NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

鹿児島県とNEXTWEEKENDとのお取り組みDiscoverkagoshima企画がスタートしたことを「渇望していたものは自然の中にありました。美しすぎる、冬の鹿児島での過ごし方。」という記事で書かせていただきましたが、現在、緊急事態宣言の発令中のためツアーは一時受付を中止することに…。

せっかくなので、ここからは5日間連続で、私が取材ツアーで叶えてきた、5つのWISHLISTについて綴っていきたいと思います。

気軽に旅に行けない今だからこそ、少しでも心地良い鹿児島の空気がお届けできたら嬉しいです。

まず、事前に立てたWISHLISTはこちら。

1本目の記事は「起き抜けの景色を、とびきり美しいものにしたい」について。

自分で立てておいてなんですが、私はこの「起き抜け」という言葉が大好きです。

簡単に言うと、“起きたばかり”でしかないのですが、どれだけ前日に色々なことがあったとしても、人間は眠って回復することができる。

それは身体だけでなく、悩みや悶々とした思いだって同じ。

一度眠ると新しい角度から見つめ直すことができる、毎日やってきてくれるプチリセットの時間なのです。

世間がまだ動き出す前の、ある意味ボーナスタイムみたいなこの時間こそ、TO DOや予定に追われるのではなく、できるだけ美しいものを吸収して、リセットされた自分の中に取り込みたい、と常日頃思っていたりします。

鹿児島の朝は、そんな時間を作ろうとするまでもなく、あるいは目覚ましが鳴って飛び起きるのでもなく、純粋に「あ、今日の太陽の色が見たい」という気持ちで目が覚めました。



(12月に裸足にさせてくれる奄美に興奮して、思わず全体的に膨らんだ瞬間…)

海を見るためだけに並べられたビーチチェアに座って、ピンクとブルーが混ざり合い、夜と朝が出会う魔法にかけられたみたいな空の色を眺めては、部屋に戻ってコーヒーを淹れて、ベランダと部屋を出たり入ったりする時間。

何をするわけでもないけれど、旅先で本能的に優先したいと思うことは、きっと自分が本来求めている時間。

個人的なことですが、私はこの春住まいが変わるため絶賛物件を探しているところですが、どれだけ家探しが難航したって、唯一譲れない条件は、迷わず「朝の時間が気持ち良いリビング」に決めました。

ボーナスタイムが充実していれば、きっと新しい毎日も楽しく作っていける気がします。

ちなみにこちらは、海沿いにヴィラが連なるMiru Amamiという、何度でも訪れたいホテル。

新型コロナ対策も誠実にされていて、レストランでの朝食はお弁当にしてお部屋までデリバリーしてくださいました。

チェックイン後のウェルカムドリンクは、ロビー横の絶景デッキで。

こんなに飲み終わりたくないジンジャーエールはこれまであったかな…。

1日の終わりには、奄美大島の黒糖焼酎を使ったハイボールや、島のフルーツを使ったカクテルでバータイム。

まさに、必ずまた訪れたいディスティネーションホテルでした。

Miru Amami
〒894-0412
鹿児島県大島郡龍郷町芦徳 800

 

そして、起き抜けの美しい時間に振り幅があるのは、まさに鹿児島県の魅力。

今回の取材ツアーでは、奄美大島から鹿児島本土に渡り、薩摩半島の南端に位置する指宿温泉にも宿泊してきました。

あの西郷隆盛も湯治に訪れていたという歴史ある温泉地の朝は、きっとこれまで数々の人物の“起き抜け”に、この景色があったのだな…、と、今自分の立っているところを客観的にも見つめることができる尊い時間でした。

旅館での起き抜け時間といえば、朝風呂。

今度は、裸足どころか裸になって、何も持たずにその土地から湧き出る温泉の力に包まれる時間。

無意識のうちに背伸びしていた毎日をなだめてくれるような、優しい時間でした。

指宿で宿泊したのは、なんと食卓からも源泉が湧き出るという、日本でも唯一無二の「温泉卓」がある「夫婦露天風呂の宿 吟松」さん。

湯豆腐や温泉卵が、目の前で熱々になっていく様子には、知的好奇心をくすぐられっぱなし…!

こちらもまた宿の目の前に海があり、食後の散歩が楽しくなる場所でした。

今度は家族で訪れたいな。


(いつも何かしら飲んでいる私…。)

夫婦露天風呂の宿 吟松
〒891-0406
鹿児島県指宿市湯の浜5丁目26-29
※お風呂の写真は、吟松9階インフィニティ露天【天空野天風呂】
※海辺でのセルフサービスのコーヒーは、朝の時間限定、中止の場合あり。

 

1つ目のWISHLIST「起き抜けの景色を、とびきり美しいものにしたい」は、大満足の中で叶えることができました。

鹿児島が教えてくれたことは、旅先だけの話ではありません。

混沌として、計画の立てづらいこんなご時世だからこそ、まずは今日1日を作る気持ちで、起き抜けの時間に何をするのか、何を見るのか、ちゃんと大切にしていきたいな、と改めて思わせてくれました。

明日は2つ目のWISHLIST「頭の中に、BGMが流れてくるような冒険がしたい」を公開します。

 

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