めたコーヒーメレンゲに生クリームを塗り、季節の果物をトッピングしたら完成！

ニュージーランドに暮らしていた時にホストファミリーが焼いてくれたパブロバがとっても美味しかった。
結婚式でも食べたほど私の思い出の味でもあります。

パブロバのいいところは、雑でOKなところ。

型もいらずにどーんと焼いて、生クリームをのせる。
季節の果物をざざっと飾ったら完成。

もうここは感性のまま、トッピングを楽しんでいただきたい！

ベリー系に合わせてこれからの季節はキウイフルーツ乗せがおすすめ。

彩りも美しいし、爽やかな酸味がアクセントになります。

旬のフルーツをたっぷりと。

ケーキの上に“季節の楽しみ“を乗せてみませんか。

コーヒーと一緒に召し上がれ。

Enjoy your COFFEE LIFE！
GARTEN COFFEE
バリスタ/コーヒーライフプランナー
井野麻美

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