この記事は「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しています。

こんにちは！NEXTWEEKENDコミュニティサポートのゆきこです。

少しずつ春の気配が感じられるようになりましたね。

今いる部屋を抜け出して、旅に出かけたくなる季節です。

旅先はSNSで簡単に見られる時代ですが、好きな映画を観ながら「こんな場所で、こんなことをしてみたいなぁ」とイメージを膨らませることはとても貴重で有意義な時間に思えます。

Weekender編集部のみなさんに教えていただいた、「旅に出かけたくなる映画」から、野心の種がひとつでも見つかると嬉しいです。

作品概要
サンフランシスコの24時間ダイナーでカップルが政治の話をしているとき、シギリアの若い僧侶は寺院の床を箒ではいている。マルセイユの漁師がまだ日ものぼらない朝霧の中、相棒と船で沖に出ているとき、メルボルンのカフェでは夜勤明けの警察官がフラットホワイトをすすっている。
わたしたちの知らないところで、だれかの朝がはじまり、だれかの夜が終わっている。そんな早朝と深夜の人間の暮らしを主人公が旅をしながら見つめてゆく。

「旅先での早朝と深夜を切り取ったドキュメンタリー映画です。いろんな土地で生きている人々の日常が垣間見られる、現地のリアルを感じる旅がしたくなります。寂しい夜には安心感を味わえる傑作です。」
（観たり描いたりしてる人）

作品概要
ロサンゼルスの一流レストランで総料理長を務める男は、オーナーと衝突して店をやめてしまう。そんなある日、絶品のサンドイッチとめぐり会った彼は、フードトラックでの移動販売をすることを決意。家族や友人らと共にアメリカを横断…！料理と愛が交わる感動のコメディ。

「アメリカ横断の旅と、魅力的な料理をダブルで味わえる映画です！軽快でさっぱりと見られるところも◎旅先でしか見られない家族や仲間の表情、新しい景色があることを思い出させてくれる作品です。」
（新米ママ／3人暮らし）

作品概要
東京から北海道の月浦に引っ越した夫婦は、パンカフェ「マー二」を開店。マー二には春夏秋冬、日々それぞれに事情を抱えた客たちが訪れ、夫婦は彼らを見守る。厳しい現実に翻弄されながらも、主人公は美味しいパンと共に人々との絆を深め、自らも成長していく温かい物語。

「北海道のパン屋さんが舞台のお話です。美しい自然の移ろい、季節を楽しむ食事、ゆったりと流れる時間、全てに癒されます。映画の世界に入り込んで、このカフェであたたかいパンとお料理をいただきたいです。」
（時短会社員／夫と2人の娘と4人暮らし）

作品概要
冴えない人生を送る主人公。そんなある日、ダンス講師の美男子に誘われ、バレンタインにデートの約束をする。しかし、バレンタインが消えてしまった。彼女は混乱し、消えた謎を追って街をさまよう…！
時間の謎に挑みながらも心温まるラブストーリー。

「ノスタルジックな台湾の景色が美しいファンタジー映画です。台湾には年に2度バレンタインデーがあり、旧暦の7月7日の七夕がその時期になります。異文化も感じられ、バスが海の上を走るようなシーンが印象的でした。郵便局にも行ってみたくなる作品でした。また『1秒先の彼』というタイトルの男女逆転バージョンとして日本でもリメイクされています！」
（Uターン田舎暮らし／発酵愛好家）

作品概要
ジャーナリスト志望でNYに来たアンディは、ひょんなことから人気ファッション雑誌「RANWAY」の編集長、ミランダのアシスタントに。しかし、“プラダを着た悪魔”と呼ばれるミランダのもと、彼女は仕事に忙殺されてゆく。仕事と人間関係の葛藤に悩む主人公が、自己発見と夢の追求を通じて、真の価値を見つけ出す姿勢が印象的な、大人気作品。

「キャストも、曲（特にSuddenly I See）も、ファッショナブルな街並も、全部大好きです！観るたびにニューヨークへの憧れが募る映画。ベンティサイズのドリンクと甘いお菓子をお供に観ると、海外気分がより濃く感じられて、旅心がうずきます！」
（ツキイチお菓子屋／夫と2人暮らし）

作品概要
鎌倉の古い家で暮らす3姉妹のもとに、15年前に家を出て行った父親の訃報が届く。3人は山形での葬儀で、母親違いの妹と初対面する。彼女の母は、すでに他界していた。そして、姉妹は身寄りを失くした彼女に対し、鎌倉で一緒に暮らさないかと誘いかける。姉妹4人が愛と絆を深めながら成長する感動の物語。

「是枝監督が撮った、鎌倉が舞台の物語です。どのシーンを切り取っても絵になるのですが、桜の下を自転車に2人乗りして駆け抜けるシーンで、うっとり目を閉じる広瀬すずちゃんの横顔がとても美しくて好きです。鎌倉に行きたくなり、実際に行ってきました！」
（ガルテンコーヒー部OG）

新しい場所への憧れや冒険心をくすぐってくれる映画たち、いかがでしたか。

私も大好きな映画もあり、分かる分かる…！と頷いたり、初めて知る映画は観たいリストに追加しました。

仕事や子育て、日常で少し疲れたな…なんてときこそ、明るく前向きになれる映画をお供に気分転換。

それぞれに余白時間を楽しめますように。

Design：Hitomi Sakano
Writer ：Yukiko

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