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フードコーディネーターの鈴木麻友子さんによるコラム「いつもの食材でつくる、ほめられレシピ」。

今回は、季節のフルーツを使った3種のレシピをご紹介します。

暑さと梅雨のジメジメが続く6月。
公園の木々も青々として、すっかり初夏ですね。

今回は、爽やかでカラフルな初夏のフルーツを使って、元気の出るテーブルを作ります。

1.デザートや料理のソースに万能
「アメリカンチェリーのソテー」

2.さっぱりした甘みのアクセントが楽しい
「びわのコブサラダ」

3.ひんやり美味しい
「スイカのスープ」

アメリカンチェリーのソテー

材料(2人分)

アメリカンチェリー…180g(20個くらい)
砂糖…大さじ1
ラム酒(ワインでもOK)…大さじ1
レモン汁…大さじ1

作り方

1.アメリカンチェリーの種を取る。
(アボカドの種を取る要領で、半分切り込みを入れて回転させてから、種をつまんで取るとやりやすいです。)

2.鍋にアメリカンチェリーを入れ、砂糖をまぶして火にかける。

3.砂糖が溶けたらラム酒とレモン汁を加え、とろみがつくまで弱火で炒めれば、完成!
(とろみの見極めは、鍋底にヘラで線が引けるくらいが目安です。)

コンポートよりも手軽で食感が残るのが、このソテーのいいところ。

少しソテーすることで、アメリカンチェリーのフォトジェニックな色が存分に生かされます。

ヨーグルトやアイスにかけるのはもちろん、お肉やレバーパテとも相性ばっちり。
炭酸を注いでソーダにしても、きれいな色が出ますよ。

びわのコブサラダ

材料(2〜3人分)

びわ…2個
ミニトマト…8個
きゅうり…1本
アボカド…1個
レタス…4枚
ゆで卵…2個
ツナ…1缶
【A】
マヨネーズ…大さじ2
ケチャップ…大さじ1
ヨーグルト…大さじ1
レモン汁…小さじ1
すりおろしにんにく…少々
ブラックペッパー…少々

作り方

1.野菜やフルーツ、ゆで卵を一口大に切る。
ツナ缶は汁を切る。

2.器に【1】を並べる。

3.【A】を混ぜ合わせ、かければ完成!

さっぱりとした甘みのびわはサラダ向き。

いろいろな食感が楽しめて、野菜をたくさん食べられるコブサラダに入れれば、カラフルで夏らしいサラダになります。

ナッツとも相性がいいので、お好きな方は砕いてトッピングするのもオススメです。

スイカのスープ

材料(2人分)

スイカ…200g(1/4個弱)
トマト…1/2個
【A】
すりおろしにんにく…少々
オリーブオイル…大さじ1/2
塩…小さじ1/2
バジル…2枚
ヨーグルト…大さじ1

作り方

1.トマトは皮を剥いておく。
(皮に十字に切り込みを入れて、10秒ほど鍋で湯がき、氷水につけるとスルッと剥けます。)

スイカは種を取り、飾り用のスイカを分けておく。

2.飾り用以外のスイカとトマト半分、【A】をミキサーにかける。

ミキサーやブレンダーがない場合は、スイカとトマトをすりおろしてから【A】を混ぜ合わせる。

3.器に注ぎ、飾りのスイカ、バジルをのせ、ヨーグルトをかければ完成!
(ヨーグルトは、よく混ぜてソース状にしてからスプーンで垂らし、お箸でグルグルとなぞるときれいにマーブルになります。)

スイカとトマトを使う、冷たいさっぱりとしたスープです。
材料を冷やしてから作ることをオススメします。

バジルはスイカとトマトの両方と相性がいいので、食べる前にちぎってスープに加えると、アクセントになり美味しいですよ。

スタイリング

今回は初夏のテーブルなので、カラフルで明るいテーブルになるよう意識して。
くしゃっとラフに敷いたクロスで肩の力を抜いた雰囲気にしました。

パンもクロスに包めば、乾燥防止ができつつ、こなれた印象に。

スープ皿やグラスなどは、ガラスも使うと夏らしく、テーブルに抜け感が出ます。

手軽にカラフルにしたいなら、エディブルフラワーがオススメです。
食べられるお花は気分も上がるし、テーブルも明るくなりますね。

フルーツを使ったレシピは、どれもフルーツそのものが持つ色がきれいで、元気が出ます。

明るいテーブルで、憂鬱な季節を乗り切っていきましょう。

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