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器コーディネーター伊藤唯さんによるコラム「知っておきたい器のあれこれ」。

器初心者さんのお買い物の参考になる情報を毎月お届けしています。

 

最近Instagramなどで新鮮なレシピを見かけることが増えたせいか、改めて気になるおにぎり。

慣れ親しんだ存在のおにぎりですが、どんな具材とも相性がよく、混ぜご飯をむすんでもよし、おにぎりの上に具材をのせてみてもよしと、楽しみ方のバリエーションは無限大です。

今回はそんなおにぎりのひと味違った楽しみ方や器の合わせ方をご紹介します。

 

朝食に食べたい、おにぎり和ンプレート


(平皿:伊東正明、小皿:佐々木康弘、カップ:徳田吉美、箸置き:田村窯)

ワンプレートというと、洋のイメージが強いものですが、最近は和食で作るワンプレートを楽しんでいる方も増えているそう。
Instagramでも #和ンプレート は人気のハッシュタグです。

和なワンプレートには、ご飯をそのままよそうよりも、おにぎりにした方がお箸一つで食べやすく、見た目もまとまりやすいです。

今回は、数種のおかずの味を邪魔しないようにオーソドックスな梅干しを包みました。
(彩りのポイントになるように、頭からチラ見せさせたのがポイント。)

ワンプレート使いにするお皿には、お皿全体が平たいものを。

お皿の端まで料理を盛り付けられるので、使い勝手が良いですよ。

 

手まり寿司風おにぎりプレート


(竹ザル:百貨店で購入、小皿:三浦ナオコ)

手まり寿司のように小ぶりなサイズのおにぎりもおすすめです。

小さいおにぎりなら色々な具材を楽しめるし、小さめサイズをたくさん並べると、いつものおにぎりもよそゆきな雰囲気に仕上げられるのが嬉しいところ。

さらに具材を一種ずつおにぎりの上に添えれば、定番の具材で作るおにぎりもぐっと華やかな見た目に仕上がります。

器はお鍋の具材やそばを盛り付けるのに定番の竹ザルを使いました。

料理を用意する時、どの「食器」に盛りつけようかと考えますが、「食器以外」を使うのも意外と楽しいテーブルになるものです。

竹ザルも意外な使い方ですが、カジュアルかつ和な雰囲気が出るので、脱マンネリにぜひ試してみてください。

 

おにぎりの定番お弁当も


(竹の皮:ヤマコー

もともとご飯を持ち運びしやすいようにと作られるようになったおにぎり。
(その起源をさかのぼると、実は平安時代になるのだとか…!)

作った後、時間が経ってから食べるお弁当だから、おにぎりのタイプは味をしっかりつけられる混ぜご飯をチョイス。

具材は荒めに刻むと彩りがしっかり伝わるので、見た目にもおいしそうな仕上がりになりますよ。

おにぎりの包みには昔ながらの竹の皮を。

なかなか触れる機会が少ないですが、抗菌防腐作用があり、洗えば繰り返し使えるので、おにぎり弁当に使うのにはピッタリなんです。

 

食べ慣れたおにぎりも、少しの工夫をするだけで、目線が変わって新鮮な食事として楽しむことができます。

いつも通りでいいか…とルーティーンにするのではなく、普段ご飯こそカスタマイズして、どんどん毎日を楽しんでいきたいですね。

 


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