NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

ここではこれを、“常美菜”と呼んでいます♩

今回は、冷凍保存しておけば毎日の献立を助けてくれる、「枝豆とパプリカの肉味噌」をご紹介します。

枝豆とパプリカの肉味噌

真夏に受けたお肌の紫外線ダメージ、そのままになっていませんか？

秋のはじめは、体の中からも夏のダメージケアをするのが大切です。

そこで今回は、疲労回復やアンチエイジングをサポートしてくれる食材を組み合わせた、アレンジ自在なレシピをご紹介します。

【保存期間】冷蔵庫で約3日間
【所要時間】約20分

材料（作りやすい分量）

作り方

【下準備】

【A】は、よく混ぜ合わせておく。

枝豆は、さやごと茹で、粗熱が取れたらさやから出しておく。
冷凍枝豆を使ってもOK。
（※枝豆は、水洗いして塩もみしてから、塩を加えたたっぷりのお湯で茹でると美味しく仕上がります！
ゆでた後、水にはさっとくぐらせる程度が◎）

1.パプリカは、ヘタと筋を除き約1cm角に切る。
玉ねぎは、みじん切りにする。

2.フライパンにごま油大さじ1/2をひき、玉ねぎが半透明になるまで中火で炒める。
次にパプリカを加え、油が回ったら一度取り出す。

3.フライパンにごま油大さじ1/2をひき、ひき肉を入れて火が通るまで混ぜ炒める。
肉に火が通ったら【2】と【A】を加え、弱火で炒める。
最後に、茹でた枝豆を加えて全体をよく和え、塩と山椒で味をととのえれば、完成！

オイスターソースは少量でも味がしっかり付くので、入れすぎには気を付けてください。

甜麺醤（テンメンジャン）は甘みの強い中華味噌です。
なければ、材料欄に書いたように、麦味噌や白味噌など甘めのみそで代用してもOK。
ただし、味噌によって塩分が異なるので、少しずつ足して味を確認するのがおすすめです。

アレンジ

肉味噌にトマトソースを加えれば、ミートソースとしても使えます。

卵でくるんでオムレツの具材にするのもいいですね。

ご飯にのせて、目玉焼きを添えればロコモコ風。

バジルを添えれば、残暑にぴったりのガパオ風になります。

アレンジ自在な今回のレシピは、小分けにしてラップに包み、食品用冷凍保存袋に入れて冷凍保存しておくと、忙しい日にとっても便利です！

冷凍する場合は、約2週間を目安に使い切りましょう。

体の中からキレイメモ

パプリカ

パプリカには「抗酸化トリオ」と呼ばれる「ビタミンエース（A・C・E）」がすべて含まれています。
これらは組み合わせることで相乗効果を発揮し、
細胞老化の原因となる活性酸素の働きを抑え、
お肌や体の老化を防ぐ抗酸化力を高める、重要な栄養素。
紫外線ダメージによるお肌のシミ予防やアンチエイジングなど、「夏疲れ」ケアの強い味方です！

枝豆

枝豆には「脂質」や「糖質」、また疲労物質「乳酸」の代謝をサポートする「ビタミンB群」が豊富に含まれています。
残暑の疲れを溜め込まないためにも、余計な脂肪や糖分をため込まないためにも、積極的に摂り入れたい食材です。
植物性の「大豆たんぱく」も豊富です。

豚肉

肉類には良質な「動物性たんぱく質」が豊富です。
「たんぱく質」は細胞のもとを作る重要な栄養素。
大切なエネルギー源でもあり、毎日健やかに活動するために欠かせません。

また、豚肉には代謝をサポートする「ビタミンB群」が豊富です。
今回のレシピでは夏疲れケアのために、同じく「ビタミンB群」や「たんぱく質」が豊富な枝豆と合わせて、強力な代謝アップを狙っています。

夏の疲れがじわじわと出てきやすいこの時期。

栄養価の高い食材をたっぷり取り入れ、知らず知らず溜まっている体内の疲れや、肌のダメージを上手に取り除いてみてください。

この秋も、美味しく・楽しく、体の中からキレイと元気を磨きたいですね！

アレンジ料理も楽しみながら、ぜひお試しください。

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