こんにちは。

NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

この夏NEXTWEEKENDが10周年を迎えるにあたって、この連載では私が過去10年間を振り返っています。

2012年
2013年
2014年
2015年

と綴ってきましたが、今回は2016年のこと。

2016年は、私自身はアスリートの夫の移籍に伴い札幌に引っ越して2年目となる年。

個人で活動していた頃は現場に自分がいないと仕事が成り立つことはありませんでしたが、正式に社員として仲間が増えてからは、「信頼して任せる」ということに挑戦できて、自分自身も成長したと思っています。

2016年のNEXTWEEKENDのハイライトはこんな感じでした。

雑誌NEXTWEEKEND
2016SS発刊

一度きりで終わってしまう可能性だって大いに秘めていた雑誌でしたが、創刊号が想像以上の方の手にとっていただけたことで、半年に1冊を目標にこれからも出していこうという方針になりました。

これまでずっと思いつきを形にするような仕事の仕方をしていた自分にとっては、“定期的”な目標に少し緊張しながらも、社内外にチームができてきたことをとても嬉しく思いました。

大切にしてきた考えが本になり、そして書店にずらりと並んでいる姿は感動で、立ち読みしている方につい話しかけてしまったこともありました…。

（書店にて）

（雑誌発売イベントにて）

とことんHOMEMADE

前年に続いてNEXTWEEKENDで作る動画は好評でした。

現場に私が立ち合わずとも生み出されていく理想のコンテンツは、いつも想像を超えていて、一人の時には見えなかった景色が見えるようになってきました。

#カクテルピクニック

個人的には思い入れのある企画のひとつ。

サントリーのルジェというカクテルに対して、それがある理想の生活を描いた #カクテルピクニック というライフスタイル。

理想となるビジュアル作り、各界のロールモデルへのインタビュー、実際に体験できるイベントなど、複合的に組み合わせて一軒家を借りて行ったイベント、青空の下に広がる光景は夢のようでした。

Weekender編集部

「NEXTWEEKENDを一緒につくる、47都道府県の日常編集者」と定義させていただき、年に1度の募集を経て、その都度若干名に参加いただき、今では約300名のチームになったWeekender編集部。

正直、Weekender編集部といつ頃名付けたのか、どうしてそういう名前にしたのかは覚えていません。

ただ、「イベントにいつも来てくださる方」「NEXTWEEKENDのハッシュタグをいつも楽しく使ってくださる方」「甘酒をいつも買ってくださる方」など各方面の常連さんや、それに限らず「NEXTWEEKENDが好き！」ということを大きな声で言ってくださる方の存在を知るにつれて、もっと一緒にコンテンツを作っていっていただけるようにできたらいいのに…！と思い、秘密のFacebookグループを作ったのが始まりでした。

これは初めてシェアオフィスのイベントスペースで交流会を開いた時の写真。

この時に出席してくれてたメンバーが今もかなり近い距離でNEXTWEEKENDを支えていてくれたりするのだから、価値観の部分で繋がることの重要性を痛感します。

雑誌NEXTWEEKEND
2016AW発刊

秋にはまた雑誌を発売できることになりました。

3号目ともなると、「実はこんなことをしてみたかった」を改めて振り返るいいチャンス。

“こすると香りがするレシピページ”“パラパラ漫画”など、小さな楽しみを諦めずに作り上げた1冊でした。

北海道の大自然の中で撮影と巻頭の特集を撮影し、その時に刺されたブヨの跡は今もなお消えることはなく、勲章だと思って生きることにしています…。

（出版記念イベントの様子）

GARTENの満了

2年限定の土地で、満了を迎えたサンドイッチ屋GARTEN。

たった2年とは思えないほど濃い思い出が沢山ある場所でしたが、多くの方に惜しまれながらも契約通り幕を下ろしました。

フルーツサンドが時代にハマったのか、取材も毎月いっぱいしていただき、今もこうして写真と共に思い出を振り返ることができて幸せです。

サンドイッチ屋GARTENとして本を出版することもできました。

この本をほぼ一人で作り上げたことをきっかけに、今の副編集長渡邊友美は、副編集長への道を歩んで行った気がします。

この年は、今ではNEXTWEEKENDに冠番組を持つほどの名パーソナリティでもある、営業の川島文乃と、総務経理として出分裕子が入社した年でもあり、少しずつ増えていく仲間達。

こうして過去の写真を振り返っていると、今もお客さんとしてイベントやお店に来てくださっている方の顔も多々あったりするのが、何より嬉しいことだなと思います。

続きは次の年、2017年でお会いしましょう。