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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

真夏は料理をするのも億劫になりがち。年々暑くなっていますよね…。

そこで今回は、暑い日に嬉しいチャチャっと5分で作れる、夏バテ予防レシピをご紹介します。

さっぱりとした味わい、シャキッとした食感は、夏の食卓の箸休めにぴったり。

「今年は梅仕事で梅干しを手作りしたよ~!」という方は、是非自家製梅干を使用してみては?

食材で季節が繋がっていく楽しさも味わえますよ。

今月のキレイメモ
~3食材のトリプル効果で夏バテ予防~

・きゅうりの豊富な水分で火照った体をクールダウン。カリウムにはむくみ予防をサポートする働きも。

・もずくには、食物繊維や不足しがちなミネラル類が豊富です。

・梅干しに含まれるクエン酸は、疲労回復効果が期待されています。

 

きゅうりともずくの梅酢和え

 

材料

・きゅうり…2本
・市販の三杯酢または黒酢味のもずく…2パック(約150g)
・梅干し…大きめ1個(お好みで調整)
・お酢…適宜(お好みで調整して加える)

※薄切りにしたちくわ、ほぐしたカニかま、刻んだ青じそなどを加えてもおいしいです。具沢山にすれば栄養価もアップ!

※味付けされていないもずくの場合は、お好みの分量で三杯酢や酢醤油を作って加えてください。

 

作り方

【所要時間】約5〜7分
【保存期間】ラップや蓋をして、冷蔵庫で約2日間保存可能

1. きゅうりのヘタを切り落とし、縦半分に切ったら種部分をそぎ取ります。その後斜め薄きりにします。

2. 梅干しは種を除き、梅肉を軽く叩いてほぐします。

3. 保存容器にきゅうり・梅干し・市販の味付けもずく(タレごと)を加え、よく和えれば完成!

お好みのお酢(米酢や黒酢がおすすめ)を少量(味をみながらお好みで)加えて酸味を足せば、よりさっぱりとした味わいを楽しめます。

▼きゅうりを使ったレシピはこちらもおすすめ!きゅうりの下処理のご参考に。

【常備菜ならぬ、“常美菜”!】お酒が進む、爽やかおつまみ。きゅうりとカニカマの柑橘マリネ

 

Point

今回は、きゅうりの水分も取り入れたいので、塩を振る工程はあえて省いています。

代わりに保存性・殺菌性の高い「酢」を加えたり、梅干しで塩分を足して保存性を高めました。

▼梅干しを使ったレシピはこちらもおすすめ!

【常備菜ならぬ、“常美菜”!】梅雨の疲れを吹き飛ばす。長芋としらすのさっぱり梅ポン酢和え

 

同時に2品仕込んでおけば、真夏食卓にぴったりな副菜として役立ちます。

真夏は「頑張りすぎない料理」を味方につけることも大切です。

真夏のクールダウン、疲労回復に嬉しいお手軽な一品、是非お試しください。

心身ともに健やかに、残りの夏も楽しみましょう!

 

<参考文献>
・「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(上西一弘)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
・「きれいな人の老けない食べ方」(SBクリエイティブ)

<参考サイト>
食品成分データベース

 

Editor:Tomomi Watanabe, ふじのあやこ

 

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