こんにちは。花とんぼのエイミーです。
4月になり、コラム「花のある暮らしの続け方」も3年目に突入しました。
今年もお花を通して様々な世界をご紹介できたら嬉しいです。
今日ご紹介するのは、360度どこから見ても楽しい、小さな器で作るお花のアレンジメント。
大きめのテーブルにのせるコーディネートにもおすすめです。
どこから見ても楽しい
小さな器で作るお花のアレンジメント
材料
①花器
小さな器をいくつか用意し、ピシッと並べましょう。
ジャムの瓶などの空き瓶で代用可能です。
お花はナチュラルにアレンジするので、自然体な花と整列した器のいいコントラストが生まれます。②花材
以下の4つのカテゴリを揃えるのがおすすめです。
・動きが出る枝物(今回はムシカリ)
・アレンジの顔となる大ぶりの花(今回はアルストロメリアとラナンキュラス)
・アクセントになる個性的な花(今回はリグツ)
・花たちをつないでくれるグリーン(今回はオオデマリ)
生け方
1.動きが出る枝物で高低差をつける
花々が動き出しそうな高低差のあるフラワーアレンジメントを仕上げるには、最初に枝物などの固い花材から生けるのがポイント。
今回は、まず1番硬く複雑な形のムシカリを切り分けて使いました。
同じ花材でも高低差を出して切っていくと動きが生まれます。
2.大ぶりの花で表情をつくる
アルストロメリアも切り分けて生けていきます。
先ほどと同様、同じ花材でも高低差をつけるのがポイント。
軽さと動きが生まれます。
ラナンキュラスも高低差をつけるのと、色んな方向に向かせると遊びが生まれます。
テーブルに飾る場合は特に、両面に座っているお客さんを意識して色んな方向に向かせましょう。
3.個性的な花でアクセントをつける
今回使ったリグツはアルストロメリアの一種。
(花弁が通常のアルストロメリアより小さく繊細ですね。)
ポイントで入れていくと◎。
4.グリーンで最終調整
最後に緑のくしゅっとしたオオデマリで少しだけ空間を埋めたら完成!
(オオデマリとムシカリは両方ともビバーナムの種類です)
器はピシッと、花はふわっとさせたバランスがポイント。
アレンジメントを仕上げるとき、上の方に高さを出すことを意識しがちですが、下の方にもしっかり花を覗かせてあげることで、動きのあるアレンジメントが完成しますよ。
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