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こんにちは、CCOのあやのです。

我が家の息子たちはそれぞれ、3歳半と1歳半になりました。

この日記の順番が回ってくるたびバズっている 男の子育児の大先輩・尚子さんによりますと「4歳・2歳やばいで」とのことだったので、その時まではまだ少し猶予があるはずなのですが… すでに毎週末、息切れ状態の我が家。休日が、全然休みじゃない…。

今年のGWは長めに帰省して家族で過ごしたのですが、体育会系で育った夫も「あれ、GWって毎年こんなにしんどかったっけ…?」とぼやくほど、2歳差育児がハードモードに突入している模様。

真剣に体力をつけねば、と思うのですが、何かおすすめの運動はありますかね…。

最近の次男は、やることなすこと全部長男の真似っこ。

その様子は親から見るととても可愛らしいのですが、四六時中ついてこられておもちゃを奪い取られたり、要求を飲まないと横で叫んだり殴られたりする長男はなかなかストレスが溜まるようで…。

少しでも気持ちを上げてもらうために、長男のことを「よっ、カリスマ」と呼んでみたりしている今日この頃です。(笑)

 

さて、今回のテーマは「子育て前から変わったことと変わらないこと」。

これに関して、前回のあさみさんの記事にあった一文に非常に共感していまして。

子どもたちの成長とともに“変わる・変わらない”というのは、何も大きな変化が起こるわけではなく、“どう対応したか”だと思います。

経験の分だけ使えるカードが増えていき、自分の選択が変わってくる。

そういう意味での変化がある一方で、変わらないこと、つまり「私はこういう人間です」的な部分にもめちゃくちゃ磨きがかかってくる感覚があります。

まだまだ母歴3年半ですが、私のケース、を綴ってみたいと思います。

子育て前から変わったことと変わらないこと

1. 「子育てに向いてないかも」と悩んだ、新生児期
2. 1歳半、意思疎通ができる喜びと気づいた自分自身の核
3. なぜか飲めるようになったお酒と、これからの楽しみ

 

「子育てに向いてないかも」と悩んだ、新生児期

タイトルの通り。

長男を産んで、自宅に戻り、徐々に赤子との生活が日常になっていく過程で、「わたし、子育てに向いてないのかも」と思うようになりました。

生まれたその瞬間から今日まで、息子たちはひたすらに可愛く愛しく、道を歩いていて突然トラックが突っ込んでくることがあったら躊躇わず自分が盾になろうと思えるくらい大切な存在。

毎日少しずつ大きくなり、腕に感じる重みが増し、できることが増えていく様子にはたくさん幸せをもらってきました。

ただ、「今の生活が楽しいか?」と聞かれると、分からなかった。

子を授かり、無事に生まれてくるだけで奇跡なのに。

めちゃくちゃ可愛いし、幸せだけれど、ふにゃふにゃで尊い新生児との日々を「楽しい」と表現できないことに、なんとも言えない罪悪感がありました。

とても残念だけど、自分は子育てに向いてないのかも…。

母や夫に話すと「子育てに向き不向きなんてないよ」と励ましてくれましたが。

幸せな日々に満足しきれず、どうしても「世話をしている」と思ってしまう自分と、子を産むまで漠然と抱いていた「立派なお母さん像」とのギャップに、静かに戸惑いながら過ごしていました。

 

1歳半、意思疎通ができる喜びと気づいた自分自身の核

何てことない超日常なのだけど、思い出すと不思議な高揚感に包まれる…
そんな瞬間が訪れたのは、長男が1歳半のときでした。

ある日、保育園から帰宅して夕飯の時間。

定位置に座った息子にごはんを出すと、自分でスプーンを使いこぼしながらも口に運び、「美味しい?」と聞くと「おいち」とにっこり。

ほしいものには手を伸ばし、いらないものは首を横に振る。

「いっぱい食べてえらいね」と言えば嬉しそうに笑う。

何もできなかった赤ちゃんが、歩けるようになり、少しずつ言葉も話せるようになって。

そんな毎日の変化はもちろん噛み締めていたけれど、何気ない夕飯の時間にふと、1歳半の彼の状態をかたまりで感じることができたとき、「ああ、楽しい!わたしはこの日のために今日まで頑張ってきたんだ…!」と、喜びに満ち溢れたことを覚えています。

「世話をしている」のではなく、「一緒に暮らしている」という感覚。

私はただ、この子とコミュニケーションがしたかったんだ。

それが難しい時期に満たされない部分があっただけで、「子育てに向いてない」なんて大きな表現では感情の輪郭が捉えられなかっただけなんだ…と、気づけた瞬間でした。

そうすると、同時に自分自身のあらゆる面に納得がいくようにもなりました。

通っている習い事で、親しい友人がいなくなると続かなかったこと。
学生時代、暇な休日がないくらい、人と会う予定で埋め尽くされていたこと。
「恋愛体質」と言われるタイプだったこと。(笑)
大好きなカラオケも外食も、一人より誰かと行きたいこと。
営業という仕事が、10年続いていること。
ライブ配信もラジオ収録も、ただただ楽しいこと。

私にとって「コミュニケーション」は、人生の喜び、楽しみに直結するとても大切なもの。

玉ねぎの皮を剥きまくって、つるつるぴかぴかの芯に出会ったような感覚です。(笑)

ゼロヒャクではなく、気持ちや状態を細分化してみること。
そして、自分にとってなくてはならない要素をちゃんと知っておくこと。

その大事さを教えてくれたのは、1歳半の息子たちでした。(今、次男がまさに1歳半。長男の時と同じように、喜びを噛み締めています!)

 

なぜか飲めるようになったお酒と、これからの楽しみ

冒頭に書いたように、本質的に変わったというよりもカードが増えたという意味での変化が多い中で、唯一(?)これは変わったと言えることは、次男を産んでからお酒が飲めるようになったことです。

(自分で言うのもなんですが)見た目は酒豪なのに、実態はカシスグレープフルーツだったあの頃を知る友人たちは、最近のわたしがビールやワインを注文する姿にさぞ驚くことでしょう。(笑)

なんで飲めるようになったのか、はよくわかりません。

多少なり体質が変わったのかもしれないし、疲れやストレスからくる精神的なもので、シンプルに「欲しているから」かもしれません。

ただこの変化のおかげで、私にとって大切な「人とのコミュニケーションの時間」が、これまで以上に楽しいものになりました。

互いに仕事が忙しい夫と、「今日は晩酌しようね」を目標に、寝かしつけから這い上がれることも少しずつ増えました。

「いつか子どもたちとお酒が飲みたい」とか、そんな日が来たら泣いちゃうという気持ちにはあまり共感できなかった人生でしたが、自分自身が飲めるようになると180度変わりますね。(笑)

30代も半ばに突入して、新しい趣味?ができてとっても嬉しい今日この頃。

ほどほどに嗜みながら、バランスをとって楽しく進んでいきたいなと思います。

いつか、この日記を回しているメンバーと、読者さんとみんなで、乾杯したいなー!!

 

さて、次にバトンを渡すのは、でわさん。

最近会ってないけど、元気ですかー?

気づけばもう出会って7年(!)お互いのライフステージの変化も見届け合ってきたけれど、でわさんにはまた新しい変化が訪れそうだね。

今感じていること、見ている景色、どんなふうに綴られるのか楽しみです◎

 

 

Illustration:Chiharu Nikaido
Editor : ふじのあやこ

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