こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。
世界中が不安に包まれている中ではありますが、4月のテーマは「この春出会うもの」。
みんなで楽しむSNS上でのハッシュタグは #糧にします にしました。
テーマを作るにあたって、こんな思いを込めました。
漫画のように、バケツを持って廊下に立たされた人もいるかもしれない。(いるのか?)
大人になると、たぶん明確な反省の時間はない。
自分で意識しないと、その経験は過ぎていくだけ。
だけどこれが、なかなか難しい。
自分なりのやり方を見つけてしまった大人が、今日出会うものから学ぶためには「糧にします」の姿勢が大事。
まずは心の中で #糧にします の一声を発してみる。
目まぐるしく変わっていくこんな毎日の中で、少しでも新しい自分に出会うためにも。
この春出会う、沢山のものを糧にしていきたい4月が始まる。
少しでも良い1ヶ月になりますように。
正直、今は人に出会うことはなかなかできない。
だからこそ、対面じゃなくても、日頃触れているものからしっかり学び、糧にして、出会いを大切にしていきたいという思いでこのテーマを追求していきます。
同時に考えたWISHLISTは以下の3つ。
今回は1つ目の「避けていたことに挑戦したい」について。
実際、今のこの状況下において、今まで通りのことができなくなり、避けていたことに挑戦している、せざるを得ないという方も多いかと思います。
私の場合は、夫の職場に陽性の方が出たことにより自粛に加えて完全に外出禁止となったので、今日で約10日間、自宅から1歩も出ていません。
そうすると、もう内側に目を向けるしかないんですよね…。
今まで、季節の訪れをいち早く感じたくて、味覚狩りに花畑に、温泉に…と、予定のない休日に家にいることはほとんどなかったのですが、ここへ来て「できなくなってしまった自分の好きなことを、家の中でどうやって叶えるか?」という思考にシフトしつつあります。
緊急事態宣言の発令後、それぞれがどう動くのか、ほとんどの人が未知の世界だとは思いますが、「緊急事態だから、終わるまでは仮暮らしでいいや」と思わずに、今こそ自分の優先順位に向き合う機会だと思って挑戦してみてはいかがでしょうか。
アフターコロナではなくウィズコロナの時代になるとも言われている今、これから先、長く続くかもしれない生活を仮暮らしにしてしまっては、疲弊する一方。
気持ちだけでも前を向くためにも、この状況に向き合っていきたいと思っています。
私はこんなことを整えている最中、整えていく予定です。
作業スペースの確保
10年以上2拠点生活を送っているため、自宅でリモートワークをすることには慣れていますが、これまでは夫は仕事に行き、娘が生まれてからは保育園、と、基本的には自宅で1人のことが前提でした。
そのため、リビングを広々と使って仕事をしていたのですが、この非常時においては、家族全員がリビングにいるため、子供部屋の一角でチマチマと仕事をしています。
これが本当に仮設的で、仕事終わりがものすごい疲労感。
子供用に可愛いアンティークの机を置いていましたが、大人が座ると膝が当たるので笑、机と椅子、それからラグを買って、今、猛スピードで整えています。
「万が一あと少しでコロナが終息したら必要ないし、もったいない…?」なんて気持ちも少しよぎりましたが、快適になれば、今後この場所で仕事をすればいいわけだし、ウィズコロナを踏まえて整えることにしました。
ベランダ菜園
1歩も外に出られなくなって、宅配スーパーをお願いしています。
とても便利なのですが、ハーブとかそういった些細な楽しみがネット上だとほとんど買えなくなりました。
「札幌に住んでいた頃はシェアファームをやっていたけど、大阪じゃ無理」なんて諦めていましたが、不急だけど不要ではないエディブルフラワー系は自分で育てることにしました。
諸国のニュースを見ていると、今後宅配スーパーも止まってしまうことも多いに考えられるので、二十日大根とかも育てようかな…。
なんて思っていたりもします。
※マンションの方は、自身の住宅の規定を確認の上、避難経路をふさがないことや、排水溝に落ち葉や土を流さない、外に落下しないように十分に注意してくださいね。
生活インフラと、QOLを保つためのルート確保
これまで、食材の買い出しは個人店のセレクトが楽しいところに行っていましたが、この状況下においては、今頼めば夕方には届けてくれる大型チェーンがありがたいです…。
ライフの締め切りが終わっていたらイオン、と複数登録しておくことで、明日の食材がとても助かります。
また、花屋さんや美味しいチーズ、アイスなど、自分のQOLを上げるためのアイテムを絶やさないようにするための宅配も駆使しています。
週末近くなって不急の嗜好品が届くと、パッと気持ちが明るくなるので、自分にとっては必要なものや時間を再確認できたりもします。
と、こうなってしまった今の状況に不満を言っても、誰かを責めても、今は誰も正解を知らない。
未来を知らない。
だけど、たった3ヶ月で世界が変わってしまったことは事実。
もちろんいつか平和が戻ることを信じている。
だからこそ、自分が感染しない、感染させないを徹底したら、あとは前を向くこと。
仮暮らし的な選択をするのではなく、問題に向き合って、どうしたら今日より明日が改善されるか?と、避けていたことにも挑戦する姿勢が良いと思っています。
思った通りにならなくても、きっとそれは次回の挑戦の糧になる。
1人1人にできることは小さく見えますが、繰り返しになりますが、感染せず、させず、そして前を向くだけでも経済は回せるはず。
それぞれにとって少しでも良い4月になりますように…!