NEXT WEEKEND DATE

いつもの買い物、今日の食事、洗濯や掃除…。
朝起きてから寝るまで、毎日は選択の連続。
そのひとつひとつが自分や家族にとって心地いいものであるのはもちろん、環境や誰かのためにもなっているなら、それはさらに “うれしい選択” になるはず。
この連載では、明日をつくるための小さな工夫や習慣を、NEXTWEEKENDスタッフが等身大で綴っていきます。

こんにちは。

GARTEN COFFEEバリスタのあさみです。

第4回目となりました「明日をつくる、うれしい選択」。

今回は、自身のライフスタイル軸ではなく、外苑前のコーヒースタンド「GARTEN COFFEE & Seasonal Wishes」が考えるうれしい選択について書いていこうと思います。

小さなコーヒー屋さんですが、「今私たちにできることはないか」と常に考えています。

過剰包装を避け、プラスチックのものを減らすこともそのひとつ。
アイスドリンクはストローいらずの蓋に変え、マドラーやフォークは、木の素材のものに変えました。
出来ること少しずつ始めています。

今回はそのほかにGARTEN COFFEEが心がけている3つの取り組みについてご紹介したいと思います。

 

GARTEN COFFEEがオープンする際、1番時間をかけて作ったのが、ホット用の紙コップでした。

裏にはWISHLISTが書ける仕様になっていて、お店の大切なアイコンです。

アイスドリンクを入れるプラスチックカップは、ロゴシールを四季に合わせて変えています。

どちらもたくさんの思いを込めて作りました。

しかし、毎日営業後には愛おしいアイテムたちでゴミ箱がいっぱいになってしまう現実も…。

また、ドリンクの価格を決める際、どうしても容器代を含んだ価格設定になります。

そこでタンブラーをお持ちいただければ、20円引きとさせていただくタンブラー割を始めました。

タンブラーのいいところは、冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かいまま、美味しい状態でお楽しみいただけること。
バリスタ目線で見ても、とても嬉しいです。

ちなみにGARTEN COFFEEオリジナルタンブラーは、NEXTWEEKEND STOREまたは店頭で販売しています。

でも、何だっていいですよ。
他ブランドのタンブラーやマイカップだって大歓迎です!

最後まで美味しく飲めてゴミも減らせる。毎日の行動にうれしい選択を。

 


毎週楽しみにしてくださっているお客様も多い、 水曜日のキャロットケーキ。

ケーキ1台に、新鮮な人参を1本以上たっぷり使用しています。

主役である人参の美味しさは、間違いなく重要です。

お客様に安心してお召し上がりいただけて、身体にもやさしい。

その上、環境や地球にもやさしい選択はないか。

そんなことも考えながら、フードロス削減のシェアリングサービス「TABETE」さんを経由し、株式会社オーガニックパートナーズさんより、鹿児島県産の有機にんじんを購入しています。
(最低3年以上農薬・化学肥料未使用の畑で育てられているそうです。)

こちらは、小さな傷や割れ、大小といった規格外商品となり、一般販売に至らなくなってしまった品です。
とは言え、大きな傷もなく味も間違いなく美味しいです。

オープン当初から水曜日だけ会えるキャロットケーキ。

実は何度も改良をしていて、どっしりと味わい深くも後味は軽く仕上がるクリーム、ほどよいスパイス…バランスよく、そしてコーヒーとの相性も考えて作っています。

シンプルな材料だからこそ、身体にやさしく、素材の味も大事に。
手前味噌ですが、とっても美味しいです。

フードロス削減のためにも、水曜日のキャロットケーキがひとつのきっかけになりますように。

 

GARTEN COFFEEの店頭にはいつだって美味しいコーヒーと季節の焼き菓子を準備しています。
(今の旬はアメリカンチェリーやパイナップルを使ったマフィン!)

GARTEN COFFEEのあきこバリスタがヴィーガンスイーツのブランド「Matilda -Vegan Bakes-」を立ち上げたということもあり、そのラインナップは毎日目移りするほど!

乳製品・卵・白砂糖・小麦粉を使わない植物性の焼き菓子は、重すぎず軽やかでありながら、食材の味をしっかりと味わうことが出来ます。
リピーターさんが本当に多く、並べてもすぐ売り切れてしまう日も少なくありません。

また、オーツミルクラテも大人気!
植物性ミルクは牛乳などの生産過程に比べて環境負荷が少ないと言われています。

GARTEN COFFEEのお客様のご注文は、牛乳よりオーツミルクの方が多くなってきました。

身体にも、地球にもやさしい選択をおやつの時間から始められるのはうれしいですよね。

 

社名でもあるGARTENはドイツ語で庭。

植物への感謝とつながりを大切にしながら、目の前の選択に向き合っていきたいです。

小さなコーヒー屋さんですが、出来ることから始めること、そして続けていくこと。

みなさんのアクションやきっかけの場所にもなれば幸いです。

楽しく、美味しく、やさしい選択を。

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