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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「起きるのが楽しみになる、旅するスープ」。
日本全国を飛び回りながら、食のプランナーとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニストちさとさんが、週末の朝が待ち遠しくなるようなスープレシピをお届けしていきます。
各地の旬の食材もご紹介するので、旅気分も味わってみてくださいね。

今回の旅先は、高知県

高知県は「お酒の国」とも言われていて、人が集まって盃を交わす習慣があったり、お酒を使ったお座敷遊びがあったりするのだそう。

もちろん、そのアテになる食材も豊富…!

美味しいものの宝庫です。

今回は、そんな高知県の「オクラ」と「鰹」を使ったレシピをご紹介します。

初夏の食卓が、楽しいものになりますように!

 

オクラの酸辣湯

酸味と辛味のきいた酸辣湯(サンラータン)。
実は、おうちにある材料で気軽に作ることができます。

材料(2人前)

オクラ…5本
長ネギ…1/3本
豆腐…小1パック(150g程度)
ロースハム…3枚
卵…2個
水…300ml
水溶き片栗粉…片栗粉小さじ2、水小さじ2で作る
黒酢(なければ普通のお酢)…大さじ1
ラー油…お好みで
ブラックペッパー…お好みで

【A】
鶏ガラスープの素…大さじ1/2
薄口醤油…大さじ1/2
みりん…大さじ1/2

作り方(調理時間:15分)

1.オクラを板ずりした後、乱切りにする。

2.長ネギをみじん切りにする。

3.ロースハムを千切りにする。

4.鍋に水300mlと【A】を入れ、沸騰させる。
豆腐をスプーンですくい入れる。

5.切ったオクラとロースハム、長ネギを加え、水溶き片栗粉を回し入れる。
とろみがついたら卵を溶いて回し入れ、仕上げに黒酢を加える。
味見をして、塩や水(分量外)でお好みの加減に調整する。

6.器に盛り、お好みでラー油やブラックペッパーをかけたら完成。

意外とふところの深い酸辣湯!

オクラでなくても、冷蔵庫に残っている野菜で試してみてください。
青菜やきのこを入れてもおいしいです。

 

スープのお供:
鰹のナンプラーなめろうごはん

今が旬の鰹のアレンジ。
ナンプラーで作る、アジア風のなめろうをのせたごはんです。

材料(2人前)

鰹…50g
長ネギ…大さじ2(みじん切りにしたときの量)
青じそ…2~3枚
ナンプラー…小さじ1
醤油…小さじ1
レモン汁…小さじ2
砂糖…小さじ1/4
すりごま…小さじ1/2
ごま油…小さじ1
ごはん…お好みの量

作り方(調理時間:10分)

1.長ネギと青じそをみじん切りにする。

2.鰹を0.5cm程度の角切りにする。

3.【1】、【2】と残りの材料を全て混ぜ合わせ、熱々のごはんにのせたら完成!

鰹以外のお魚でもできるので、アレンジも楽しんでみてくださいね。

今回のメニューは、暑さと湿気を吹き飛ばせるような酸辣湯と、アジアンな風味のなめろうごはんでした。

「お酒の国」の陽気な雰囲気に思いを馳せながら、来る夏を楽しみに、梅雨のじめじめした時期を乗り越えたいものです。

どちらもシンプルなレシピなので、ぜひ試してみてください!

 

※鰹には、アニサキスが寄生している場合があります。
-20℃で24時間以上冷凍するのが、アニサキスによる食中毒予防に効果があると言われているので、冷凍後販売されているものを使用するか、生の場合は一度冷凍庫で保管してから解凍して使用することを推奨します。

 

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