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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

ここではこれを、“常美菜”と呼んでいます♩

今回は、市販品を活用して10分でできる「しめ鯖とアボカドのレモンマリネ」をご紹介します。

しめ鯖とアボカドの
レモンマリネ

厳しい暑さの残るこの時期は、美容と健康のためにも食べやすいレシピでしっかり栄養補給をしたいもの。

調理が億劫になりがちな季節は、火を使わずに、誰でも簡単に作れるマリネがおすすめです。

今回のレシピ「しめ鯖とアボカドのレモンマリネ」は、冷やした白ワインや日本酒とのマリアージュも楽しめます。

アペロタイムに、ランチに、夕飯の「もうひと品!」に。
ぜひお試しください。


【保存期間】冷蔵庫で約3日間
【所要時間】約7~10分

材料(作りやすい分量)

・しめ鯖(市販のもの)…1枚
・アボカド…1個
・スライスレモン…1/2個分
【A】
・レモン汁…1/2個分
・オリーブオイル…大さじ2
・塩…少々

作り方

1.しめ鯖はキッチンペーパーで余分な水分をふき取った後、約1㎝にスライスする。
アボカドは種を取り、1㎝にスライスして皮を剥く。
レモンは約5㎜にスライスする。

2.【A】をよく混ぜ合わせたら、そこに【1】をくぐらせ、よく和える。

3.保存容器または器に盛り付ければ、完成!

しめ鯖の程よい酸味とアボカドのまろやかさ、食感のハーモニーはやみつき必至。

市販のしめ鯖を使えば、手軽に時短調理が叶います。

抗菌・殺菌作用が期待される酢がたっぷりのしめ鯖なら、腐敗リスクを低減できるので、夏の常備菜としての保存にも向くように。
(ただし、しっかり冷蔵保存してくださいね!)

具材をひとくちサイズに切り、ベビーリーフと合わせて盛りつければ、食べ応え抜群の「おかずサラダ」にもなります。

そのまま冷製パスタの具材にしても美味しいですよ。

体の中からキレイメモ

しめ鯖

脳の働きをサポートする「DHA」や「EPA」などの、良質な「脂質」が豊富な青魚の代表であるサバ。
酢締めされたしめ鯖なら、疲労回復をサポートする「クエン酸」や「酢酸」も同時に摂取することができます。

アボカド

「森のバター」とも呼ばれるアボカドは、言わずと知れた栄養食材。
「コレステロール」を減らす働きが期待されている「リノレン酸」などの良質な「脂質」や、
代謝をサポートする「ビタミンB群」、
美腸をサポートする「食物繊維」などが豊富です。

レモン

真夏の強い紫外線による肌ダメージの回復に欠かせない、「ビタミンC」が豊富なレモン。
メラニン色素の沈着によるシミやそばかすを防ぐ働きや、免疫力アップが期待されます。「鉄分」の吸収もサポートしてくれます。

オリーブオイル

細胞の老化を防ぐ抗酸化力が非常に高い「ビタミンE」が豊富なオリーブオイル。
活性酸素の働きを抑え、紫外線ダメージや疲労などによる細胞の老化を防ぐ働きが期待できます。

切って和えるだけで作れる、暑い日にぴったりな簡単マリネ。

残暑に負けない健やかで美しい体作りのために、ぜひお試しください。

体の内側から美しく、キレイに秋を迎えましょう!

<参考文献>
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「食べる美女肌セラピー」(エクスナレッジ) 伊達友美/著

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