フードコーディネーターの鈴木麻友子さんによるコラム「いつもの食材でつくる、ほめられレシピ」。

今回は、チンして混ぜて冷やすだけ！

簡単ヨーグルトムースと、そのアレンジレシピです。

だんだん暑くなってきて、冷たいデザートが美味しい季節になりました。

みなさんに長く楽しんでいただいているコーヒーゼリーに続き、ゼラチンを使った、夏にぴったりのデザートをご紹介します。

ヨーグルトムース

材料（3〜4人分）

作り方

1.耐熱容器に水を入れ、ゼラチンを振り入れて、ふやかす。
電子レンジ（600w）で20秒加熱する。

2.生クリームをツノが立つまでしっかりと泡立てる。
(生クリームの温度が高いと分離しやすいので、しっかりと冷やしながら泡立てる。
泡立てすぎても分離するので注意。)

3.ヨーグルトに【1】、砂糖、レモン汁を加えてよく混ぜ合わせる。

4.【3】に生クリームを2回に分けて入れ、その都度切るようにヘラで混ぜ合わせる。
(泡が消えないように、下から上に掬うように混ぜましょう。)

5.器に入れ表面を平らに整えたら、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めて、完成！

ヨーグルトとレモンの酸味で、さっぱりとしたムースです。

生クリームをツノが立つまで泡立てることで、シュワっと口どけのいい食感になります。

シンプルなので、お好みのフルーツやビスケットを添えても。

キウイやマンゴー、パイナップルなど、南国のフルーツとの相性は抜群ですよ。

ジャムのヨーグルトムース

材料の砂糖をフルーツジャムに変えると、色がついてかわいいムースになります。

ヨーグルトムースレシピの「砂糖大さじ3」を、「フルーツジャム大さじ2、砂糖1」に変えるだけ。
今回はいちごジャムを使いました。

ジャムの甘さを確認して、甘さ控えめなら砂糖の量を増やすなど、調整してくださいね。

ヨーグルトムースのグラスケーキ

ジャムのヨーグルトムースを使って、グラスケーキを作るのもいいですね。

スポンジやカステラをグラスに入れて、上からムースを流し込み、冷やして固めたら完成！

見栄えがするのに簡単なので、おすすめです。

フローズンヨーグルトムース

こちらは、ヨーグルトムースをそのまま冷凍するだけ。

冷蔵庫で冷やしてムースが固まったあと、一度かき混ぜてから冷凍すると、よりふわっとします。

今回はオレンジマーマレードを使ったヨーグルトムースで作りました。

冷凍庫から出したては硬いので、少し時間を置くと掬いやすくなりますよ。

スタイリング

夏のデザートといえばガラスの器が定番ですが、アルミ素材も冷たいものと相性がいいんです。

今回使ったのはアルミのトレイ。
見た目にも涼やかで、お盆がわりにもなるので重宝します。

小さい丸いものはイイホシユミコさんのアルミトレー、その下の器は雑貨屋さん（詳しくは不明）、四角い給食のお盆は蚤の市で300円ほどで購入しました。

どれも使うほど味が出て、傷もいい感じになってきました。

カッティングボードとはまた違う雰囲気のよさがあり、おすすめです。

これからの季節に食べたくなるカレーやタコス、スパイスの効いた食事をした後にも相性のいいヨーグルトムース。

冷蔵庫にスタンバイさせて、暑い夏を乗り越えましょう！

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