NEXT WEEKEND DATE

「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。
編集長の村上萌がコメントを担当しています。

毎月、季節を楽しむ月間テーマを掲げ、1ヶ月をめいっぱい楽しむことを提案しているNEXTWEEKENDですが、今月のテーマは「興味をもっと、育てたい」

みんなで楽しむSNSのハッシュタグは #野心サイクル です。

少しずつ日常に戻っていっているとはいえ、本来なら夏直前のこの季節に行きたい場所は沢山あっても、遠出や旅は、まだハードルが高いというのも正直なところ。

そんな時こそ、「旅する気分に浸れる映画」たちの出番です。

今回は、今すぐ妄想旅行でどこにでも行けて、非日常を味わうことができてしまうおすすめ映画を、47都道府県の日常編集者ことWeekender編集部のメンバーと一緒に集めてみました。

海が恋しい時に

小さい頃、お盆休みやお正月休みにおばあちゃんちに遊びに行った時のような気分になれる映画です。
4姉妹の鎌倉での生活を描く派手さはない内容なのですが、家の庭で浴衣を着て花火をするというなんてことないシーンにこそ、幸せが凝縮しているなぁと感じます。
このシーンを再現したすぎて、母と浴衣を着て家で花火をしたことも。
旅行どころか、ただ実家に帰る、ということもままならない日々だからこそ、余計にじーんとくるのかなぁと思います。
スイカやかき氷、カルピスなど、懐かしさを感じる食べ物、飲み物をお供に観るのがおすすめです!
(会社員/夫と2人暮らし)

この映画がくれる独特な空気感、わかります…!

(この中に出てくるしらすトーストを何度作ったことか!)

暮らすように旅をする、というのは最近の旅で人気のキーワードですが、まさに海辺に暮らしているような気分にさせてくれる作品ですよね。

この映画は、最初に言っておくと、何も起きません。笑
イケメンが出てキュンキュンするわけでも、事件が起こるわけでもなく、ただある島の日常が描かれています。
ただ、忙しい毎日でも1回立ち止まって休むこと、美味しいご飯を食べることの大切さを教えてくれます。
ビールを飲むシーン、かき氷を食べるシーン、朝食のシーン。
とにかくご飯も美味しそうなので見てほしいです。
そして何より、きれいな海がたくさん出てくるので、癒されます。
(会社員/夫と2人暮らし)

何も起きない日常の中にある生々しさ、小さな楽しみ、自分の目の前にあるものとは全然違う、時間の流れ方!

いいですねぇ。

今ものすごく島で暮らしたい気分が高まっているので、ぼーっとしながら浸りたい!

もはや宇宙旅行気分で…!

火星で生まれた主人公が、16年間も亡き母と地球に思いを寄せながら過ごした切なさでいっぱいの作品です。
人によっては、火星ってどんなところなんだろう?と宇宙の神秘にワクワクしたり、地球の当たり前のこと(例えば海が青いことなど)が突然愛おしく感じるかもしれません。
ヒューマンドラマやラブストーリーがお好きな方には特におすすめで、映画でスニッカーズのようなマーズという(火星にちなんだ)お菓子が登場するので、スナック菓子をぜひおつまみに。
素敵な宇宙旅行になりますように…!
(書いたり観たりしてる人)

わお!もはや宇宙旅行まで!

このスケール感こそ、映画で旅する良さかもしれませんね!

ちなみに私は、今までの人生で「私は火星人だよ」と言う方に何人か会ったことがあるのですが、これって普通なのか…?

真相や意図を少しでも知るべく、あらためてこちらの映画、観てみたい!

憧れのあの土地へトリップ!

主人公の男性は観光という目線で、女性は現地に暮らす目線で、パリの有名なスポットを見られる作品。
ちょっと大人なほろ苦いストーリーに合わせて、夜にチョコレートをつまみながら観るのもおすすめです♩
(田舎暮らしのはりきりやさん)

個人的に、初めてパリに行ったのが6月だったのでこの季節になるとあの時の香りとか、ドキドキしながら自転車を借りて街を散策していた時間を思い出します。

夜にチョコレートをつまみながらの提案も嬉しい!

チョコならたっぷりあるし観てみよっと!

とにかくフィンランドの景色と料理が美しいです。
北欧デザインが好きな方(大人の女性が着るマリメッコの服がステキでした)、暮らすように旅をしたい方におすすめ。
なかなか旅行には行けない日々ですが、自分が住む街でも、行った気になってまだ行けていなかったお店を訪ねに街に出たくなります。
かもめ食堂のメニューに触発されて、明日の朝ごはんはおにぎりと、おやつはシナモンロールとコーヒーに決まり!
(介護士/田舎暮らし/週末農家)

コロナを経てみんなの気持ちが向くところに、「かもめ食堂」の空気感はヒントがある気がしますよね。

「価値観が大きく変わる」なんてみんなが表現するこの未曾有の事態も、北欧の人からしたらもうとっくに知っていたようなことばっかりなのでは?なんて思ったり。

あらためてまた観たいな、と思いました。

可愛いウサギのイメージでしたが、とってもパワフルでやんちゃなピーターラビットのお話です。
ピーターたちが住むのは広大な自然豊かな場所で、アトリエやお庭の雰囲気もとても可愛いです。
最後に、舞台であるイギリスロンドンの中心までいくシーンでは、ピーターたちの目線で、一緒に大冒険しているようなスリル満点の気分が味わえます!
とてもスピーディーで笑えるストーリーなので、スカッとしたい気分の時などにおすすめです。
(田舎暮らしのはりきりやさん)

え!ピーターラビットって映画もあったのですね!絵本のイメージでした。

まさかウサギの目線でロンドンを楽しめるなんて、冒険感があって良さそう!

キャロットケーキでも焼いて、ウサギ気分に浸りたい…!

たまには自分を見つめる旅も

人生を変えるには仕事、住むところ、付き合う人を変える、という思考がありますが、この作品はそれを全てやっているなと感じました。
とあることで前科者になってしまった主人公が100万円貯まったら次の場所へ移り住むというルールを自分に課し、海へ山へ都会へと様々な土地で仕事をする、旅をしながら暮らすという生活スタイルで進む映画でした。
前向きな移住ではなく馴染めない環境も描かれていて、とてもリアル。
“自分を探さない旅”というセリフが印象的でした。
(介護士/田舎暮らし/週末農家)

タイトルが強烈だったので知ってはいたのですが、見たことはなく…!

そういうお話なのですね!楽しそう!

そして、ベース拠点に縛られない生き方が増えてきた今の時代にも合ってそう。

移住って、別に一度きりでなく何度したっていいし、その流れていく感じ、自分では勇気がいるからこそ映画で触れてみたい価値観だなー。

“人は生まれながらにして平等だけど、人生は運を掴めるか次第”という酷な事実を突きつけられる冒頭から、人生の舵を自らとろうともがく主人公の姿にドキドキ、ハラハラ。
また、様々な人との出会いには心が温かくもなる作品です。
ハッピーな気分になりたい時やお子様と一緒に観るのもおすすめです!
映画の中でマカロンが(ほんの一瞬)登場するので、合わせて用意してもいいかもしれません。
(書いたり観たりしてる人)

タイトルからすると、ドラえもんの寝床くらいの場所で起きた、小さな話?なんて思ってしまいますが、ドキドキハラハラするような展開があるのですね…!?楽しそう。

考えさせられるものや、感動ものももちろん嬉しいけど、とにかくハッピーになれる作品って、最強だと思ってます。

観てみよっと!

 

と、一気に観たいリストが増えた、みなさんのおすすめ旅映画特集でした。

しばらくは、雨でも夜でも、気にせず色々なところに旅できそう。

気づけば6月もあと1週間弱。

引き続き、良い月になりますように!


NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
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