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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

2022年もいよいよ大詰め!

気温がぐっと下がり、何かと気忙しくなるこの時期は体の冷えや疲労が気になりますね。

そこで今回は、体を芯から温めて栄養をしっかり補給できる上、手軽に作れてアレンジ自在の一品をご紹介します!

たっぷり仕込んでおけば、数日間はこれで乗り切れますよ。

今月のキレイメモ

・温かい煮込み料理で心も体もポカポカに。

・シンプルな味付けで食材本来のおいしさを楽しめる。

・白菜に豊富なカリウムはむくみ対策に、人参に豊富なカロテンは乾燥肌対策に◎

・豊富なビタミン・たんぱく質・食物繊維を含むので、腸活や美肌作り、冷え性予防など多方面で美容をサポートしてくれる一品。

 

アレンジ自在!
冬野菜と鶏もも肉のシンプル煮込み

鶏もも肉からはおいしいエキスが出るので、水・塩・こしょうだけでも驚くほどおいしいスープになります。

旬の白菜をたっぷり使うのがおすすめですよ。

寒い冬にぴったりの煮込み料理です。

【所要時間】約20分
【保存期間】冷蔵庫で3日間保存可能

 

材料(作りやすい分量/2~3人分)

・たまねぎ 1/2個
・人参 1/2本
・白菜 5枚
・レンコン 約3cm幅分
・鶏もも肉(鍋用) 200g
・水 150ml
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 ひとつまみ
・こしょう 少々
・ローリエ(あればお好みで加える)

作り方

1.野菜類は食べやすい大きさに切る。
レンコンは皮ごと薄くスライスして数分酢水にさらす。

2.鶏もも肉は食べやすい大きさに切る。(鍋用を買えば切る手間が省けます)

3.鍋に油をひき中火にかける。
たまねぎ、人参、水を切ったレンコンを加えてたまねぎが半透明になるまで炒める。

4.全体にしんなりしてきたら鶏もも肉を加え、上から覆うように白菜をのせる。
さらに水・塩・こしょうを加え、蓋をして中火で10分煮込む。
(こうすることで蒸し焼きになり、鶏もも肉がパサつかずしっとりと仕上がります!)

5.蓋を開けさっと全体を和えたら火を止め、再び蓋をしてそのまま5分以上置けば完成です!(火を止めて少し置くことで、全体に味がしっかりなじみます)

 

すぐに作れる!簡単味変アレンジ3選

1.カレー粉を加えて混ぜるだけ!

市販のカレー粉を少量ずつ加えて混ぜ合わせ、お好みの辛さに仕上げます。

そのままおかずとしてはもちろん、スープカレー風にしてごはんを加えてもおいしいですよ。
茹でたうどんを絡めても◎

2.チーズをのせて焼くだけ!

とろけるタイプのチーズをお好きなだけのせて、チーズがとろけるまで焼くだけで簡単な一品が完成。

ホクホク、びよ~んと伸びるチーズ焼きは大人も子どもも好きな味わい。

具材だけトーストにのせてからチーズをのせて焼けば、ボリューミーなオープンサンドになります。

3.バターと牛乳で即席ホワイトシチューに!

牛乳と溶かしバターを加えて煮込めば、即席ホワイトシチューに変身!

くたくたに煮込んだ白菜が相性抜群です。

他にもトマト缶を加えて煮込んだり、キノコやブロッコリーなどの残り野菜を加えても◎

手軽に作れてアレンジ自在な冬野菜が主役の煮込み料理は、寒い日の冷え予防にも忙しい週の常備菜としてもおすすめです。

クリスマステーブルの「あと一品欲しい!」という時にも便利なので、ぜひお試しくださいね。

<参考文献>
・「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(上西一弘)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
・「きれいな人の老けない食べ方」森拓郎・著(SBクリエイティブ)

<参考サイト>
食品成分データベース 

Editor:Ikumi Takaoka

 

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