こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。
3月のテーマは「始まる季節に想いを寄せて」
みんなで楽しむSNS上でのハッシュタグは #詠みたい日 にしました。
テーマを作るにあたって、こんな思いを込めました。
色々なことが変わりつつある。
この先のことは、正直誰もわからない。
今までの当たり前が、できなくなる日もくるかもしれない。
だからこそ、自分の目の前にあるものを、しっかり感じてみるしかないんだと思う。
今できること、好きなこと、思うこと、大事にすること、伝えること。
千年以上前から、どんな時だって人は歌を詠んできた。
今はそれを発表する場がSNSなのかもしれないし、もちろん日記だっていい。
相変わらずやってきてくれる新しい季節に感謝して、今日食べるものや、膨らむつぼみ、変わらない宝物、そういうことに、詠みたくなるほど想いを寄せてみたい。
きっと今年は、みんなで作る3月になる。
今月のテーマは #詠みたい日。
少しでも明るい3月になりますように。
ハッシュタグを考案するための会議をしたのは、もう半年も前のことなのですが、なんだか、今のこの諸行無常の3月の気持ちにすごく合っていた気もしています。
同時に考えたWISHLISTはこんな感じ。
今回は1つ目の「十八番レシピを楽しみたい」について書いてみたいと思います。
と言いつつ、タイトル「お重にラディッシュ」が、もはや寝耳にウォーターのようにシュールですが、この季節になると、ひな祭りから始まり、お花見に遠足と、何かとお重を使いたくなる、そんな気分。
ただ、毎年お正月のお重は母に任せてしまっているため(早く受け継がねば…)
王道の詰め方は苦手なのですが、今日は私の春の十八番「お重にラディッシュ」こと、ラディッシュ(赤かぶ)の素晴らしさをご紹介します。
我が家のちらし寿司
材料
(分量が少々ばかりでごめんなさい…。味を見ながら適量でお願いします…!)
・米:2合
・干ししいたけ(水で戻しておく):適量
・にんじん:1本(みじん切り)
・れんこん:適量
・大葉:適量
・白ごま:適量
・卵:2個
・ラディッシュ(赤かぶ):適量
A
・お酢:大さじ3
・砂糖:大さじ2
・塩:ひとつまみ
B
・白だし:適量
・酒:少々
・砂糖:少々
・醤油:少々
C
・お酢:少々
・みりん:少々
・塩:ひとつまみ
D
・砂糖:少々
・酒:少々
・塩:ひとつまみ
作り方
1.昆布と一緒に炊きあげた米に、【A】をゆっくりまわしかけて、米をなじませる。
2.みじん切りにしたにんじんを、【B】で煮て、少ししたら穴のあいたおたまでボウルにすくう。
3.同じ鍋に細かく切ったしいたけを、戻し汁と一緒に入れて煮て、こちらもにんじんと一緒にボウルに入れておく。
4.れんこんをスライサーで薄く切り、熱湯でさっと茹でたら【C】につけておく。
5.別のボウルに卵を割り入れて、そこに【D】を入れて混ぜ合わせ、フライパンに薄く広げて焼き上げ、まな板の上に置いて細く切る。
これで材料の準備は完成!
焼けているウナギなどが手に入ったら(スーパーに売ってて、たまに安くなってるんです)それを米に合わせても◎
盛り付け方
1.しいたけとにんじんを合わせた酢飯を敷き詰める。
2.錦糸卵を散らす。
3.酢漬けにしたれんこんをのせる。
4.細かく刻んだ大葉をのせる。
5.ここで赤かぶ!
一気にコントラストがはっきりして、ややスタイリッシュに仕上がります。
こちらは赤かぶを4等分にして酢漬けしておいたもの。
6.白ごまをふりかけて、緑と赤の境目を曖昧にし、お重全体に一体感を出す。
これで、お重にラディッシュの完成!
ちなみに、ちらし寿司に限らず、いろいろなおかずをお重に詰め合わせる場合も、ラディッシュは救世主。
葉っぱつきのまま使って、お重に大胆に入れても◎
と、「お重にラディッシュ」が、私の春の十八番です。
ぴしっと詰めるのが少し苦手な方にはおすすめです。
まだまだ不安定な毎日ですが、そんな時こそルーティンの料理を楽しめると家時間はぐっと豊かになるはず。
みなさんの十八番レシピも #詠みたい日 で教えていただけたら嬉しいです。
まだ誰も知らない今年の3月。
少しでも良い1ヶ月になりますように…!