NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「起きるのが楽しみになる、旅するスープ」。
日本全国を飛び回りながら、食のプランナーとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニストちさとさんが、週末の朝が待ち遠しくなるようなスープレシピをお届けしていきます。
各地の旬の食材もご紹介するので、旅気分も味わってみてくださいね。
涼しい風が心地良い季節になってきました。
今回は「晴れの国」と言われるほど気候がよく、フルーツや野菜が豊富な岡山県をピックアップ。
海も山もある地形のおかげで、お魚から肉まで、なんでも揃う地域です。
海のきれいな「児島」という地域に友人が運営している素敵な宿があり、遊びにいったり、料理を作るイベントをさせてもらったりと度々訪れているうちに、岡山の豊かな食材に魅了されました。
▲お部屋から一望できる海。この景色に何度でも会いにいきたくなります。
(写真:DENIM HOSTEL float Webページより)
今回は岡山が誇る今が旬のシャインマスカットと、実は生産量の多いマッシュルームを使った、秋の始まりに食べたいレシピをご紹介します。
焼きマッシュルームのスープ
材料(2人前)
・マッシュルーム:4個程度
・ベーコン:30g
・にんにく:1/2かけ
・ローズマリー:適量
・バター:20g
・白ワイン:30ml
・水:300ml
・塩:小さじ1/4〜1/2程度(お好みで調整してください)
・砂糖:小さじ1/4程度
・ブラックペッパー:適量
・イタリアンパセリ(飾り用):お好みで
・パルミジャーノ・レッジャーノ:適量(粉チーズで代用可)
作り方(調理時間:15分)
1.ミニトマトのヘタを取り、半分に切る。
マッシュルームの石づきをカットし、濡れたキッチンペーパーで拭いて汚れを落とし、半分に切る。
ベーコンを薄切りに、にんにくはみじん切りにする。
2.鍋にバターを10g入れ、中火で熱してマッシュルームの断面を下にして入れる。
軽く色づいたらバットに取り出す。
3.残りのバターを追加し、にんにくとベーコンを加えて中火で炒め、香りを引き出す。
ミニトマトも加えて、表面を焼き付ける。
4.白ワインを加え、アルコールを飛ばしたら、水とローズマリーを入れ、塩で味を整える。
5.最後にマッシュルームとブラックペッパーを加え、器に注いでパルミジャーノ・レッジャーノをかけたら完成!
(※パルミジャーノ・レッジャーノがない場合は、粉チーズでもOKです!)
スープのお供:
シャインマスカットとローズマリーのフルーツサンド
材料
・はちみつ:15〜20g
・かぼす:1〜2個
・ローズマリー:1房分
・サンドイッチ用のパン:4枚程度
・シャインマスカット:10粒程度
作り方
1.ギリシャヨーグルトにはちみつと、かぼすの絞り汁、皮を削ったもの、ローズマリーを入れてよく混ぜる。
2.パンに【1】を塗り、半分に切ったシャインマスカットをのせる。
片面に【1】を塗ったパンをかぶせ、ラップに包んで15分ほど冷蔵庫で寝かせる。
3.ラップの上から切って完成。
うまみ食材を使った出汁いらずのスープと、はさむだけの簡単フルーツサンド。
秋の風を感じながら、ゆったりとした朝を楽しんでみてくださいね。
Editor:Ikumi Takaoka
野心を叶えたら、ハッシュタグでシェア
NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
▶︎今月のハッシュタグ「#風と遊ぶ」も募集中!