こんにちは。
経理・NEXTWEEKEND STORE広報の出分です。
12月に入り、社内はTHE師走な日々をみんな全力で過ごしております。
私に前回の日記からバトンを渡してくれた、営業の文乃ちゃんも無事に先月第2子である可愛い男の子を出産。
そして今月には、副編集長のともちゃんが産休に入ります。
嬉しいやら寂しいやら感情が忙しいですが、総じて一緒に働く仲間のライフステージを近くで応援したり、喜びあったりすることができることって本当に嬉しいことだなぁと幸せな気持ちでいっぱいです。
さて、今回のお題は「子育てをしていて嬉しかった言葉、励まされた言葉は?」。
妊娠が分かってから今日のこの日まで、振り返るだけでいろんな場面が思い出され胸にくるものがあります。
私にとって(お腹にいたときも含め)我が子と向き合いながらの毎日は、「嬉しい!」「幸せだなぁ」「かわいいなぁ」という感情と「どうしたら…」と少し闇に落ちていきそうな正反対の気持ちをいったりきたりの日々で、周りからかけてもらうちょっとした一言にものすごく救われる瞬間がたくさんありました。
今回はその中でも、子育てをするなかで常に心に留めておきたい言葉、そして日常の中でかけてもらうさりげないけれどものすごく救われた言葉を3つご紹介できたらと思います。
1. 「1人の世界になりすぎず、心強く!」
2. 「あーなんてかわいい泣き声」
3. 「大丈夫大丈夫」「ママ好き」
「1人の世界になりすぎず、心強く!」
ボス(NEXTWEEKEND編集長)の萌さんと妊娠初期のLINEでのやりとりの中での言葉です。
私は病院で小さな細胞がピコピコと一生懸命動いている我が子を見た瞬間から、昨日まで見ていた世界と急に変わって見えるようになってしまいました。
「私は一人の人間の親になるんだ」という今まで感じたことのないような責任感に押しつぶされそうで、そして、世間からの目もマイナス思考でとらえてしまって、電車ひとつ乗るだけでオドオドするように。
そんなことを電車内でボスにLINEメールで業務のことと一緒に伝えていたときの返信がこの言葉でした。
「見渡すと電車にも結構妊婦さんもいるので、1人の世界になりすぎず、心強く!目の前にいるおじさんも昔は赤ちゃんだったんだよ」。
在籍年数も社内の中で長くなってきて、私の性格もお見通しのボスらしい愛ある言葉に、とてもハッとさせられ、小さく丸まって座っていた私は恐る恐る顔を上げたのを今でも鮮明に覚えています。
子育てをしていると、自分を責めてしまったり、抱えこんでしまったり、孤独になりがちです。
もっと周りに頼ってもいいし、一人で責任を感じすぎることもない。
でも、気づくと孤立していっていることがしばしば。
なので、その言葉を頂いてから、常に心におくようになりました。
怖かった電車も、たくさんの温かい人から席を譲っていただいたり、優しい言葉に嬉しくなったり。
ひとりで抱えこまなくても、見渡すと差し伸ばしてくれる温かい手がたくさんある。
子供の成長に伴い悩みはつきないですが、ふとした時に今もこの言葉を思い出すようにしています。
「あーなんてかわいい泣き声」
子どもと一緒にお出かけできるようになると楽しい反面、「いつ暴れ出すか分からない」という常に冷や冷やした気持ちで、何も起こらなかった日でも帰宅後はどっと疲れていることもしばしば。
お店であとちょっとで用事が済みそうなのに、大きな声で騒がれたとき。
混み合った電車で全部のおもちゃを投げ飛ばし始めたとき。
たくさん考えて持ってきた泣き止みアイテムが一つも効かないとき。
ただでさえ知らず知らずのうちに肩に力を入れて外に出てきているのに、こうして騒がれたときには、こっちが泣きたくなるし、周りに申し訳ない気持ちでパニックにもなる。
そんなときに「あーなんてかわいい泣き声」「ボク、元気いっぱいで偉いねぇ」「遊びたいんだよね、わかるよー」とお店の店員さん、一緒のお店にいたお客さん、近くに居合わせた方々に笑顔で声をかけられたとき、もうこの場から消えたい気持ちになっていた自分は、あぁ私は子どもとここにいていいんだって、ものすごくホッとした気持ちになります。
子どもも親が焦るとより不安になって泣いてしまったりするので、こうやって声をかけてもらえること、本当にありがたいです。
私も焦っているお母さんを見かけたとき、まだ肩に力が入って子どもとお出かけしている身ではありますが、こうやって声がけできる人でありたいです。
「大丈夫大丈夫」「ママ好き」
ここまで読んでくださった方は、私がだいぶ心配症で、急な出来事にオドオドしやすいタイプの人ということは伝わってしまったと思いますが、それを一番実感しているのはやはり毎日一緒に過ごしている家族。
特に夫はもともとの性格もありますが、私が焦るときほど、落ち着くタイプ。
「〜どうしよう」と私が言い始めると「大丈夫大丈夫」と穏やかに声がけしてくれます。
信頼している家族の「大丈夫」ほど、落ち着く魔法の言葉はありません。
どれだけこの「大丈夫」で危機を乗り越えたことか…。
そして、あと数ヶ月で2歳になる息子の「ママ好きー!」。
少しずつ話せる言葉も増えてきて、意味も合ってきた今日この頃。
本当にそう思って話しているかはまだ分からないけど、笑顔で「ママ好きー!」と走り寄ってきたときには、疲れも悩みも全てが吹き飛びます。
だから、私もそうしてきたときには「ママもー!」と全力の笑顔で返したい。
今日まで私を心強くさせてくれた言葉はこの他にもいっぱい。
たくさん笑顔で声がけしてもらい、今日までやってきたと思っています。
さりげない一つ一つの言葉にも心から救われました。
だから私もちゃんと返していきたい。
そうやって温かい連鎖ができていくといいなと思っています。
次に渡すバトンは、私の育休復帰と同時に産休に入ったコンテンツプランナーのやすよちゃん。
職人と言われるだけあって出産後はどんなものを作り出すのか興味津々でしたが、さすがやすよちゃん。
さっそく愛溢れる小仕事がSNSなどでも投稿されていて、いつも感心しながら見ています。
仕事は、どんな時も動じず淡々とこなす姿を見てきましたが、初めての子育てではどうかな?
ぜひ今回のお題と共に近況教えてください。
Illustration:Chiharu Nikaido