NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

ここではこれを、“常美菜”と呼んでいます♩

今回は、おうちにいても初夏の気配を感じられる、白身魚とアスパラのバルサミコソテーをご紹介します。

白身魚とアスパラの
バルサミコソテー

これから春の食材に混ざり、初夏の食材も美味しくなる季節がやってきます。

おうちにいることが増えた今、旬の食材を使ってゆっくり料理をする時間をしみじみ味わうのもいいものです。

旬の食材は瑞々しくて味が濃く、栄養価も高いのが特徴。

今回はこれから旬を迎えるアスパラガスと白身魚を使ったソテーをご紹介します。

バルサミコ風味で、ちょっとビストロ気分！

【保存期間】冷蔵庫で約3日間
【所要時間】約15分

材料

作り方

1. 【A】を混ぜ合わせる。
魚の切り身は、塩をまぶして数分置き、出てきた余分な水分をキッチンペーペーでやさしく拭き取る。
（このひと手間で、仕上がりの生臭さを防ぐことができます。）

2. アスパラガスは、根元約2cmを切り落としてから、約5cm幅に切る。
玉ねぎは、皮を剥いて芯を除き薄くスライスする。
（太いアスパラガスの場合、穂先以外はさらに縦半分に切っておくと食べやすいです。）

3. フライパンを中火に熱し、オリーブオイルをひいて、玉ねぎが半透明になるまで炒める。

4.玉ねぎをフライパンのふちに寄せ、フライパンの中心部分に、魚の切り身を重ならないように並べる。

（ブリやサバのように、皮が分厚く血の気の多い魚のときは、臭みを消すために皮目から。
サワラやスズキのように、皮が薄い魚のときは、皮は気にせずそっと身を置いてソテーしてみてください。
皮なしの切り身でももちろんOKです。）

5. 魚の切り身に火が通ってきたらそっと裏返し、アスパラ、よく混ぜ合わせた【A】、あればセージの粉末を加える。
蓋をして、さらに数分蒸し焼きにすれば完成！

セージは魚介類と相性の良いハーブ。
粉末タイプが便利です。
なければタイムやジンジャーパウダー、パセリの粉末などで代用してもOK。

小さなお子様には、身をほぐしてからタレと一緒に白いごはんにのせてどんぶり風にすると食べやすいですよ。

お好みでレモンを絞っても。
レモンに豊富なビタミンCは、カルシウムの吸収をサポートしてくれます。

魚の切り身を食べやすい大きさに切れば、パスタやピザの具材にもなりますよ◎

保存の際は魚が重ならないように並べ、タレごと保存容器に入れて、粗熱が取れてから蓋をして冷蔵庫で保存してくださいね。

体の中からキレイメモ

アスパラガス

アスパラガスは、疲労回復効果の高い「アスパラギン酸」や、「ビタミンC」をはじめとした「ビタミン類」、「食物繊維」を豊富に含みます。
妊婦さんに特に必要とされる葉酸も。
疲れを溜め込まないためにも、上手に取り入れたい旬食材です。

玉ねぎ

玉ねぎに豊富な「硫化アリル」は、加熱することで甘み成分となる栄養素。
胃腸の粘膜の保護や、血流促進の働きが期待されています。

オリーブオイル

オリーブオイルには、細胞の老化を防ぎ、アンチエイジングを強力サポートする「ビタミンE」が豊富。
香り高いEXVオリーブオイルがおすすめです。

より健やかな毎日を送るためにも、栄養価の高い旬の食材を上手に取り入れて、免疫アップを狙いたい5月。

外出の自粛が続きますが、お天気の日はベランダに出てストレッチをしたり、近所の人通りが少ない道を散歩するなどして、リフレッシュしたいですね。

日に日に強まる紫外線ケアのためにも、旬食材を楽しみつつ、体の内側からキレイを磨きましょう！

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