NEXTWEEKENDコラムよりお届けする、「おうちがもっと好きになる、季節のしつらい帖」。
インテリアコーディネーターとしても活躍するWeekender編集部コラムニスト 小林華子さんが、移ろう季節の中で楽しみたいしつらいをご紹介しています。
幼かった頃、ハロウィンというイベントを楽しんだ思い出はないのに、今ではすっかりシーズンが近づくとおうちの中にハロウィングッズが並び始めるようになりました。
オレンジや黒を基調にしがちなハロウィンも、今年は少し柔らかい印象でまとめたい気分。
家に余っていたハギレを使って、かぼちゃをDIYしてみました。
お裁縫はあまり得意ではありませんが、このかぼちゃはざっくり縫うだけなのでとても簡単。
普段お裁縫をしない方も、材料は100円ショップでも揃うものなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
ハギレで作る、手作りかぼちゃ
材料
・ハギレ(30cm角くらいあると◎)
・太めの紐
・綿
・裁縫セット(針と糸、はさみ、チャコペン)
・大きめのお皿など丸いもの(今回は直径26cmのものを使用)
作り方
1.ハギレを広げ、その上に丸いお皿を乗せて型取る。
2.【1】の印に沿って布を裁つ。
3.端から1cm程度のところをざっくり縫う。
4.1周縫えたら絞って袋状にする。
5.中に綿を詰め、口を閉じる。
6.糸を交差させながら、【5】を8等分するようにきつめに縛る。最後は後ろで結ぶ。
7.表に返して太めの紐を結べば完成!
大きさ違いや柄違いなどいくつか一緒に並べてあげるのがおすすめです。
30cm×30cmほどの布があればできるので、着なくなったシャツやスカートをリメイクするのもいいですね。
(ちなみに今回の布は手芸センター「ドリーム」で購入しました)
省スペースに飾るハロウィンデコレーション
お部屋の見せ場や、一番注目の集まる場所のことをインテリアでは「フォーカルポイント」と呼んでいます。
インテリアを計画するとき、フォーカルポイント=見せ場は部屋の入り口正面や対角線上に設定します。
そんなフォーカルポイントに季節のものを飾れると、季節ごとに気分やお部屋の雰囲気を変えられて四季の変化も楽しめますよね。
我が家ではリビングの扉を入った対角の壁に本棚を置き、季節ごとに飾るものを変えて楽しんでいます。
季節のものを飾れる場所はそんなに広いスペースでなくても大丈夫。
ちょっとした省スペースに飾れるハロウィンデコレーションのアイディアをご紹介します。
高低差をつけて三角形を意識
ハロウィンとも相性のいいドライフラワーなどを花器などに生けてみたり、コンポートなどを使って高さを出すと◎
平面に飾るより三角形を意識して飾るとぐっとメリハリがつきます。
椅子を使って飾る
棚やキャビネットなど、飾る場所がないときは、椅子を使うのも◎
椅子は単体で置いてしまうと少し寂し印象になってしまうので、アートや写真、フロアライトと一緒に置いてあげるのがおすすめです。
深まる秋のインテリアのひとつに。
ぜひ取り入れてみていただけたら嬉しいです。
野心を叶えたら、ハッシュタグでシェア!
NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
▶︎今月のハッシュタグ「#ご近所日和」も募集中!