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プレゼントを準備したり、リースやツリーを飾ったり…。

今年はどんなテーマにしようかと考える時間も愛おしいクリスマス。

当日に向けたプランの中心に、“我が家の定番レシピ”があることで、より思い出に残るクリスマスになる気がします。

 

今回の #かぞくごと ではこちらの記事でもご紹介をした4つの切り口の中から“残し方”をキーワードに「クリスマス定番レシピ」を集めてみました。

データ化され、何をするにも効率がよくなったけれど、
余白まで削られてしまったりもする。
だから、毎日の中で忘れたくない瞬間に気づけるように、
便利にすることと、しないこと。
シンプルなことが求められる時代だからこそ、
かぞくごとでは、日々をしっかり編集して、
必要なものを残していく方法を研究します。

クリスマスまで約1ヶ月。

かぞくの好きな食べ物やわくわくする料理について、話してみるところから始めるのも面白そう。

毎年この季節の訪れが楽しみになるような定番レシピの数々が、みなさんのクリスマス準備の参考になれば嬉しいです。

 

#かぞくごと って?

家族との何気ない時間を楽しむためにNEXTWEEKENDが作ったSNS上のコミュニティ。今期は20人のパートナーズと企画を盛り上げていきます。
#かぞくごと に集まる投稿を見るだけでなく、ぜひ家族との小さな野心を叶えた瞬間を切り取って、ハッシュタグをつけて楽しんでいただけたら嬉しいです。
詳しくはこちらから

 

クリスマススイーツをかぞくで作ってみる

焼き菓子やケーキなど、クリスマスに欠かせないスイーツ。

かぞくで相談しながら準備を進める様子を聞いてみました。

 

我が家には毎年作るクリスマスの“定番”メニューがありませんでした。

娘が大人になった時に「クリスマスにはいつもママと作ったな」と思い出してくれる様な我が家の定番を作って、レシピを残したいと思いました。

✔️工夫・ポイント
・クリスマスといえば…というところから娘と一緒に考え始めました。

・毎年作るから「美味しい、作るの大変じゃない、かわいい」が揃ったものがいいねということに。私も娘もシナモンが大好きなので、毎年スパイスの調合を変えたり、アイシングの上達具合も楽しめそうなジンジャークッキーを選びました。

・お店に売っているジンジャークッキーはスパイスが強く感じたので、子どもでも美味しいようにシナモンとしょうがを少しだけにしてハチミツで甘みをつけました。

✔️エピソード
・焼いてる時も焼き上がった後も、部屋の中がジンジャークッキーのいい香りでいっぱいに。

・いつかこの香りが、一緒にクッキーを作ったクリスマスを思い出すきっかけになるといいなと思いました。

・アイシングはコツを掴むのが難しく、娘はうまく出来ない様子でしょんぼりモードに。そこで「わぁー可愛い!この柄素敵だね!こっちもお願い」と励ましたら自信がついたみたいで頑張って挑戦してくれて嬉しかったです。

 

毎年私1人でクリスマスの準備を進めてきましたが、「準備はママがするもの」から「みんなで楽しむもの」に変えたいと思いました。

✔️工夫・ポイント
・今年は姉妹のお友だちを招くことになったので、どんなクリスマス会にしよう?なんのケーキを出そうか?というイメージを膨らませる会話から始めました。

・甘いものが大好きな娘たちには“ケーキ”というパワーワードが刺さり、ハロウィンの時に私が作った大好きな(娘風にいうと)“にんじんケーキ”を我が家のクリスマスケーキとして出すことが決まりました。

・素朴でシンプルなケーキなので、ケーキトッパーを作ることで特別なキャロットケーキに演出してみました。

✔️エピソード
・ママしか作れなかったケーキを自分たちで作ってみる…おままごとでは味わえない景色を実現していく表情は真剣そのものでした。

・ケーキ自体は混ぜて焼くだけなので、子どもたちの力でできることが多く、お友だちをもてなす自信に繋げているようにも見えました。

・我が家では食べ慣れている味なのに自分で作り、手作りのケーキトッパーを合わせたからかいつも以上に感動して食べていて嬉しかったです。

 

これまでは私1人でイベントに向けて準備し、楽しんできましたが、「準備するからこそ、当日が楽しいんだよな」とふと思い、せっかくなので、クリスマスに向けた準備を子どもたち自身に楽しんでもらおうと考えました。

✔️工夫・ポイント
・クリスマスの前から、少しずつ仕込むこと。

・当日に「いちごサンタ」を作る予定なので、クリームを混ぜる、包丁で切る、火は熱くて危ないと知ること、などを少しずつ学び準備していきます。

・過程を残すのもひとつのポイント。去年のアルバムを見ると、綺麗な「クリスマスの日」だけが残っていました。みんなで準備したり、挑戦したりといろんな過程も一緒に思い出せるようにしたいです。

・仕込みはTHE FAMILY NOTEに少しずつ記録。もうすでに毎日への愛おしさに溢れています。

✔️エピソード
・長男は毎日「ケーキ作りたい!」と前のめり。家族みんなでクリスマスへの気持ちが高まっています。

 

これまでは基本的に1人で楽しんでいたクリスマス準備。大好きな「コーヒー風味のシュトーレン」は少しずつアレンジしながら毎年何度も作っています。

今年からはこれまでは食べる専門だった彼が夫となり、準備に巻き込みたくて一緒に取り組んでみました。新たな「かぞくの定番」にはシュトーレンを選んでみました。

✔️工夫・ポイント
・きっと「一緒に作る」はハードルが高すぎるので、「どんな材料にしたいか」と想像しやすい味のところから巻きこんでみました。「どんな味が良い?」という抽象的な質問だと「なんでもいい」と返ってくる気がしたので(笑)、「ラム酒は強めがいい?」「入れて欲しい・入れないで欲しいフルーツはある?」と具体的な会話にしたのもポイントです。

・この先子どもができたら、「お酒を使わない」「コーヒー味ではなく甘めに」などその時のかぞくの形に合わせてアップデートしたいので、今回のシュトーレンは『2022年のシュトーレン』として、THE FAMILY NOTEに残しました。

✔️エピソード
・まだ試作試作段階なので、また別のアレンジで作り、決まったものをTHE FAMILY NOTEのレシピページに残しておく予定です。

・普段のお菓子つくりでも中々登場していないラム酒。作っているときから夫も「香りがいいね!」と覗きに来るほど、部屋中に香りが広がります。ラム酒と焼き菓子の香りが「クリスマスの香り」として、かぞくにとってわくわくする記憶になればいいな、と思います。

どんなスイーツにするか家族会議をしたこと、レシピや作業、そしてわが家ならではの味わいや焼き上がりの香ばしい匂い、すべてがクリスマスの思い出として残っていきますね。

クリスマスを盛り上げる
メインディッシュに挑戦してみる

子どもが大きくなった時「クリスマスの食卓には必ずあの料理があったな」なんて思い出せるような定番レシピを聞いてみました。

 

今まで、クリスマスと言えばこれだよね!という定番レシピがなかった我が家。

母からの受け継ぎごとも大切にしたいけれど、自分にも新たなかぞくが出来た今、今度は私なりの定番を作っていきたいと思うようになりました。

子どもと過ごす初めてのクリスマスなので、今年から我が家の定番を作るべく、ずっと作ってみたかったグラタンレシピに挑戦しました!

✔️工夫・ポイント
・レシピにはないけれど、仕上げにピンクペッパーを散らして、クリスマス風にしたのがポイント。(本当はディルも散らしたかったのですが、失念してしまい…来年こそは!)

✔️エピソード
・レシピ通りに作ったところ、「このままでも美味しいけど、もう少しチーズと柚子胡椒多めが好みだよね」と夫と意見が一致。それも含めてTHE FAMILY NOTEのレシピページに残しました。

・毎年改良を重ねて、レシピをアップデートしていきたいなと考えています。

 

子どもが生まれると、大人と同じものが食べられるわけではないので、クリスマスは「その時食べられるものをそれっぽく盛り付ける」という感じになっていた我が家のクリスマスディナー。

3歳の長男が色々分かるようになってきたので、そろそろ定番メニューが欲しいと思っていました。

✔️工夫・ポイント
・私が子どもの頃、特別な日の定番だったメニュー、ミートローフを思い出して作ってみました。THE FAMILY NOTEにレシピをメモしながら「クリスマスはリース型にしよう」などアイデアを練っています。

✔️エピソード
・夫にも長男にも大好評でした。クリスマスまでに、次男も食べられるように味付けを工夫して本番を迎えたいです。

 

クリスマスの準備をかぞくみんなで取り組んでみること。

その過程をしっかりと残すこと。

そうすることで、これまで以上にわくわくした気持ちでクリスマス当日を迎えられそうです。

 

みなさんおうちのクリスマス定番レシピや、それまでの準備の様子もぜひ #かぞくごと のハッシュタグで教えてくださいね。

Writer : ふじのあやこ
Designer:Yuri Gomi

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