NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。
フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。
ヘルスコンシャスな食トレンドや、サスティナブル先進国として注目されているニュージーランドに、15年ぶりに仕事で訪問してきました。
そこには真似したいレシピ作りや、暮らしを楽しむコツがたくさん溢れていました!
そこで今回は、ニュージーランドの要素を取り入れたレシピと、現地の耳より情報をお届けします。
ポイントはフルーツを積極的に料理に取り入れること
▲今回の訪問で購入したクランベリーソース
ニュージーランドでは、肉料理や魚料理にフルーツまたはフルーツソースを添える習慣が根付いています。
スーパーにも多種多様なフルーツソースやハーブソースが売られていました。
そんな現地の味わいを日本人の口に合うようにアレンジしてご紹介します。
スーパーでラム肉を見つけたらぜひ作っていただきたい一品。
おもてなしにピッタリな骨付きラムチョップもいいですが、今回はよりカジュアルに味わえる「切り落とし肉」を使います。(牛肉や豚肉でも代用可能)
ラムとキウイのおかずサラダ
材料(約3〜4人分)
・ラム肉切り落とし 250g
・グリーンキウイ 1/2個
・塩 ひとつまみ
・こしょう 少々
・サラダ野菜 適量
・ピンクペッパー 約5粒
・お好みのフレッシュハーブ 適量(あればでOK)【A】
・オリーブオイル 大さじ1
・しょうゆ 大さじ3
・バルサミコ酢 大さじ1
・はちみつ 大さじ1
作り方
【調理時間】約15分
【保存期間】焼き上がったお肉のみ、粗熱が取れてから冷蔵庫で2日間保存可能。
※サラダ野菜やハーブは食べる直前に準備してください。
1. ラム肉に塩こしょうをまぶして下味をつける。キウイは皮を剥いていちょう切りにする。ジッパー付きの食品用保存袋に【A】を入れてよく混ぜ、ラム肉とキウイを加えたら封をして冷蔵庫で半日~一晩寝かせる。
2. フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)を入れ中火で温める。フライパンが温まったら【1】をタレごと加え、肉に火が通るまで中火で5~7分加熱する。
3. 器にサラダ野菜を敷き詰め、粗熱が取れた【2】をのせる。ピンクペッパーやお好みのハーブをトッピングすれば完成!
今回はサラダケールと、クレイジーピーというマイクロハーブを使用しています。
ベビーリーフやディル、スプラウトなどもおすすめです◎
キウイフルーツに含まれる、たんぱく質分解酵素「アクチニジン」。
特にグリーンキウイは、アクチニジン活性が高く、たんぱく質の分解をサポートしてくれます。
お肉料理は胃もたれしやすい…という方は、グリーンキウイをサイドに添えたり、刻んでソース代わりにしてみましょう。(ゴールドキウイでもOK!)
ラム肉にはアミノ酸の一種の「カルニチン」が豊富で、これは脂肪燃焼効果が期待されています。
不足しがちなたんぱく質補給にも、ダイエット中のおかずにも◎
グリーンキウイの旬は、これから秋にかけて。
美肌ケアに嬉しいビタミンCや、腸活をサポートする食物繊維が豊富なキウイフルーツを、日々の食事に積極的に取り入れましょう!
耳より情報!おすすめのニューランド土産
現地のスーパーで手に入れた、おすすめのお土産アイテムたち。
空港の免税店でも、はちみつなどの定番土産をはじめ、多種多様な品を購入することができますが…やっぱりスーパーって楽しいんですよね!(しかも割安)
料理好きさんへのおすすめは、粉末ハーブ、スープの素、コーヒー、チョコレート、料理本など。
パッケージもおしゃれで、サスティナブルに配慮されたアイテムがたくさん見つかるニュージーランドのスーパーは、料理好きにとっては天国でした!
初夏にぴったりのレシピと共に、ちょっと海外へ旅した気分を味わっていただけたら嬉しいです。
<参考文献>
・ゼスプリ社「Health & Nutrition Summary キウイフルーツの健康価値」
・ゼスプリ社「カンパニープロフィールBOOK」
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部)
・「からだにおいしいフルーツの便利帳」(高橋書店)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
Editor:Tomomi Watanabe, ふじのあやこ
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