NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。

5月のテーマは「繋げていきたいから

みんなでSNSで楽しむハッシュタグは #紡ぐこと

こんな思いを元に考えました。

深夜に甘いものが食べたくなったり、
サウナの中でビールが飲みたくなるみたいに、
制限されている中で思い浮かぶ小さな欲は
自分のモチベーションになったりする。だから、今の状況で絞り出される、
こう在りたい、もっとこうしたい、
という気持ちは、大事にした方がいい。

そうやって自分に向き合った時、
ふと思い出す人物や、
与えてもらった言葉、
時間が経っても自分に影響を及ぼしている良いことに気づいたら、
もしかしたら、それを誰かに
繋げるタイミングかもしれない。

春とも夏とも言い切れない、
心地の良い5月という季節。

本当はめいっぱい外で遊びたいけど、
今年は、自分の過去と未来に想像を膨らませて、
自分を通して繋げていくものを考えてみる。
そこにはきっと、紡ぎたいことがある。

5月のテーマは #紡ぐこと

ちょっと先の自分と、
周りの誰かのために。
少しでも良い時間になりますように。

同時に考えたWISHLISTは以下の3つ。

私はこの3つのWISHLISTを通して1ヶ月に3本記事を書いています。

今回は1つ目の「昔嬉しかったことを思い出してみたい」について。

と言いつつも、私はおそらく、昔好きだったことを頻繁に思い出すことが多い方だと思います。

というのも、NEXTWEEKENDで提案している「季節の楽しみと小さな工夫」は、そもそも幼い頃から祖母の家の庭や、実家の隣の野原で花を摘みながら培った経験がベースになっているため、そのおかげか、何を企画していても「そうそう…!こういうのが嬉しかったんだ」と、折に触れて思い出すのです。

そして、過去に自分が嬉しかったことを思い出すということは、案外、今の自分に自信をくれたりします。

勇気を出したり、興奮したり、色々な経験をして、作られてきた今日の自分。

生きていると、すべてがどうでもよくなったり、面倒になることは誰にだってありますが、そんな中で、幼い頃の自分の「嬉しい気持ち」を思い出すと、なんとなくその子を裏切ってはいけないような、目の前のことを大切にした方がいいような、不思議な愛しさに出会えます。

最近私が、昔嬉しかったことを思い出しながら現代版に変えてみたものはこんな感じ。

朝起きた時に楽しい習慣があると、シャキッと起きられること

小さな頃、「えくぼおうじ始まるよー」(ポンキッキという番組でやっていた「えくぼおうじ」というアニメ)と母に呼ばれると、どんな時でも布団から飛び起きて幼稚園に行く準備ができた記憶があります。

その頃「朝にお楽しみがあれば、布団から出られるんだ…」と気づき、中学生から現在に至るまでは、前夜から楽しみにできる朝ごはんを決めて眠るのが習慣になりました。

そんな中、最近コロナの影響で練習が長い間休止になってしまっているアスリートの夫が、「せっかくだから中断期間だけでも、新しく楽しい朝の習慣作りたいなぁ」と言っているのを聞いて、インスタライブでのラジオ体操を提案。

(「いいね!」と顔を輝かせた2秒後にはTweetし、翌日から実行するという情熱スピーディな彼…)

気づけば毎朝何百人という方が一緒に参加してくれて早1週間が経ちました。

非日常の中断期間にも、新しい出会いやコラボレーションが生まれていてとても楽しそうです。

まさかあの頃見ていた、「えくぼおうじ」の習慣が、将来の夫の役に立つなんて人生何があるか分からないものです。

家族での映画の時間を特別にすること

今でこそ、Netflixやディズニーチャンネルなど映像が配信されることで映画はとても身近になりましたが(うちの娘は1日にアラジンを5回観たりする…)昔は、翌日学校が休みの日だけ、家族でTSUTAYA(蔦谷書店じゃなくて、レンタルビデオのTSUTAYAがメインだった時代…!)に行き、それぞれが1作ずつ選び、ほくほくした気持ちでミニストップのハロハロを食べて家へ向かう。

というのが、我が家の習慣でした。

新作は1泊や2泊で返さないといけないので、どの時間にどの順番で映画を観るかには家族会議が必須。

始まる前にトイレに行き、お菓子や飲み物を用意して、みんなでソファに座るのが、すごく楽しい時間でした。

なんでもいつでも見放題な現代ですが、家族が揃って何かを見る時間は、やっぱりちょっと演出したいなと思っていたりします。

何を観たいかプレゼンをして、一緒に見始め、ポップコーンや飲み物を準備。

そのおかげか、夫とは翌日朝食を食べながら余韻に浸ったり、リビングのBGMを映画のサントラにしたりと一緒に楽しめています。

天気の良い日に母が張り切ること

幼い頃の、家での母の記憶は、ほぼすべて短パンです笑。

しかもハワイのおばさんのように派手な柄を何枚も持っていて、5月から8月の終わりくらいまで、家では常にその格好でした。

父が単身赴任で海外にいたため、ほとんど弟と3人暮らしでしたが、軽快なBGMと共に朝から家中を短パンで駆け回る母は、一言でいうと張り切り屋さんでした。

子どもたちは庭にパラソルを出して麦茶とおにぎり片手に宿題をしたり、ビニールプールに入りながら、時折洗車をしたりと、とにかく天気の良い日はお楽しみコンテンツがどっさり用意されていました。

それでも母が家を大切にしていれば、子どもも一緒に飾ってある花を愛でて、ちゃんと片づけるし、楽しそうにしていればやっぱり子どもも楽しかったので、母のテンションって重要なことなんだなぁと、自分に子どもが生まれて改めて実感していたりします。

夏には3歳になる娘が、ようやく言いたいことをなんでも言葉にできるようになって、会話が成り立つようになった今、気づけば私も、朝から母と同じ張り切り屋さんになっていることに気づきました。

だけど、いつだって季節を少し先読みしながら「そろそろあれがあると楽しい頃だな」と準備ができるのは、きっと幼い頃に張り切り子育てをしてもらったからなんだな、と、ビニールプールに子どもの日の菖蒲を浮かべながら思いました。

と、こんな風に、気づけば自分のしていることが、昔嬉しかったことだと気づくのでもいいし、思い出してから行動するのでもいい。

今の自分が歩いている道の、ずっと前を振り返って、ちょっとでもその時の気持ちを愛しく思えたら、それはきっと今の自分の自信になるはず。

始まったばかりの5月が、少しでも良い1ヶ月になりますように!

 

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