NEXT WEEKEND DATE

大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、仕事で嘘をつき落ち込む旦那さんに、共感できないながらも、どうにか励ましたいと模索している相談者さんからのお悩みです。

同僚歴7年、結婚して1年の旦那なのですが、 今日仕事で(原因は自分では無い)トラブルに対処する中で、咄嗟に上司に嘘をついてしまったと落ち込んでいます。
また当日中に嘘をついた事を明言はせずに、内容の上書き報告をした様で、上司に嘘を付いていた事を明確に指摘されている訳では無いのですが、信用を無くしてしまった感じがすると言っていました。
お互い転職し、今は違う職場ですが、同僚歴も長いので、人間性としては平然と嘘をつく様なタイプではなく、ただ人の期待に対して必要以上に応えたいと無理をしてしまうこともある人だと、嘘をついてしまった原因も理解出来ます。
ただ逆に元同僚で良く知っているからこそ、日ごろから仕事の仕方や職場の人間関係の築き方、といった部分でかなり自分とは違うと感じており、 今回も咄嗟に嘘をついてしまうことや、嘘をついたことを謝らず上書きで済まそうとしてしまう部分を、批判する気持ちが拭えません。
勿論本人が深く反省しており、自分にがっかりしている気持ちも分かるので、自分の気持ちはさて置き、出来るだけ気持ちを和らげてあげたいのですが、共感が無い中で、人を励ましたり、寄り添ったりすることはどうやったら出来るのでしょうか?
自分とポリシーが同じではなくても、大好きな旦那なので、優しくしてあげたいのですが、自分の気持ちと上手く折り合いがつきません…
(31歳・女性・会社員)

 

この前仲良しの家族と一緒にキッチンのある一軒家にステイしたのですが、そこで教えてもらった“海老の素麺巻き上げ”が美味しくて…!

素麺を茹でて水気を切ってから海老に巻きつけて揚げるだけなんですが、それに特製のエスニックソースをつけるのが夏の食卓にあまりにぴったりで、今夜も20海老くらい揚げてしまいました。あぁ、満足。

さて!お悩みをお送りいただきありがとうございます。

ご自身のポリシーも正義感もはっきりあられる中で旦那さんを思いやる、優しいお悩みだと思いました。

でも、“咄嗟に嘘をついてしまうこと”って癖になるんですよね。

旦那さんのしたことに蓋をして励ますよりは、一緒にその事実と改善に向き合ってあげることが最善の寄り添い方だと思います。

おそらく、相談者さんは旦那さんが今回の罪を唯一相談できた相手。

相談者さんが心の中では批判をしていても、「そういうこともあるよね」と受け入れすぎてしまうと、少しでも罪の意識から抜けたい人にとっては、反省しているように見えても「よかった、たいしたことないんだ」と正当化してしまうきっかけにもなるかもしれません。

小さな頃、「ちょっとまずいかなぁ」と思うような状態なのに、分かっているであろう母親に何も注意をされないと「あれ?まだ結構大丈夫なのかな?」と勝手に正当化してしまったような感じです。(その経験が私だけだったらごめんなさいw)

落ち込んでいる時にあまりストイックなことを言いたくない気持ちはよく分かりますが、同僚ということで旦那さんも30歳前後だと思います。自分が変わりたいと思えば、まだまだ価値観も行動もこれから変えていける年齢です。

本来どうするべきだったかは旦那さんも分かった上で反省されていると思うので、批判をするのではなく、今からできることを相談者さんなりにいくつか挙げてあげるのはどうでしょうか。

実は幼少期の話だけではなく、大人になってから私も旦那さんと同じような経験があります。

20代前半の頃、見栄のために小さな嘘をついてしまったことで、もともとは大したことではなかったのに、そこに合わせるためにまた嘘をつかなければいけないような状態になって、悩んでいたことがありました。

その時に、もうこうなったら貫くしかないのかな…と、なんとか辻褄を合わせなければ関わってくれた人をがっかりさせると思い込み、必死でした。

ただ、夫にだけそれを共有したのですが、「その先にある姿はあまり応援したくないし、それを当たり前だと思うようになってしまったら悲しいよ…」と言ってくれたことで、見栄を張ってしまった相手にすべてを伝えるという選択を取り、今からできる改善案を出すということができました。

その時相手の方が「勇気のいる連絡をありがとうございました。ここからの話ですが〜」と一緒に先を見てくれたことで、本当に恥ずかしかったし申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、見えているものを大切に地に足つけて頑張ろうと改めて思うことができました。

あの時嘘を貫き続けていたら、罪悪感や無駄な成功体験から“自分はそういうタイプの人”と変に開き直って、その後も咄嗟の嘘が癖になっていたかもしれません。

今回の状況が、今から正直に伝えて改善できるようなことなのか私には分かりませんし、必ずしも正直に言うこと以外にも改善方法があるとも思います。

ただ、人が変わるためにはきっかけと、自分自身で変わりたいと思う信念が必要です。

相談者さんが、これからも旦那さんを尊敬して好きでいて、そして応援し合えるためにも、同じところに立って、だけど別の視点で彼の罪に向き合ってあげてください。

苦しいと思いますが、きっと彼にとってはそれが1番の支えになると思います。応援しています!

 

お悩み募集中!

「編集長がこたえます!」では、みなさまからのお悩みを募集しています。

大きな声では言いづらいけどちょっと誰かに聞いてほしい…

そんなお悩みがある方はぜひ以下のフォームからご投稿ください。

お悩み投稿フォームはこちらから

※すべての質問に回答できるわけではございません。
また、頂いたお悩みはNEXTWEEKEND/村上萌の発信する他のコンテンツで使用させて頂く場合がございますこと予めご了承のほどよろしくお願いします。

「編集長がこたえます」が本になりました

人生の変化を迎える全ての女性に贈りたい!

NEXTWEEKENDの人気連載「編集長がこたえます」が1冊の本になりました。

その名も「深夜の、かけこみ横丁」。

「自分が何者でもないことが不安です」
「浮気した夫とのこれから」
「仕事に求めるものを見失いました」
「生きている意味がわかりません」
「セックスレスで、毎晩涙で枕を濡らしています」

身近な人にこそ言えない、人の悩みは十人十色。
今日もきっと、誰かが悩んでる。

横丁で隣に座ったような気持ちで、誰かのお悩みを聞いて、考えて、語って。
気づけば自分のお悩みもスッキリするような1冊です。


▲共感を集めた31のお悩みを掲載
恋愛、人間関係、仕事、子育て、自分自身…
WEBでは選べなかった、深い内容も初公開。


▲悩みを解決する5ステップの思考法&書き込みノート
自分のモヤモヤを客観視することで今やるべきことが見えるかも…!
今自分が悩んでいることを書きこんで整理できるノートつきです。


▲悩んだ日に食べたい、横丁のレシピ
悩んだ日でもお腹は空く。
食べたら明日からちょっと元気になるようなおつまみとお酒のレシピも、お悩みのシーンごとに掲載しました。

「深夜の、かけこみ横丁」
著者:村上萌
発行元:カエルム株式会社
仕様:176ページ/B6版製本
定価:1760円(本体1600円)
流通:全国書店、ネット書店
Amazonで購入する

Share On