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小さな頃に嬉しかったこと、折に触れて思い出す大切な教え、そして大好きな味…。

そんな日々の暮らしに散りばめられた、受けつぎたいあれこれ を考えるための本「受けつぎごと。」が出版されました。

NEXTWEEKEND代表の村上萌が、親子3代で受けついできた“しなくてもいいけど、すると楽しくなる毎日の秘密”を書いた本です。

NEXTWEEKEND代表の村上萌 新刊のお知らせ | 祖母から母に、母から私に。伝えていきたい、「受けつぎごと。」

みなさんのご家庭でも、受けつがれてきた知恵や定番の味、暮らしの工夫はありませんか?

1つ1つはほんのささいなことでも、その暮らしの知恵を積み重ねることで人生がより楽しく、より豊かな方向へ導かれている気がしてなりません。

#かぞくごと アンバサダーと一緒に作る今月の記事では、そんな親から子へ、子から孫へ受けついでいきたい習慣を集めてみました。

みなさんのご家庭の#受けつぎごと を思い浮かべながら読んでいただけたら嬉しいです。

「#かぞくごと」って?
NEXTWEEKENDが、家族との何気ない時間を楽しむために作ったSNS上のコミュニティ。
今期は20人のアンバサダーと企画を盛り上げていきます。
#かぞくごと に集まる投稿を見るだけでなく、みなさんもぜひ家族との小さな野心を叶えた瞬間を切り取って、ハッシュタグをつけて楽しんでいただけたら嬉しいです。
詳しくはこちらから

 

季節を感じる暮らしの知恵

夏はガラスやブルーの器がレギュラー。
手入れして、取り出しやすい場所に移動させるのが梅雨の終わりの楽しみです。
家族も、お!これはやっぱり綺麗だよな、いいよね、などと食卓で会話も盛り上がります。
旅先で買った器なら、旅の思い出話も。
季節ごとの器を替える習慣は、大好きな祖母が教えてくれたことのひとつ。
子ども達にも受けつぎたいです。
by
@enjoytable_by.a
(フードコーディネーター/6歳&4歳2児の母)

爽やかな器で夏の気分をおすそわけしてもらいました!

器替えをすることで、食卓でも季節を感じられるだけでなく、家族の会話が増えるなんてとても素敵な習慣ですね。

 


小さい頃、地元の夏祭りや秋のお祭り「長崎くんち」に連れて行ってもらうのがすごく嬉しかったのを覚えています。
たくさん並ぶ露店や、活気のあるお祭りならではの雰囲気が大好きでした。
娘が生まれてからも夏になるとその雰囲気が恋しくなり、盆踊りや夏祭りで日本の夏を満喫しています。
by@wakapi0508
(3歳お喋り女子のママ)

可愛い浴衣姿に癒されました…!

せっかく参加するなら、最大限はりきるというスタイル、大切な季節の楽しみ方として受けつがれていくといいですね。

 


夏の始まりはお決まりのかき氷店で。
母がOL時代、「土曜出勤のときはみんなでここでかき氷を食べていたのよ」といつも嬉しそうに教えてくれます。
「雪ぼたん」「バイオレット」など昔から変わらないメニューは、その名前も可愛いくて愛着があります。
by
@kasumin3
(日々走り回るワーママ)

毎年行くお決まりのお店で、季節の移り変わりを実感しているようですね。

忙しい日々の中で、時間はどんどん過ぎてしまうから、季節の始まりにちょっと立ち止まれるようなお決まりのお店は大切にしたいもの。

かき氷のネーミングも可愛くて、思わず笑顔になりました!

 

絆を深める我が家の決まりごと

私の誕生日や行事の時に母はいつもカードや手紙を送ってくれます。
先日の息子の誕生日には、プレゼントに手作りのカードが添えられていました。
私の小仕事好きは、お母さん譲りだなぁと、ほっこりしました。
私に対しても、紅茶とお手紙が入って、母の優しい気持ちに心が温かくなりました。
家族思いの優しい気持ち、受けついでいきたいと思います。
by
@alma_mikan
(田舎暮らしのはりきりやさん)

お母様の心遣い、そしてその優しさをしっかりと受け取る親子の絆に感動しました。

こんな時だからこそ、思いやりの気持ちを持って家族と接していきたいですね。

 

元々、家族で大好きな場所をドライブするのが習慣でしたが、今では夫との定番に。
地元である北海道には大好きな場所が沢山ありますが、そのうちの1つが、7月の富良野のラベンダー畑!
大人になるほど良さがわかってきます。
昔から富良野に行く時は早朝に出発と決まっていたので、小さなことですがそれも受けついでます。
ラベンダーソフトも欠かさず食べるのがお決まり!
いつか親子3世代で行くのが夢です。
by
@ma0na2mi
(会社員/夫とふたり暮らし)

広大なラベンダー畑を想像して、清々しい気持ちになりました!

いつもよりも朝早くに出かけることは、幼心にもワクワク感がありますよね。

親子3世代で行くという夢がいつか実現しますように…!

 

写真を言葉を一緒に記録することを大事にしています。
夫と恋人だった頃からまとめているフォトブックはもう12冊目に。
両親はもう何十年前(!?)の新婚旅行の写真を今も大事に飾っています。
父が撮ってくれた私や弟の写真は、母がアルバムに。
思えば祖父母も、両親が小さい頃の写真をアルバムにまとめていて、私にもよく見せてくれました。
その時の想いや空気も一緒に思い出せるから、写真はアナログでも残しておきたいのかもしれません。
by
@toko.chan
(幼稚園教諭/夫と2人暮らし)

言葉を添えたりアルバムにまとめることで、写真を撮るのもより一層楽しくなりそうです。

親子代々のアルバムを当時の思い出とともにみんなで振り返るのも、1つのイベントになりそうですね。

 

「ガイドブック通りの旅行をしない」という旅へのスタンスが、いつのまにか親から私自身に受けつがれていたことに気づきました。
地図を持たずにたくさん歩き回る中で、面白いモノ・コトを自分で見つける、偶然性を大切にする、ということを学んだ気がします。
お陰で、免許証を忘れレンタカーが使えなかった昨年の夏の旅行も、バスと徒歩を駆使して存分に楽しむことができました(笑)
by@pumi0108
(2歳差姉妹を子育て中のワーママ)

ネットで検索したりガイドブックで調べれば、現地に行かなくても大抵のことは分かってしまう便利な時代。

でも不思議なことに想定外の出来事や失敗の方が、思い出として強く印象に残るものです。

少し勇気がいるかもしれませんが、時にはガイドブックを閉じて、旅先の景色を自由に楽しむのも面白そうですね!

 

家族でつなぐ美味しい知識

毎年の梅雨のお楽しみ「梅ジュース」。
今年は瓶に入れるところを子どもに手伝ってもらいました!
氷砂糖と青梅を交互に入れる真剣な顔、目が寄ってておもしろ愛おしい!
来年は、梅の軸を取ることもお手伝いできるかな?
ばあちゃんから受けついだ小仕事、娘にも伝えていきます。
by
@apple_polish
(WEBサイト編集/2歳女の子のママ)

お子さんの真剣な眼差し、すごく可愛い!

毎年一緒にやることで少しずつ子供の成長も実感できそうですね。

代々伝わる季節の習慣、これからも家族で楽しんでいってくださいね。

 

子どもが生まれてから季節の行事やイベントごとをより大事にするようになり、特に食を通して楽しむことを心がけています。
最近では6月に水無月を一緒に作ったり、七夕には星形にくりぬいたデザートを食べたり。
長女が4歳になり少し難しい事でも理解できるようになったので、今はこれが美味しいんだよ!と「旬」について話をしたり、行事食や日本の伝統を話してみたり。
日本の四季や文化を暮らしの中で感じてもらいたいなと思っています。
by@emcoco_bymayu
(
4歳&7ヶ月姉妹のママ・育休中)

季節の行事食を楽しむことで、子どもたちも知らず知らずのうちに日本の伝統に触れるなんて…素晴らしい習慣ですね。

数年後にはお姉ちゃんから妹さんに受けつがれていくかもしれませんね。

楽しみです!

 


私の母は、突然「じゃーん!」とパフェを作ってくれたり、週末の朝ごはんはホットケーキを作ってくれたり、日常の中で、ちょっと楽しくなる工夫をするのが上手な人でした。
そんな母のスタイルを受けつぎ、週末に、おうちでお店みたいなクリームソーダを楽しんでみました。
そういう習慣とは無縁だった主人にも、娘にも、ぜひ楽しんでほしいと思います。
by
@nooochaaan
(幼なじみの旦那さんと娘と3人暮らし)

繰り返しの日々の中で、アクセントとして登場する特別なスイーツは、子どもも大人も笑顔になりますよね!

受けつぐということは、そんな笑顔の輪が広がっていくことなのかもしれませんね。

 

母がよく作ってくれた、ラフランスのチーズケーキ。
旬の果物ではないですが、果物アレルギーで食べられるものが少ない私に、ラフランスを見つけては作ってくれました。
母に作り方を聞いて受けつぎごとレシピノートにメモメモ。
自分と母のレシピ本にできるようにこれからもどんどん増やしたいです!
by@ayakofunayama
(
独身/weddingブーケ、ギャルドル制作)

お母様の優しさが詰まったチーズケーキを想像しただけで、ジーンときました。

母娘で受けつぐ大好きな味のレシピノートが少しずつ増えていくのが楽しみですね!

 

暮らしを豊かにする
ものづくりの精神


ステイホーム期間、刺繍に興味を持ち始めました。
そんな時に何も言ってないのに母から連絡があり、裁縫箱を譲ってもらえることに…!
何かあるとすぐに縫って直してくれたことを思い出しました。
今度一緒に刺繍しようと約束してるので、早く実現させたいです。
この裁縫箱、母が大切にしていたものだから、より愛しく感じます。
by@ma0na2mi
(会社員/夫と2人暮らし)

何かあってもお母さんが紡いで直してくれたこと、とても素敵な思い出ですね。

親子の歴史が詰まった裁縫箱とともに、ものづくりの精神もしっかりと受けついでいて、今後の投稿がますます楽しみになりました!

 

母がパッチワークの先生をしていたのですが、いつも母の手から何か作り出されることを魔法のように感じていました。
こんなのあったらいいなーと話していたバッグが翌朝作られていたり、ここにポケットがあったらなーとつぶやいてお風呂から上がると、万能ポーチができていたり。
#今日の小仕事 に出会い、「こんなのあったらな」を作ってみる楽しさを味わいながら、ふと「これって母から受けついでいるのかも」と気づきました
。
by@__.nanacoro
(
フリーランスPR/夫と2人暮らし)

ものづくりは技術ももちろん必要ですが、その根底には相手を思いやる気持ちが不可欠ですよね。

お母様のその優しさ、そしてものづくりを楽しむ気持ちをしっかりと受けついでいて、素敵な親子関係にほっこりとしました!

 

何ヶ月も前になってしまいますが、3月8日のミモザの日に向けて、娘にミモザのヘアピンをつくりました。
小さな手でニコニコ頭に飾る仕草がかわいくて嬉しくて、今でもこの写真を見るとそのシーンを思い出します。
小さい頃、母がよく作ってくれたブレスレット、ヘアゴム、幼稚園バックなど、愛情あふれる手作りで、子どもながらに人とは被らないものを持てて嬉しかった記憶があります。
今でも孫のためにとマスクを作ってきてくれたりしますが、私の手作り欲って、母がしてくれたことの積み重ねでできてるのかもしれないな、とふと最近感じました。
娘にもこういう気持ちが伝わって、さらに次の世代にも受けつがれたら嬉しいなと思います。
by
@nrm__927
(アクセサリー作家/夫と0歳1歳の姉弟、猫2匹の6人暮らし)

世界にひとつだけのハンドメイドアイテムは、特別感があって嬉しいものですよね!

自分の中にある受けつぎごとは、意識しないとなかなか気づけないもの。

他にも思いついたことがあればぜひ教えてくださいね。

 

笑顔を生み出す日々の小ワザ


義理の母は事あるごとに、ケーキ屋さんの焼き菓子だったり、パン屋さんのパンだったり、畑で採れた野菜だったりと素敵なプチギフトをプレゼントしてくれます。
そんな義母の素敵な習慣を私も受けつぎたくて、久しぶりに会えた友人達へのおもてなしとして、お気に入りの焼き菓子と名前入りの箸袋をプレゼント。
小さなことかもしれないけれど、ラッピングや箸袋を手作りしたら、友人達はすごく喜んでくれて私も幸せな気持ちになりました。
by
@sao.0930
(食いしん坊な管理栄養士/旦那さんと2人暮らし)

小さな贈り物をいただくと、それを準備していてくれたその気持ちが、心に刺さりますよね。

お母様のおもてなし精神を受けつぐことで、お友達にも笑顔の連鎖が起きていて、本当に素敵です…!

 

雨の日にはクッキーを焼くことが、娘と私の習慣になりました。
大きな声では言えませんが、まともにお菓子を作ったことが人生を通してこのステイホーム期間までなかった私。
娘にお決まりのレシピを教えられるほどの腕はまだないけれど、一緒に作って食べる、という親子で同じ時間を共有することが本当に楽しくて尊くて。
最初は娘には形を作るところだけ任せていたのですが、徐々に任せることを増やしていって、今回は材料を量って混ぜるところから、焼き上がりの確認まで一緒にできました。
by@s_pic_77
(
専業主婦/来月3歳になる娘と夫と3人暮らし)

雨の日が続くと、心も体も、どこか不調になってしまいがちですよね。

クッキーを作って食べる、その楽しい時間を親子で共有する。

そんな「楽しみを作り出す習慣」はきっとお子さんの心にも刻まれていくはずです。

 

知識や習慣とともに、相手を思いやる優しい気持ちが受けつがれていることがとても印象的でした。

「今の自分」を作っている大切な受けつぎごと。

ぜひこの機会に幼い頃からの記憶を辿ってみてくださいね。

みなさんが受けついできた習慣も#かぞくごと #受けつぎごとのハッシュタグで教えてもらえたら嬉しいです。

Writer:ふじのあやこ
design:Hanako Kondo

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