NEXT WEEKEND DATE

こんにちは!

ガルテンCCO・営業担当のあやのです。

先月子どもたち2人の誕生日を迎え、4歳と2歳になりました。

バトンをくれた尚子大先輩からも「4歳2歳、やばいで」と言われていましたし、週末に精魂尽き果てたまま月曜を迎える最近の状況からも、2歳差育児においてなかなかハードなフェーズであることは間違いなさそうですが、同時に日々の「可愛い」も爆発しているような気がします。

以前の日記で綴った通り、しっかりコミュニケーションが取れることが喜びに直結する私。

文字が読めたり“自分なりに考えた質問”をしてくれるようになった長男との時間も、全然何言ってるかわかんないと思いきや「もうちょっとお水飲む?」→「だいじょぶよー」と突然それっぽく喋ったりする次男との時間も、残したいことだらけで五感が忙しい日々を過ごしています。

512GBあるiPhoneもあと20%しか余白がないようで、この先どうすればいいんだろうか…。

さて、今回のテーマは「旅」。

ちょうど10月に、コロナ明け初の海外旅行でシンガポールに行ってきました。

(マーライオンは工事中で見れず。笑)

子どもの頃に行ったことがある場所って、その後の人生の中でもだいぶ親近感を持てたりしませんか?精神的な距離が近くなるというか。

私にとってシンガポールはまさにその一つで、幼少期に連れて行ってもらった場所として印象が強く、大学生になって初めて友人と2人で海外旅行したのも、10年以上前にもう家族4人で旅行することなんてないかもね、と父母私弟で行ったのもシンガポールでした。(そして本当にそれが最後になってるなあ…)

そういう存在としての海外が、小さな島国で生きる自分の心を外向きにしてくれる一つの要素だと思うと、そういうものは子どもにも作ってあげたい気持ちがあったので、コロナが明けてすぐ夫に「海外行こう!」と提案しました。

今回子連れで行くにあたり「なんでシンガポールにしたの?」とたくさん聞いてもらったのですが、上に記載したようなこれまでの経緯のほかにも、ポジティブだった要素はこんな感じです。

・時差がほぼない(1時間)
・飛行機7時間、ギリギリ耐えられそう(笑)
・とても清潔な国なので色々安心
・街が整っていてベビーカーでも過ごしやすそう
・南国が好き(服も最小限で済む)
・友人が何人も住んでいる
・夫にとっても思い出の地だった

せっかく行くならと7泊9日のロングステイにしたのですが、高すぎる物価にも次第に驚かなくなり(笑)家族で、とても濃くて楽しい時間を過ごせました。

今回の旅で気づいた色々を、自分の備忘録も兼ねてまとめたいと思います。

子どもに与えたい、旅の作り方・考え方

1. 誰かと過ごす時間を大切にする
2. 決めすぎず、余白をつくる
3. ちゃんと残す

 

誰かと過ごす時間を大切にする

旅は基本的に、日常のルーティンから離れて非日常を体験し、刺激を受け、新しい視点を得たりすることに意味があると思うのですが、それは何も有名な建造物を見に行ったり珍しいものを食べたりすることだけではなく、「いつも一緒にいる人と、いつも以上の時間を過ごす」ことからも十分たくさん得られるんだなあ、というのが今回の旅の一番の気づきでした。

普段フルタイムで働き、子どもたちも目一杯保育園に行ってもらっているので、1週間毎日3食を共にするということだけでも非日常なわけで。

一緒に新しい体験をしながら、共通の思い出に変えていく流れはとても尊く、日常のバランスとはまた違うところで、家族の時間を噛み締めることができました。

そういう時間を大切にするために、これからも家族で旅をしたいな、と思いました。

また今回、現地にいる友人たちにも会う時間を持てた中で、今まで以上に「一期一会」をより強く意識するきっかけになりました。

次いつ会えるかわからないというのもそうですし、忙しい中自分たちのために時間を割いてくれたことへの感謝。

この萌さんの記事の最後にも書かれていますが、子どもたちには、誰かと楽しく過ごせる時間がいい意味で当たり前でないということはちゃんと伝えていきたいし、旅はその機会になるな、と改めて感じました。

 

決めすぎず、余白をつくる

子どもが生まれるまでの旅は「どこに行くか・何を食べるか」がメインだった気がするのですが、今回、子連れで海外にロングステイするにあたり、自分の意識が「このメンバーで、どう過ごすか」にシフトしているのを感じました。

そうなると、子どもたちの年齢的にもあまり予定を決め込まずにいた方がいいな、と思いあまり旅程を作らずに臨んだのですが、これがまあ良かった。(シンガポールがコンパクトな国だということもありますが)

例えば、ホテルのプールはおまけくらいにしか考えていなかったのに、長男がめちゃくちゃ入りたがってほぼ毎日通うことになったり。(結局お金のかかる大型プール施設には行かずに済んだ…)

疲れが出て後半私が体調を崩したけど、何かをキャンセルすることなく過ごせたり。

わずかながら夫と2人でホテルのバーやカジノを楽しむ時間を持てたのですが、それも事前に決めていたわけでなかったのでラッキー感(?)が増して良かったなあと。

旅に予定調和はないので、決めたことがうまくいかないフラストレーションを抱えるより、少しのゆとりを持って、余白をどう埋めるかを家族で楽しんでいきたいと思いました。(家族を持つ前の自分は、どちらかというとタスクこなし型で予定が変わることを恐れていたので、個人的にすごい変化。)

そして何より、せっかく行ってもいつ誰が体調を崩すかわからない(人数が増えてより一層)ので、当面渾身の旅行はロングステイに限るなあとも痛感…。頑張って働きます。(笑)

 

ちゃんと残す

今回の旅、途中まで夫の両親も一緒に過ごすことができました。

夫にとってもシンガポールは家族で旅した思い出の地だったらしく、ちょうどお父さんのご退職やお母さんの誕生日が重なるタイミングだったこともあり「せっかくなら親孝行したい」という夫の意向だったのですが、普段離れて暮らす2人と濃密な時間を過ごせて本当にいい機会になりました。(このフェーズ、大人の手が多いことにも感謝… 祖父母の巻き込み、おすすめです)

きっと写真はたくさん撮るけれど、それだけじゃなく2人と行った記憶をちゃんと残したいなと思い、KAZOKUGOTO NOTEを1ページだけ持っていって「孫たちに一言ずつメッセージが欲しい」とお願いしました。

2人の目線・言葉で書かれた子どもたちへのメッセージの横に、帰国後写真を貼り付ければそれだけで宝物に。

今回の旅が子どもたちの記憶にどれだけ残るかわからないけれど、ここに残った事実や2人からの愛は揺るがないものだし、きっと見返したときにお守りのように自信をくれるはず。

こうして「残す」工夫は、これからも些細でも惜しまないようにしたいと思っています。

長男初めての海外渡航のチケットや、現地で買い物した何気ないレシートも、パスポートケースや箱の中にしまっておくだけだとそれまでですが、KAZOKUGOTO NOTEに貼れば何度でも見返せる旅の思い出になるので、とてもおすすめです。

 

番外編:SNSで聞いた、「子連れ旅にあるといいもの」

渡星前にInstagramのストーリーズで質問させてもらったところ、先輩方からたくさんの助言をいただいたのでここでシェアさせてもらいますね。

・膨らますタイプのフットレスト(飛行機の座席と前の席の間を埋めるもの)
・足元がフルフラットになる席がある飛行機だと良い
・機内で遊べるシールブックなど、小出しにできるおもちゃ
・子ども用カトラリー
・タブレット、子ども用ヘッドホン
・ウエットティッシュ(大人も子どももあると便利)
・かかりつけ医に旅行することを伝え、1週間分くらいの薬を一式もらっておく
・酔い止め
・レトルトやふりかけ
・子どもが安心できるもの(慣れているブランケットなど)
・体力・精神力(笑)

「膨らますタイプのフットレスト」は弊社のやすよちゃんが貸してくれまして、本当に助かった…!

あれがないと飛行機でどうしたらいいか全くわからない。完全に必需品です。

薬をもらっておくことや、酔い止めも自分の頭になかったのですが、確かに海外のタクシーやGrabはなかなかにおいがきついことも多く、親の安心材料的にも持って行けて良かったものです。

尚子さんが教えてくれたウエットティッシュも、元の予定より多めに持っていきましたが日本での生活以上にめちゃめちゃ使ったのでさすが先輩の助言…と感動しました。

ご協力くださった方々、ありがとうございました!

 

さて、お次はともちゃん。

我が家も何度もお世話になっているけど、那須に移住して、いろんな人がともちゃん家族に会いに旅しに来るという、東京時代にはなかったことがきっと起きているよね!

そんな経験から見ている景色なのか、これから家族でしたい旅なのか。

ともちゃんの今の視点を楽しみにしています!

 

Illustration:Chiharu Nikaido
Editor : ふじのあやこ

Share On