コーヒーを一杯飲むために、たとえちょっと遠くても電車に飛び乗ってしまう。
そんなお店はありますか。
NEXTWEEKENDスタッフにとってそんなお店のひとつが、中野区野方にお店を構えるコーヒー屋さん「Daily Coffee Stand」です。
コーヒーを飲みながらゆっくりお店で過ごして帰る頃には、気持ちがちょっと軽くなる。
この空気をNEXTWEEKENDオフィスにもちょっとだけ持ってこれたらなあ…
そんな思いが叶い、4月15日開催のWeekend Festival で1日だけNEXTWEEKENDで出店してもらうことになりました。
この記事では、普段のお店の様子や、イベント当日販売予定のメニューについてご紹介します。
Weekend Festival はご参加の皆様に事前予約をしていただいています。
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Daily Coffee Standとは
野方の商店街の中でひときわ目をひく、白と木目を基調とした清潔感のあるコーヒーショップ。
お店の名前通り、毎日コーヒーや焼き菓子が楽しめるお店です。
一日どの時間帯もお客さんが次々に訪れる賑わいぶり。
屋根だけちょっとレトロな理由は、野方で生まれ育ったという店主 小川さんの祖父母の洋品店があった場所だからなのだとか。
明日も来たくなる、やさしいお店
コーヒーが美味しいという大前提を別として、ここのお店が好きな理由を一言で言うとすれば、「やさしいお店」だから。
ここにいると一日中、本当にいろんな人が来ます。
近所に住むおばあちゃんから、部活帰りの学生たち、小さな子連れのお母さんまで。
「どこ産の豆とかブランドがどうこうって難しく構えるのはこの店ではしなくていいと思ってて。野方でやるなら、誰でも日常的に立ち寄れる場所にしたかった。」
店主である小川さんのその言葉通り、どんな人にも垣根のないお店です。
それから、常連さんだとしても今日初めて来た人だとしても、このお店はいい意味で「平熱」。
店主の小川さんは、常連さんだとしても挨拶のみにして、話しかけられるまでは自分から話しかけないということを密かにルールにしているのだとか。
だから決して大きくはない店内で、店主ともお客さん同士も距離が近いのに、みんな素の自分でいるような雰囲気でくつろげるのかもしれません(先日訪れた時は、読書や手芸に熱中している方も)。
仲良くなりすぎた店って、店主と楽しく話さなきゃいけないことが時々ちょっと窮屈に感じたり、
逆にはじめて行くお店では、常連さんだけ特別扱いされてて萎縮してしまったりすること、ありますよね。
はじめてでも何度来ても変わらない空気があって、そっとしておいてくれてるけど、「シロップは1個半でいいですか」なんて好きな味もちゃんと知っててくれてる安心感。
そういうみんなに公平なお店って、やさしくて心地いいなあと思います。
ちなみにメニューの中になぜかサイダーがある理由を聞いたら、
「子供に100円で出せるものがなんかないかなって思って。」
やさしい。
カウンターに小さな置物が増えましたね、なんて言ったら、
「忘れ物、ここに置いておいたらいつか気付いてもらえるかもしれないでしょ。」
やさしい…!
今日はじめて来たというお客さんが、帰るころに「また明日!」ってお店を出て行く理由が分かるような、素敵なお店です。
美味しいコーヒーと焼き菓子、時々バナナジュース
前置きが長くなりましたが、もちろん、コーヒーもラテも焼き菓子も全部美味しいです。
4月15日のイベントでは、豆が選べるコーヒーのハンドドリップ販売のほか、豆乳で焼いたやさしい味のマフィンや、特製バナナジュースもお楽しみいただけます。
豆の販売もあるので、気になった味のコーヒーはぜひおうちでも楽しんでみてくださいね。
Weekend Festivalでは、こんなふうに次の週末を豊かにしてくれるお店が集合する「Weekend Marche」のほか、ワークショップやトークショーなど、一日かけてお楽しみいただけるイベントを企画しています。
この機会にぜひお越しいただけると嬉しいです。
Weekend Festival 各種チケット
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