NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「いつもの食材でつくる、ほめられレシピ」。
このコラムでは、フードコーティネーターの鈴木麻友子さんが、手が込んで見えて実は身近な食材で手軽に作れるレシピをお届けしています。
捏ねて、丸めて、茹でるだけ。
手軽に作れる白玉は小さなお子さんでもお手伝いができるし、大人も作って楽しいのでオススメです。
今回は少しグレードアップして、豆腐白玉のレシピをご紹介したいと思います。
水ではなく豆腐を使うことによって、時間が経ってもモチッと柔らかく、食べやすくなります。
1日冷蔵庫に入れていてもカチコチにはなりません。
黒ごまを練りこんでマーブルにすると、まるで大理石のようなおもしろい模様になるので、作るのも楽しいですよ!
黒ごま豆腐白玉
材料(約20個分)
絹豆腐…80〜100g
砂糖…小さじ1
黒すりごま…大さじ1
作り方
1. ボウルに白玉粉、絹豆腐、砂糖を入れ、耳たぶの硬さになるまで手でこねる。
2. 半分取り出し、黒ごまを混ぜ込む。
3. 1:1の割合でマーブル状にし、一口大に丸め、押しつぶし、形を整える。
4. 熱湯で茹で、浮き上がってきたら氷水に取り、ザルにあげる。
豆腐の水分量が物によって違うので、【1】で耳たぶの硬さになるまで80gから豆腐を足して調整してくださいね。
アレンジレシピ1:
白玉クリームあんみつ
材料
フルーツ缶…大さじ2
アイス…大さじ2
こしあん…大さじ1
黒蜜…大さじ1
作り方
器に材料を盛り、黒蜜をかけたら完成。
盛るだけなので、あとは盛り付けのセンス!
器を用意したら、白玉、フルーツ、あんこ、アイスの順に乗っけていくだけ。
アイスはコンビニのソフトクリームの上だけを使ってもオススメです。
(私は乗せる前に溶けてしまったので、よく冷凍庫で冷やしておくこと笑)
アレンジレシピ2:
ずんだ白玉
材料
さや付き枝豆…250g
砂糖…大さじ1
塩…ひとつまみ
作り方
1.熱湯で枝豆を10分ほど茹でる。
2.さやから豆を取り出し、薄皮をむく。
3.フードプロセッサー(すりこぎでもOK)に【2】、砂糖、塩を入れ、少し粗さが残るまで潰す。
夏といえば枝豆ですよね。
きれいなグリーンで見た目も爽やかです。
薄皮をむく作業は手間ですが、押すとツルッと剥けるので簡単です。
舌触りが悪くなるので必ずやりましょう!
ずんだはシンプルな味付けで、残ったら牛乳や豆乳で割っても美味しいですよ。
冷やし豆乳甘酒しるこ
材料
甘酒…100ml
豆乳…100ml
ゆであずき…大さじ1
作り方
1. 甘酒と豆乳を合わせ、器に注ぐ。
2. 白玉、ゆであずきを添える。
甘酒は米麹の濃く、粒があるタイプがオススメです。
夏は甘酒を豆乳で割るとサラッとして飲みやすくなります。
「飲む点滴」と呼ばれる甘酒も、白玉と合わせて栄養補給のスイーツとして取り入れてみてくださいね!
スタイリング
白黒の白玉なのでどんな色のお皿にも合うと思います。
あんみつをモリッと器に盛ってみたり、ずんだ白玉のように余白生かして盛ってみたり、豆乳甘酒を平たいリム皿に盛ってスタイリッシュに盛ってみたり。
盛り方を工夫するだけでおいしさも見え方も違ってきます。
写真を参考にしてみてくださいね!
私の小さい頃は、夏休みにおばあちゃんちに帰るといつも従兄弟たちと白玉を作るのがお決まりでした。
簡単ですぐ食べられるし、作るのも楽しい!
子供だけでも作れるのが白玉のいいところ。
とてもいい思い出です。
みなさんもぜひ夏の思い出に作ってみてくださいね!
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