NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。
フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。
日差しに初夏を感じる、ここ最近。
一方で、野菜売り場には瑞々しい春野菜がまだまだ種類豊富に並んでいて、春から初夏へと着実にスライドしていく季節を、ちょっとスローで送りたくなります。
そこで、今回は春ならではの美味しさが詰まった「筍」と「春キャベツ」をシンプルに味わう一品をご紹介。
フライパンひとつで手軽に作れる、季節を楽しむレシピです。
今月のキレイメモ
・キャベツに豊富なキャベジンで胃腸ケア
・豊富な食物繊維でデトックスや腸活をサポート
筍と春キャベツの蒸し煮
食物繊維が豊富な旬の筍は、市販の水煮を使えばOK。
シンプル調理で食材本来の美味しさを引き出します。
油を使わず約10分で作れる、手軽でヘルシーな一品です。
材料(作りやすい分量 / 3~4人分)
・春キャベツ…300g
・筍(水煮でもOK)…200g【A】
・しょうゆ…大さじ1/2
・本みりん…大さじ1
・酒…大さじ1・カレー粉…小さじ1
・けずり節…1g
※カレー粉はお好みで調整。なくてもOKです!
作り方
【所要時間】約10分
【保存期間】冷蔵庫で約3日間保存可能
1. 春キャベツをざく切りにする。
筍は根元部分を薄切りにしてから短冊切りに、穂先部分は薄いくし切りに切り分ける。
2. フライパンを中火で温め、【A】を加えたらまずキャベツを入れ、蓋をして約2分、しんなりするまで蒸し煮にする。
3. キャベツがしんなりしてきたら、たけのことカレー粉を加えてサッと混ぜ合わせ、さらに蓋をして弱火で3分蒸し煮にする。
4. 火を止めてけずり節を加え、全体を和えて蓋をしたまま5分置けば完成!
(※火を止めて予熱で火を通しつつ、冷める過程で味がしっかり染み込みます。)
火が通って甘みが増した春キャベツ、シャキシャキ食感の筍の組み合わせは、この時期ならでは。
カレー風味が苦手な方や小さなお子様は、カレー粉を加えず、食べる際にポン酢を適量回しかけるのもおすすめです。
春気分をまだまだ満喫できる、旬の食材が主役のヘルシーレシピ。
今夜のもう一品に、ぜひお試しくださいね。
<参考文献>
・「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(上西一弘)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)<参考サイト>
食品成分データベース
Editor:Ikumi Takaoka , ふじのあやこ
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