NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「起きるのが楽しみになる、旅するスープ」。
日本全国を飛び回りながら、食のプランナーとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト千里さんが、週末の朝が待ち遠しくなるようなスープレシピをお届けしていきます。
各地の旬の食材もご紹介するので、旅気分も味わってみてくださいね。
今回の旅先は、千葉県。
千葉県は、都心からもアクセスが良い場所でありながら、自然も食材も豊かな地域です。
今回は、4月までが出荷時期の菜の花を活用したレシピ。
菜の花とささみは出汁が出る食材なので、別で出汁をひく必要がなく、手軽に旨味たっぷりに仕上がりますよ。
ぜひ、春の風を感じながら作ってみてくださいね。
菜の花とささみのレモンスープ
出汁いらずの、塩だけで美味しく仕上がるスープです。
材料(2人前)
・菜の花…1パック
・ささみ…3本
・レモン…1/8個(※レモンを1/4にくし切りしたものを、半分使うのがおすすめです)
・水…600ml
・塩…9g
・オリーブオイル…大さじ1/2
作り方(調理時間:20分)
1.鍋に水と塩を入れ、沸騰したらささみを入れる。
再度沸騰したら蓋をして火を止め、20分置いて予熱で火を入れる。
2.20分経ったらささみを取り出し、そのうち2本を繊維に沿って手で割く。
残りの1本は「スープのお供」用に取っておく。
(※この時、まずは1本割り、ささみに中まで火が通っているか確認してください。
火が通っていない場合は追加で加熱します。
鍋のお湯は後ほど使うので、取っておいてください。)
3.菜の花を、茎と葉や蕾の部分に大まかに分け、それぞれ食べやすい大きさに切る。
レモンを薄切りにする。
(※レモンを1/4のくし切りにしておき、その半分を薄切りにするのが切りやすいです。)
4.鍋のお湯を再度沸騰させ、菜の花の茎の部分を入れる。
1分経ったら葉の部分とささみ、レモンの薄切りを入れて火を止める。
器に盛り、オリーブオイルを回しかけて完成!
ささみも菜の花も、火を通しすぎないことが美味しく食べるポイントです。
少しの手間をかけて、ぜひ時間を計りながら作ってみてください。
ささみはまとめて茹でておいて、冷蔵庫にストックしておくと、手軽にタンパク質を摂れて便利です!
スープのお供:
ささみと山葵のおにぎり
残ったささみを混ぜ合わせ、山葵を効かせたおにぎりです。
材料(2人前)
・ご飯…2人前
・茹でたささみ…1本
・わさび…お好みの量(2gが目安です)
・炒りごま…小さじ1
作り方(調理時間:15分)
1.ささみを細く割く。
2.温かいご飯に材料を全て混ぜ込み、おにぎりに握って完成!
4月に入り、少し暖かくなってきましたね。
春の陽気の中、レモンと山葵で爽やかさを加えた料理を、ぜひ楽しんでください!
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