こんにちは。
花とんぼ アートディレクターのAimeeです。
長かった冬が終わり、素敵な季節に差しかかっていますね。
外出も控える毎日で煮詰まってしまうかもしれませんが、花や木は順調に春の訪れを迎えています。
今月もコラム「花がある暮らしの続け方」を通して、少しでも彩りと春の訪れをお届けできたら嬉しいです。
こんな毎日だからこそ、今回は家にある器で飾れるアレンジメントをご紹介します。
同じ花材でもこんなに違う!
2つの器で活け比べる春のフラワーアレンジ
使用する器は全く違う2つの器。
「シャープな縦長の器」と「どっしりとしたラウンド型の器」
ご自宅にある花瓶に近いタイプはどちらですか?
ぴったりのものが家にない場合は、ペットボトルを綺麗に切っても代用可能です。
(その場合は「シャープな縦長の器」を参考に)
同じ花を使い、印象の違いを見比べたいと思います。
▲詳しくは動画でチェック!
・葉もの:菖蒲の葉
・枝もの:ムシカリの枝
・花:ミモザ、アルストロメリア
「縦長の器」のポイント
口径が広いと花がばらけやすいので、枝で花留めを作り、器に留めます。
その花留めを軸に、姿勢の良いアレンジメントを作っていきます。
背の高いものは花留めの奥に、背の低い大ぶりの花は手前に持ってきて立体感を。
「ラウンド型の器」のポイント
器に重みがある分、空間を広く活けていきます。
背の高い葉や枝が、両側に広がるように。
菖蒲の葉を結んでオシャレにアクセントしても◎
(詳しいやり方は動画をご覧ください)
同じ器でも、ガラッと印象が変わる二つのアレンジ。
季節の花は家の印象をきっと明るくしてくれると思います。
今回はミモザやアルストロメリアを使いましたが、もちろん好きなお花で代用してくださいね。
今月のお花
〜ハナミズキ Dogwood〜
ミズキ科、花言葉は「平和のシンボル」。
上の写真の小さくて白い花たちです。
明治後期に、東京市長がワシントンに桜を贈ったお礼として届いたのがこのハナミズキ。
花言葉の意味も心に響きます。
桜に夢中になるこの時期ですが、街中にたくさん植えられているハナミズキの開花も春の訪れを上品に知らせてくれる大切な木です。
花とんぼからの一言
日頃、お花を通してたくさんの子どもたちから笑顔をもらっている幼稚園さんへ、卒園の花のお届けをしました。
今年は色んな想いのある卒園、卒業が多かったと思います。
みなさまの旅立ち、そして新しいスタートを心から願って、おめでとうございます。
私たちのInstagramに、コラムや動画でご紹介しているアレンジメントを試してみた!のお声を頂くことがあります。
本当にありがとうございます。
不安になってしまう毎日ですが、1輪でもいいのでお部屋にお花を飾って、春の訪れを楽しんでみてくださいね。
野心を叶えたら
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NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
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