こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、1ヶ月ごとに、その月のテーマを掲げて過ごしています。
2021年8月のテーマは「楽しみの作り方」
コンセプトはこんな感じ。
このテーマを噛み砕いて、みんなで楽しむSNS上のハッシュタグは#夏の遊び心です。
NEXTWEEKENDではこの月間のテーマに合わせて、叶えたいことをWISHLISTと呼び、毎月3つずつ提案しています。
今月のWISHLISTはこんな感じ。
・カラフルな食材を使いこなしたい
・風情のあるものを選びたい
・夏夜のノスタルジーに浸りたい
1記事目は「夏夜の塗り絵ノスタルジー」という記事を、2記事目は「風情がある、の曖昧な定義を自分なりに考えてみる」という記事を書きました。
3記事目となる今回は「カラフルな食材を使いこなしたい」というWISHLISTに合わせて、夏の野菜を楽しみ尽くしたいと思います。
正直、私は毎月やってくるコラムの時間が楽しみで、3つのWISHLISTを自分なりのお題としてゲーム感覚で向き合ってきました。
そして、「今度はカラフルな食材か…!斬新な提案にしたいな〜」と未来の自分に期待していたのですが…。
私の住んでいる長崎を始め、九州全域に降り続く雨。
普段直売所で買い物をしているため、品揃えは畑事情とそのまま連動。
連日通いましたが、ただひたすらに冬瓜だけがずらりと並ぶ直売所に、斬新な食材を探すことを諦め、ほとんどのスーパーで手に入るであろう、王道の赤野菜、パプリカ、スイカ、トマトという夏の食材を使って自分なりに楽しむことにしました。
トマトバーガー
材料
・大きくて甘そうなトマト 1個
・モッツァレラチーズ 1/2個(スーパーのものでOK)
・オリーブオイル 適量
・塩(ミルに入っている岩塩を推奨)
・散らすハーブ(今回はソレルとサラダバーネット)←直売所にハーブが売ってないため庭にあるものを使っただけなのでなんでもOK
手順
1.トマトをなるべく薄くスライスする。
(ジェンガのごとく不安定なので、1番下だけ味見がてら食べておいてください…)
2.薄切りしたモッツァレラチーズやハーブを隙間に挟み、上からオリーブオイルと塩をかけて完成。
【ポイント】日常的な野菜を窮屈そうに盛ってしまうと、居酒屋メニューのようになってしまうので、少し大きめの器の真ん中にトマトを置くと余白が美しく表現できます。
パプリカボウル(8個分)
材料
・パプリカ 4個
・豚ひきにく 250g程度
・紫玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
・しいたけ 適量(みじんぎり)
・色違いのパプリカ 1個(みじん切り)
・ニンニク 1片(みじん切り)
・塩麹 小さじ2
・ナツメグ
・ナンプラー 小さじ2
・きび砂糖 小さじ1
・散らすハーブ 適量(今回はイタリアンパセリとタイム)
手順
1.パプリカを全て縦半分に切って、ヘタと白いわたを取り出す。
2.ボウルに、みじん切りにした紫玉ねぎ、しいたけ、色違いのパプリカ、ニンニクを入れそこに豚ひき肉と塩麹を入れて混ぜ合わせる。
3.最後にナンプラー、きび砂糖、ナツメグを入れてさらに混ぜ合わせて、1のパプリカに詰めていく。
4.オーブンシートに3を並べてタイムを香りづけに一緒に焼く。
(今回はイチジクやミニトマトも一緒に焼いてみました)
5.オーブンを210度に予熱して、30分焼いて完成。ライムを絞ると、ややメキシカン!
【ポイント】
平らなお皿にゴロゴロと整然と並べてしまうと、ジブリ映画に出てくる生き物のようになってしまうので、お互いで支え合わせながら真ん中に高さを出して盛るのがおすすめ。
最後にイタリアンパセリを散らしました。
このパセリが大きすぎると小慣れ感が出ないので、小さくちぎるのを忘れずに。
スイカカプレーゼ
材料
・スイカ 適量
・ブルーベリー 適量
・モッツァレラチーズ 1/2個(スーパーのものでOK)A:以下全て混ぜ合わせておく
・オリーブオイル 50cc
・塩 小さじ1/2
・白ワインヴィネガー 小さじ1
・きび砂糖 小さじ1/2
手順
1.スイカとモッツァレラチーズをカットする。少し置くと水分が出てくるのでキッチンペーパーで水気をとる。
2.少しアシンメトリー気味になるように並べていき、上にブルーベリーを散らしてAをまわしかけてハーブを散らす。
ポイント
全部を丸くくりぬくか、四角くするか悩んで今回は四角にしました。
メロンや生ハムが入っても美味しいかもしれません。
3皿を並べるとこんな感じ。
日常使いの野菜たちも、カットの仕方を変えたり盛り方を変えるだけで、ちょっと楽しい食卓になるから不思議。
早く雨が止んで、もう少しだけ夏を楽しみたいですねぇ。
引き続き #夏の遊び心を忘れずに、良い8月になりますように!