こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、1ヶ月ごとに、その月のテーマを掲げて過ごしています。
2021年9月のテーマは「小さな感情を大切に #こそっと言いたい」
コンセプトはこんな感じ。
このテーマを噛み砕いて、みんなで楽しむSNS上のハッシュタグは #こそっと言いたいです。
NEXTWEEKENDではこの月間のテーマに合わせて、叶えたいことをWISHLISTと呼び、毎月3つずつ提案しています。
今月のWISHLISTはこんな感じ。
・花言葉に託したい
・小さな工夫をしのばせたい
・今の感情に向き合いたい
私は、この3つのWISHLISTを自分なりに噛み砕いた記事を毎月3本書いていますが、1本目は「小さな工夫をしのばせたい」に合わせて「ムードを変えてくれる、香りのちから」という記事を書きました。
2本目は「花言葉に託したい」というWISHLISTに合わせて「背中を押してくれる、秋の花言葉」という記事を。
そして、3本目になる今回は、「今の感情に向き合いたい」に合わせて、「他人に説明するための“やりたいこと”よりも、今日出会える好奇心のすすめ」という記事を書きたいと思います。
私はNEXTWEEKENDで月に2度ほど、「編集長がこたえます」というコーナーで、みなさんからいただくお悩みに回答させていただいているのですが、実は「自分のやりたいことが分からない」というお悩みが尽きたことはありません。
「心に素直に!」「やりたいことだけをしよう!」「自分と向き合って!」
情報化社会の中で、こんな自己啓発ワードに出会うことが多く、壮大な“やりたいこと”がなくてはいけないと言われているような気分になるのかもしれません。
だけど私は、日々の中にある「これをしてみたら、ちょっと面白そう」という、小さな好奇心に耳を傾けることを続けていれば、そんなことに悩むことはなくなるのでは?と思っています。
自分が毎日していること、考えていることを楽しむこと。
それさえできていれば、やってくる明日に期待をして、ちゃんと自分を信じていられるから、誰かに説明するための「やりたいこと」を探すことに焦ることはなくなると思うのです。
たとえば、新幹線に乗る時、富士山が見える側の席を予約しておくこと、
会社に向かう途中、パンが焼ける香りのする道を通ること、
お風呂に入る前に、寝室にお香を焚いておくこと。
誰にでもある日常のシーンの中で、自分が楽しくなるチャンスを逃さないだけで、自分のことを、結構ちゃんと好きでいられるのでは?と…。
ちなみに私をいつでもインスパイアしてくれる、好奇心の師匠は4歳の娘です。
実写版のアラジンを観るために、ジーニーに着替えること
買い物にエコバッグを持っていくのではなく、頭にかぶっていくこと
飛行機の中でアリエルになりきって、コンソメスープを頼むこと(設定は謎)
レインコートを着てシャワーを浴びること(ずっと夢だったそう)
正直、どれも社会的に意味があることではないでしょうし、その動機や面白さは他人にはあまり理解できませんが、彼女は、ひとつ叶えては、また生まれてくる新しい好奇心に忠実に生きています。
考えてみればすべての人が子どもだったのに、見栄や恥じらい、無駄を避けることで、こんな気持ちを忘れているのかもしれません。
子どものように!とまではいかずとも、“少し先の自分がちょっと楽しくなる何か”のために、 #こそっと言いたい のハッシュタグと共に小さな好奇心を大切にできる秋になりますように。