NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「起きるのが楽しみになる、旅するスープ」。
日本全国を飛び回りながら、食のプランナーとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニストちさとさんが、週末の朝が待ち遠しくなるようなスープレシピをお届けしていきます。
各地の旬の食材もご紹介するので、旅気分も味わってみてくださいね。
今回は、山梨県の食材をピックアップ!
山梨県は、東京の都心部からも2〜3時間程度と、アクセスが良く、自然も多いのでリフレッシュにも最適な地域です。
果樹園が広がり、ワイナリーもたくさん。
おいしいもの好きにはたまりません。
今年は、仲良くしていただいている五味醤油さんの田んぼで米作りを行っており、ちょこちょこと訪れる予定です。
そんな山梨県は、桃の生産量が日本一!
7月になって、スーパーにも桃がたくさん並んできましたよね。
今回はそんな桃にココナッツミルクとパクチーを合わせた、夏に食べたいちょっと南国風の、冷製デザートスープをご紹介します。
▼今月の旅する食材「山梨」編
・桃
桃とパクチーの冷製スープ
材料
桃のコンポート
・桃:2個
【A】
・水:600ml
・グラニュー糖:120g
・八角:(あれば)1個
・シナモン:(あれば)1本
・クローブ:(あれば)3個
・紅茶(ティーバッグ):1個
・ライム:1/4個分スープ
【B】
・ココナッツミルク:200ml
・コンポートの液:100mlパクチーオイル
・パクチー:50g
・オリーブオイル:50g仕上げ
・ライム:適量
作り方(調理時間:約20分※寝かせる時間を除く)
前日準備:桃のコンポート
1.【A】を鍋に入れ、沸騰させたら火を止める。
2.桃を皮付きのまま1/2にカットし、種をスプーンで取る。
3.【1】の液を10分ほど冷まし(液温70℃くらいが目安)、桃と紅茶のティーバッグを入れ、ライムを絞り入れる。
粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて一晩寝かせる。
前日準備:パクチーオイル
1.パクチーを適当な大きさに切りオリーブオイルと一緒に容器に入れ、フードプロセッサーで撹拌する。
2.鍋に移し、焦げないように注意しながら2分ほど中火で加熱して水分を飛ばす。
3.茶漉しなどで濾す。
当日準備
1.桃の皮を剥きお皿に盛り、【B】ココナッツミルクとコンポートの液を合わせて注ぎ入れる。
上からパクチーオイルをかけ、ライムの皮を削って完成。
ポイント
・コンポートの時に入れるスパイスは、あれば入れる、でOKです。書いていないものでもあるものを入れてみて、お気に入りを探ってくださいね。
・桃は皮付きのままコンポートにすることで皮がピンク色に染まり、きれいです。
・パクチーオイルを作ったときの絞りカスは、ジェノベーゼソースのようなイメージでパスタなどに活用するのもおすすめです。
スープのお供:揚げパンスティック
材料
・食パン:お好きな量
・砂糖:適量
・シナモン:適量
作り方(調理時間:約8分)
1.食パンをスティック状に切る。
2.揚げ油(分量外)を180℃程度に熱して食パンを入れ、きつね色になるまで揚げて、油をきる。
砂糖とシナモンを混ぜたものにつける。
夏の朝も、旅するスープでスタートを切って、素敵な週末を。
Editor:Ikumi Takaoka
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