NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「起きるのが楽しみになる、旅するスープ」。
日本全国を飛び回りながら、食のプランナーとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニストちさとさんが、週末の朝が待ち遠しくなるようなスープレシピをお届けしていきます。
各地の旬の食材もご紹介するので、旅気分も味わってみてくださいね。
さて、今回の旅先は、北海道。
北海道といえば魚介にお肉、たっぷりの野菜、乳製品など言わずと知れた美味しいものの宝庫ですね。
今回は北海道の広大な自然の中で育った牛を使ったスープと、今が旬のとうもろこしを使ったご飯をご紹介します。
どちらも簡単にできながら、少し特別感のある組み合わせなので、夏休みに人が集まる時などにもおすすめです。
牛肉と白菜のお漬物のスープ
今回ご紹介するスープは、台湾で人気の鍋料理「酸菜白肉鍋(スヮンツァイバイローグォ)」からアイデアを得たレシピです。
スープに使う白菜の漬物は、買ってから少し時間が経ち、酸味の増したものがおすすめ。
ちょっと漬かりすぎた白菜の酸味と旨味、肉の出汁で、味わい深い美味しさになります。
材料(2人前)
・白菜の漬物…100g
・小ネギ…2本
・韓国海苔…1パック(6枚)
・醤油…大さじ2
・水…500ml
・ごま油…大さじ1
作り方(調理時間:10分)
1.小ネギを小口切りにする。
2.鍋に水を入れて沸騰させる。
牛バラ肉をしゃぶしゃぶし、一旦バットに取り出す。
(牛肉は加熱しすぎると固くなるので、一度取り出すのがポイントです。)
3.白菜の漬物、醤油、ごま油を入れて一煮立ちしたら牛肉を戻す。
4.器に盛り、小ネギと韓国海苔を散らして完成!
スープのお供:
とうもろこしとミントの混ぜ込みご飯
とうもろこしを、みんな大好きな甘辛く炒めて、バターを絡めたご飯のレシピです。
白胡椒とミントを加えると、子どもウケ抜群の馴染みの味が一変!
少しのトッピングで、大人も大満足なアジアン風になる、活用しやすいメニューです。
材料(2人前)
・米…2合
・とうもろこし…1本
・ミント…10g
・オイスターソース…大さじ2
・米油…大さじ1/2
・バター…10g
・塩…小さじ1/2
・白胡椒…適量
作り方(調理時間:60分 ※炊飯時間を含む)
1.とうもろこしの皮を剥き、半分に切る。
実を芯から外す。
2.米を洗い、2合炊くときの規定の量の水(分量外)と塩、とうもろこしの芯を加えて炊飯する。
3.フライパンに米油を入れ、とうもろこしがこんがりするまで炒める。
オイスターソースとバターを入れ、香ばしい香りがしたら火を止める。
4.炊けたご飯に【3】と白胡椒を加え、よく混ぜる。
5.器に盛り付け、ミントを散らせば完成!
いよいよ夏真っ盛り!
少し酸味のあるスープと、甘辛いご飯にミントの爽快感。
ほてった身体に元気を注入するようなレシピができました。
旬を逃さずに、ぜひ楽しんでみてくださいね。
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