フードコーディネーターの鈴木麻友子さんによるコラム「いつもの食材でつくる、ほめられレシピ」。

今回は、ココナッツクリームのパンケーキとトロピカルアイスティーです。

いよいよ梅雨も明けて、本格的な夏モードに。

これからやってくる暑い夏にぴったりな、ココナッツクリームのパンケーキをご紹介します。

まずは、基本のパンケーキの作り方と焼き方のコツから。

基本のパンケーキ

今回のパンケーキの生地は、袋に表記されている量よりも水分量が多めになっています。

泡立て器を持ち上げるとさらーっとした生地感ですが、焼くとふわんふわんに。

折り曲げても割れないくらい、しっとりと柔らかく焼けます。

材料（6〜7枚）

作り方

1.ボウルに卵をとき、牛乳、油を加えて混ぜる。

2.ホットケーキミックスを入れて、ダマがなくなるまで混ぜ合わせる。

3.フライパンで焼く。

焼き方のコツ

油はひかずに、テフロン加工のフライパンを使う。

まずは強めの弱火でフライパンを熱し、しっかり温まったら濡らしたふきんの上に置いてジューッと熱を落ち着かせる。
おたま1杯分の生地を流し入れ、コンロに戻す。

強めの弱火で焼き、小さな気泡が出てきて何個か弾けてきたら、上が半生の状態のまま一気に裏返す。
（焼き始めて約1分半ほどで、この状態になります。）

ひっくり返したら、30秒ほど焼けば完成。

焼いたパンケーキは、どんどん重ねていくと表面が乾燥しません。

厚みが出るふかふかのホットケーキとは、また違う食感のこのパンケーキ。
薄いので子どもでも食べやすく、我が家ではこの焼き方が定番となりました。

1枚の焼き時間が短く、生焼けを気にせず焼けるのもおすすめポイントです。

次に、このパンケーキを使って作るココナッツクリームのパンケーキをご紹介します。

ココナッツクリームのパンケーキ

材料（2〜3人分）

作り方

1.生クリームに砂糖を入れ、ツノが立つまで泡立てる。

2.ココナッツミルクを入れ、混ぜ合わせる。

3.基本のパンケーキにかけて、クリームを平らにならす。

4.粗みじん切りにしたマカダミアナッツをのせ、お好みではちみつをかければ完成！

今回は真っ白なクリームなので、色が付くきび砂糖よりも、グラニュー糖や白砂糖を使うのがおすすめです。

マカダミアナッツがない場合は、アーモンドやくるみなどお好きなナッツをかけてくださいね。

ココナッツミルクが入ったコクのあるクリームは、薄く柔らかいパンケーキと相性抜群！
パクパクと何枚でもいけそうです。

そんなハワイアンなココナッツの香りにぴったりな飲み物もご紹介しますね。

トロピカルアイスティー

材料（1杯分）

作り方

1.グラスに氷を入れる。

2.フルーツジュースを注ぐ。

3.アイスティーを氷に当てるように注げば、完成！

アイスティーは少し甘みのある微糖のものがおすすめ。

フルーツジュースは、マンゴーやパイン、ピーチやオレンジなどが入っているものを選ぶとトロピカルな味わいになって美味しいですよ。

アイスティーを氷に当てるように注ぐと、グラデーションができてきれいに仕上がります。

さっぱりとフルーティーで、パンケーキにぴったりな味なので、ぜひ一緒に作ってみてくださいね！

スタイリング

今回は、ココナッツクリームのパンケーキに合わせて、南国をイメージしたテーブルに。

お皿や小物に白、オレンジ、グリーンを意識して取り入れると、トロピカルな雰囲気が出ますよ。

ランチョンマット替わりにモンステラの葉を敷くのもいいですね。

それから、お花もポイント。

南国らしい鮮やかで変わった形の花や実を飾ると、テーブルも一気に華やかになって明るくなります。

せっかくの暑い夏。
普段は選ばないようなお花も、選んでみましょう！

ハワイアンなパンケーキを、ぜひおうちで楽しんでくださいね。

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