NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。
フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。
もうすぐバレンタイン。
自分のためにも、大切な人のためにも、ちょっと特別な料理を準備したいですよね。
そこで今回は、美容にもうれしく見た目も華やかな、インナービューティー食材「サーモン」が主役のレシピをご紹介。
旬の菜の花やレモンを合わせたヘルシーなお魚料理に、心も体も満たされます。
オーブンを使って仕上げる本格レシピと共に、忙しい日に役立つレンジ調理法も併せてご紹介します。
今月のキレイメモ
・サーモンのアスタキサンチン、パプリカとオリーブオイルのビタミンEで真冬のエイジングケアを内側からサポート。
・豊富な食物繊維で滞りがちな冬の腸活をサポート。
・レモンの香りでリフレッシュ効果も期待できます◎
サーモンのレモンバターグリル
良質脂質が豊富なサーモンが主役、野菜もたっぷりとれるシンプルな一品。
直火もオーブンもOKなホーローバットを使えば、洗いものも少なく調理できます。
旬の国産レモンの香りも、ぜひ楽しんでくださいね。
【所要時間】約10〜20分
【保存期間】冷蔵庫で2日間保存可能
材料(作りやすい分量 / 2~3人分)
・サーモン切り身 2切れ(約200g)
・塩 ふたつまみ
・こしょう 少々
・赤玉ねぎ 1個
・菜の花 3本
・赤パプリカ 1/2個
・レモン輪切り 5~6枚
・無塩バター ひとかけ
・オリーブオイル 大さじ1【A】
・オリーブオイル 大さじ1
・白ワインまたは料理酒 大さじ1
・レモン果汁 1/2個分【使用する調理器具】
ホーローバット、なければフライパンとオーブン可能な耐熱皿
※時短で作りたい場合、レンジ調理も可能。レンジ可能な耐熱皿
(蓋付きが望ましいがなければラップでもOK)を使用します。
作り方
1.サーモンに塩ひとつまみをまぶし、数分置く。
出てきた水分をキッチンペーパーでふき取ってから、こしょうをまぶす。
2.赤玉ねぎは皮を剥き、芯を除いて約1cmの半月切りにする。
菜の花は2~3cm幅に切り、パプリカはヘタ、種を除いて細切りにする。
3.ホーローバットにオリーブオイル大さじ1をキッチンペーパーで塗り広げる。
赤玉ねぎを重ならないように並べたら、サーモンを上に並べ、すきまに赤パプリカと菜の花をまんべんなく配置する。
4.全体に塩ひとつまみをまぶし、輪切りレモンを重ならないように置き、バターをのせる。
【A】を回し入れたらバットごと中火にかけ、蓋をして10分加熱する。
5.オーブンを180度で予熱しておく。
サーモンにしっかり火が通ったのを確認したら火を止め、バットごとオーブンに入れて180度で約5分焼いて仕上げれば完成!
※火力が強く焦げが気になる場合はアルミホイルをかぶせてから焼きましょう。
※オーブンの火力によって加熱時間は数分調整して下さい。
※オーブンで仕上げすることで余分な水分が抜け、食材の旨味が増します。
火傷に気を付けながら、バットごとテーブルにサーブしましょう。
このまま取り分けるも良し、お気に入りの器に盛り付けるも良し!
バレンタインなら、写真のような淡いピンク色の器が気分。
食材がカラフルなので、シンプルな器がよく合います。
赤玉ねぎの色素は、レモン果汁の酸味に反応すると、とっても鮮やかな色合いに仕上がります。
玉ねぎは普通の玉ねぎでももちろん問題ありませんが、ちょっと華やかなテーブルにしたい日には赤玉ねぎを使うのがおすすめです。
時短になるレンジ調理!
オーブンがない場合や、時短で調理したい場合はレンジ調理も可能です!
電子レンジ対応の平らな耐熱容器に材料を順に入れて、蓋又はラップをして600wで7~10分加熱を。
耐熱容器の大きさやレンジの電力によって加熱時間は調整してくださいね。
毎日の食卓のあと一品にも、特別な日にも、ぜひお試しください。
<参考文献>
・「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(上西一弘)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
・「きれいな人の老けない食べ方」森拓郎・著(SBクリエイティブ)<参考サイト>
食品成分データベース
Editor:Ikumi Takaoka
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