NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「起きるのが楽しみになる、旅するスープ」。
日本全国を飛び回りながら、食のプランナーとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト千里さんが、週末の朝が待ち遠しくなるようなスープレシピをお届けしていきます。
各地の旬の食材もご紹介するので、旅気分も味わってみてくださいね。
さて、今回の旅先は、和歌山県。
和歌山県の有田地域はみかんの生産が盛んで、地域中でみかんがなっている様子が見られます。
そんなみかんが真っ盛りの先日、和歌山県の善兵衛農園さんを訪れてきました。
みかんの美味しさに感動すると共に、みかんが可愛くて、皮まで丸ごと食べたい!と思い今回のレシピが生まれました。
今回は、年末年始ちょっとお疲れ気味のときにおすすめの、参鶏湯風のお粥をご紹介します。
みかんの皮で作る自家製陳皮がいいアクセントになりますよ。
ぜひ、みかんを食べた後に作ってみてください。
みかんの皮の参鶏湯風お粥
材料(2人前)
・みかんの皮…1個分
・にんにく…2片
・しょうが…1片
・長ねぎ…1本分
・水…600ml
・ごま油…適量【A】
・手羽元…4本
・米…100g
・昆布…1枚
・黒胡椒(粒)…10粒
・塩…小さじ1/2
・日本酒…大さじ1
作り方(調理時間:40分)
1.みかんの皮をぬるま湯で洗い、半日ほど天日干しにする。
(天日干しが難しい場合は、100℃前後のオーブンに30分ほどかけてもOKです)
乾かしたら、飾り用に一部を千切りにする。
その他は適当な大きさに切る。
2.にんにくの皮を剥き、包丁の腹で潰す。
しょうがは皮付きのまま薄切りにする。
長ネギの白いところは白髪ネギにし、青い部分は鍋に入る適当な大きさに切る。
3.鍋にみかんの皮(飾り用以外)、水500ml、にんにく、しょうが、長ネギの青い部分、【A】を入れて20分ほど煮込む。
水100mlを追加し、沸騰したら塩で味を整える。
4.長ネギの青い部分とみかんの皮を取り出してから、器に盛る。
白髪ネギと飾り用のみかんの皮を散らし、ごま油を垂らして完成!
年末年始は楽しいイベントがたくさんある反面、胃腸の疲れや身体のだるさを感じることもありますよね。
「今日は身体に優しいものを食べたいな」という時に、ぜひ作ってみてください。
優しい味わいとみかんの香りに、きっと癒されますよ。
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