器コーディネーター伊藤唯さんによるコラム「知っておきたい器のあれこれ」。
今月も器で楽しむテーブルアイデアをお届けしていきます。
器で楽しむテーブルアイデア、5月は外に連れていきたいおいしい小道具たち。
楽しみな外遊びの予定には、おいしいお供も準備したいもの。
買い出しフードやドリンクに加えて、家で仕込んだものもちょこっと連れて行ってはいかがでしょうか。
ちょっとした散歩も、しっかりピクニックも、もっと楽しくてスペシャルな時間になってくれるはずです。
ジャグとハーブで、オリジナルドリンクを
▲上写真のジャグ:ガラス工房 橙
ちょっとした外時間の日のドリンクには、ジャグを連れ出してみてはいかがでしょう。
レモンやハーブと一緒に持参して、ワインや炭酸水と一緒にイン。
爽やかさとフルーティーさが加わって、外がよく似合うテイストに早変わりです。
ガラス素材から中身がのぞいて、置いておくだけでもうっとりな気持ちに。
ハーブを軽くちぎって入れることで、香り良く楽しめます。
小瓶にオリジナルバターを詰めて、パンをよりおいしく
▲ガラス容器:weck
好きなものを刻んでバターに混ぜ込めば、それだけでオリジナルバターの完成。
パンを買う日のお供にはぜひこちらを。
甘いテイストが好きならドライフルーツ、食事として楽しむならドライトマトやハーブなどを混ぜ込んで、瓶に詰めておくだけ。
シンプルなハードパンも、焼き立てを外で楽しんでしまいましょう。
蓋付きアイテムなら、持ち出しも気軽。
口が広めな容器を選ぶとバターナイフとも高相性です。
メインにパイがあれば、ピクニックもジブリ気分
▲上写真の耐熱皿:大谷哲也
外時間をしっかりと楽しみたい日には、華やかなメインメニューを仕込んでいくのもおすすめです。
オーブンで焼いたパイやキッシュは冷めてもおいしいので、食べるまで時間がかかるピクニックにもぴったり。
陶器やガラス製の耐熱皿に作れば、冷ましてお皿ごと外に連れて行けるのも嬉しいところ。
バスケットからパイがのぞく姿は、緑にもよく映えて、道中からピクニック気分が高まりそうです。
好きなアイテムをひとつでも連れていくことができたら、外で過ごす時間もより心地よくなるはず。
自分の気分に合ったおいしい小道具、良かったら連れて行ってみてくださいね。
今月の器メモ
器を外に持ち出すとき、かさばるけれどバスケットがやっぱり便利。
底もサイドもしっかりしているので、底の広さが十分でなくても、持たせかけたりすると器たちをしっかり運ぶことができます。
ぜひ活躍させてみてくださいね。
Editor:Tomomi Watanabe , ふじのあやこ
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