NEXT WEEKEND DATE

「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。
3月からは、編集長の村上萌がコメントを担当しています。

いよいよ大型連休も直前となりました。

ステイホーム徹底な連休はどんな日々になるのだろう。

4月のNEXTWEEKENDの月間テーマは「この春出会うもの」。

SNS上で楽しむハッシュタグは #糧にします です。

コロナの状況下において、楽しそうにしているように見える人は、悲観していないわけでも何も考えていないわけでもなく、きっと現実にしっかり向き合って、少しでもこの非日常を糧にしたいと思っているから。

今回は、日本全国47都道府県の日常編集者ことWeekender編集部のメンバーと一緒に、こんな時だからこそ読みたい、観たい、「あの時のあれがあったから」と言えるような、本や映画との出会いを集めてみました。

本編

田口ランディさんによる母から娘に渡す、しあわせになるための言葉を集めた贈り物のような一冊。

個人的には「幸せになるためにノウハウはいらない。ありがとうって言えばいいの。友達がいてありがとう。今日も元気でありがとう。寝坊ができてありがとう。ありがとうがエンドレス。それが幸せってこと。」という言葉がとても好きです。

小さな幸せをしっかり認識して感謝ができれば幸せで、その気持ちを忘れなければ死ぬまで幸せでいれるんだ!と気付かせてくれた(まさに!)言葉の贈り物。
読み終えると優しい気持ちに包まれます。

(食いしん坊の管理栄養士 / 旦那さんと2人暮らし)

タイトルからして素敵ですね。

うちの親戚に、私がグラスを割って落ち込んでいても「きっとグラスは身代わりになってくれたのね、ありがとう!」と真っ先に言ってくれる、まさに「歩くありがとう」みたいな叔母がいます。

そんな気持ちで暮らせば、きっと同じものを見ていても、見える景色は全く違うんだろうな。

私にとって大きな節目の時にいただいた本です。
とても印象的なのは頻繁に出てくる「木は幸せでした」という言葉。与え続ける木の気持ちなんて全く分からなかった私ですが、母になった今、それも少しだけわかるかもと思うようになりました。読んだ時期や、人によって捉え方がまったく異なりそうな本です。

なかなか腑に落ちないことも多いのですが、気持ちが落ち着かない時にはまた引っ張り出してくると思います。

(米農家の嫁 /  姉妹のママ)

与えるって、最大の幸せなのかもしれないですよね。

歳を重ねるごとにそう感じます。

表紙もとても素敵。

「木は幸せでした」という描写で、以前、映画の「おおかみこどもの雨と雪」を観たのですが、可愛がって育てた息子が、最後おおかみになって、振り返りもせずに森の中に消えていく時に、お母さんがひとこと「まだ何もしてあげてないのに」と言ったセリフを思い出しました。

 

 

作者が世界中の友人を訪ねて1年間旅をした際のルポタージュ。

思春期をともに過ごした友人と、異国の地で、10年の時を経て再会する。
待ち合わせ場所で10年ぶりに会う相手を待つ場面は、こちらにも緊張感が伝わってきます。

国も環境も全く異なる友たちの人生を凝縮したような会話を読んでいると、まるで異次元の世界を高速で旅しているような気持ちになります。

(2歳差姉妹を子育て中のワーママ)

わぁ。素敵だなぁ。

今の時期だからこそ、旅の描写に触れたいし、異国の地での待ち合わせをする高揚感も味わいたい…!

旅の本、色々探してみよう。

プールサイドでの読書も最高ですね。

著者がフリーペーパーの「売ります」欄に広告を載せている人たちにインタビューをしていくノンフィクション。
人との生身の関わりが極端に減っている今、なんだか読み直したくなりました。

普通に生活していたら知り合うことがないような人たちの、それぞれの濃厚な人生や想いや個性。著者の率直で生々しい表現になんだか胸が苦しくなる程ですが、つい視野が狭くなりがちな今、様々な人のその背後にあるものへの想像力を忘れないようにしたいと改めて思わせてくれます。

(やんちゃな3歳女子を子育て中ワーママ)

すごく分かります…。

ちょっとした顔の動きとか、何かを譲ってくれる優しさとか、ゲラゲラ笑いあったり、もっというと相手の香りとか。

いくらツールが発展しても、やっぱりそこに繊細さはないんですよね。

綺麗に構成されたインタビュー記事もいいけど、対話を通してハッと気づくような出会い。

業務的なオンライン会議が続いたとしても、想像力だけは忘れないようにしたいですね。


胎内記憶や誕生記憶に関する、気軽に読める本です。
妊活期に出会い、産前産後~これまでの子育て期の節々で、何度も読み直しています。

タイミングも個性も、全てに意味がある。全然完璧じゃない私をママとして選んで来てくれた…なんと幸せなことか。
今ある親子の時間を、もっと大切にしたい、もっと優しい気持ちで子どもと向き合おう、自分にも自信を持とう…と思わせてくれる優しい本です。
(フードコーディネーター  / 2児の母)

子どもがある時、急に胎内記憶を話してくれる状況にものすごく憧れてます…笑!

噂によると親のリアクションを見て、次からは話を大きくしてしまう可能性もあるから、「生まれる前にどうしてたの?」という質問は、1回しか聞いてはいけないとかなんとか。

いずれにしても、どれだけ子どものいる生活が日常になったとしても、「よくここに来てくれたね」という気持ちは、毎日でも感じて伝えたいほど、尊いことですよね。

 

映画編

平和なムーミン谷に彗星が落ちてきて滅びるかもしれないという危機にさらされます。
そんな時マイペースなムーミンママは、いざ彗星が落ちるという時になっても、いつも通りクッキーやケーキを焼いて家族に振る舞っていました。 

刻一刻と命の危険にさらされているムーミンたちの状況が今のご時世に重なったのですが、どんな時も落ち着いて家族を考えているムーミンママのようにありたいなと思った作品でした。
(飲食店広報と離乳食アドバイザー  / 1児のママ)

えぇ!ムーミンってそういうテーマの映画なのですか…!?

正直ぬいぐるみとかでしか触れたことがなくて、ほとんどストーリーを把握していなかったのですが、やっぱりこれだけ全世界から愛されているんだから、深いテーマがあったり、様々な描写が隠れているんですね。

ムーミンママ、うちの母のようだ。このお話、観てみたい…!

 

当時お付き合いをしていた恋人との関係性に悩んでいた時にこの映画を見て、映画館を出る時、背中に羽が生えたかのように気持ちが軽くなっていた思い出があります。笑

主人公がNY市内のあらゆる場所で曲を収録していくシーンの爽快さといったら!
先が見えにくい今の時期、鬱々とした気分を晴らしてくれる作品です。
(2歳差姉妹を子育て中のワーママ)

今そういうの、とにかく観たい…!

映画館を出た後の、あの戻って来るのに時間がかかる感じの余韻って、いいですよね。

しかも背中に羽が生えた気持ちになれるなんて最高。

週末のリストに加えます…!


この映画を見て3回ヘルシンキ1人旅したくらい、影響を受けた映画です。
この映画の食堂も実在してほしいくらい素敵なのですが(ロケ地としては実在するけどおにぎりは置いてない…)、この映画をきっかけに知ったフィンランドの人々の暮らしに魅せられました。長い冬の長い夜を楽しみ尽くす人々。

暮らしをより楽しむようになったのはこの映画のおかげ。
おうち時間がひたすら続く日々ですが、おうち時間のプロであるフィンランドの人々のことを思い出して、私もとことん楽しみたいです。
(育休中のパート主婦  /  0歳男の子の母)

「かもめ食堂」の独特な空気は本当に印象に残りますよね。

私も初めて行ったヨーロッパがフィンランドだったのですが、当時18歳で、祖母と一緒に行って、あの時感じたこと、見たもの、触れたことがすごく自分の価値観のベースになった気がしています。

ロヴァニエミからヘルシンキに向かう寝台列車の中で手帳に何かを書いていたのですが、それが止まらなかったのをよく覚えているなぁ。

あぁ、行きたいなぁ。

 

タイトルはマリッジですが、結婚生活が破綻し離婚するまでの物語です。
笑えて泣けて、心が痛くなる映画でした。主人公の1人である夫が、バーで歌い上げるシーンがとても印象的。

人と深く関わることの愛しさや難しさ辛さが詰まっている映画です。
アカデミー賞助演女優賞を受賞したローラ・ダーンが熱弁するシーンも必見です!
(やんちゃな3歳女子を子育て中ワーママ)

そうなんですね。

コロナ離婚なんて言葉が囁かれる昨今、考えないようにするとか、向き合わないでいるよりは、結婚生活についてどう考えて、何が理想かを把握するのはすごく大事なことですよね。

あえて観たいなー。

でも一旦は1人で観たいなー笑。

みなさんの頭の中をおすそわけしてもらって、なんだかすっかり色々な経験をした気分。

家にいることが多い今だからこそ、作品の中だけでも沢山旅をしたり、誰かになりきってみたり、感情を動かしていきたいな。

みなさんのおすすめも #糧にします のタグで教えていただけたら嬉しいです。

良い連休になりますように!

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NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
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