街の木々も色付き、秋から冬へと移りゆく景色を眺めるのが楽しい季節ですね。
今月のコラム「大切な人への贈りもの菓子」では、秋の味覚たっぷりの焼き菓子、栗のミニマドレーヌ、かぼちゃのミニスコーンに続き、今回はさつまいもをたっぷり使った「ガレットブルトンヌ」をご紹介します。
ガレットブルトンヌとは、フランスのブルターニュ地方の郷土菓子で、ざっくりとした食感にバターの風味が香る、厚く焼いたクッキーです。
一見難しそうですが、材料も生地作りの工程もシンプルなので、型さえあれば気軽に作れます。
ポイントは、焼き時間!
ザックリとホロホロした食感を出す為に、低温でじっくり40分以上焼くことが大切です。
ミニミニシリーズ第3弾ですが、みなさんのお好きなサイズでぜひ作ってみて下さい♩
(もっと大きく作る場合は焼き時間を調整して下さいね。)
ガレットブルトンヌ(ミニサイズ20個)
材料
きび砂糖…80g
薄力粉…70g
強力粉…70g
卵黄…2個分
ラム酒…15g
塩…3g
さつまいも…100g
卵黄(つや出し用)…1個分
下準備
・バターを常温に戻す。
・薄力粉、強力粉を合わせてふるっておく。
・さつまいもを柔らかくなるまで茹でて、皮を剥いて潰す。
・型にバターを塗る。
作り方
1.ボウルにバターときび砂糖を入れ、ホイッパーでクリーム状になるまで混ぜる。
2.卵黄を2回に分けて入れ、その都度よく混ぜる。
さらにラム酒を少しずつ加えてよく混ぜる。
3.ふるった粉類、塩を入れ、ゴムベラに持ち替えてさっくり混ぜる。
4.さつまいもを入れ、さらに混ぜる。
5.ラップに包みひとまとめにし、冷蔵庫で3時間以上休ませる。
やわらかい生地なので、休ませる時間が短いとその後の型抜きがうまくいきません。
3時間は必ず休ませて下さいね。
6. 休ませた生地を台に移し、打ち粉をして、めん棒で2cmくらいの厚さにのばす。
7. 3cmの型で抜き、一回り大きな型に入れる。
今回はミニマフィン型で代用しました。
一回り大きなセルクルを持っている方はセルクルを使って下さい。
型に入れないで焼くと、高さが出ずぺしゃんとした焼き上がりになってしまいます。
8.表面につや出し用の卵黄をハケを使って塗り、フォークなどで模様をつける。
9.160℃のオーブンで25分、さらに150℃で20〜30分焼く。
(オーブンによって焼き時間が異なるので、こんがりと焼き色が付くまで焼き足して下さいね。)
さつまいものガレットブルトンヌの出来上がり!!
お次はラッピングです♩
缶にぎっしりと入れると、お店みたいな仕上がりになりますよ。
クッキー缶の蓋を開ける瞬間は、大人になってもワクワクしますよね。
缶の底に緩衝材、ワックスペーパーの順番に敷いて、ガレットブルトンヌを入れます。
リボンを結んでシールを貼ったら完成です!
スクエアのシンプルな缶に赤いリボンを結んで、ちょっぴり早いクリスマスを意識してみました。
今回はOnakaシールを貼りましたが、皆さんのお好きなシールを貼って下さいね。
秋の味覚たっぷりのガレットブルトンヌ、ぜひ作ってみて下さい♩
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