NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。

NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

5月にNEXTWEEKENDが掲げている月間テーマは「変わらないものを知る」ハッシュタグは #昔から好きなこと です。

変わりたいと願った時もあったけど、
昔から変わらない自分が垣間見える瞬間は、
幼馴染に会ったみたいに、
安心する瞬間でもあったりする。
別に変わらなくたって、
新しいものと一緒に大切にすれば良いのかもしれない。
街も自然も一斉に動き出す5月は
#昔から好きなこと にも、改めて出会えますように。

こんな気持ちで5月のテーマを考えました。

同時にNEXTWEEKENDで考えたWISHLISTはこの3つ。

1つ目の「好きな色から選びたい」については、「いざという時に好きな色を選べる直感の磨き方」、2つ目の「思い出を発掘したい」については、「思い出のものを捨てずに残す時の3つの軸」という記事でご紹介させていただきました。

今回は3つ目の「好きな場所で過ごしたい」について。

提案しておいてなんですが、昔から変わらない好きな場所、というのを言葉にするのはなかなか難しいものがあります。
(だって昔は横丁の楽しさも、家族が起きてくる前の朝の部屋の静けさなんて知らなかったしなぁ)

自分で予定を入れて動くようになったのはおそらく中学生から。

それまでは基本的に、次の週末にどんなことが起きるのかなんてほとんど親任せで過ごしてきました。

ということは13歳くらいまでの自分は、完全に受け身の人生。

そんな中で、思い出すだけで今も嬉しい気持ちになるような場所にはきっと現在の自分に影響している何かがあるはず。

私が今もよく思い出して幸せになる場所と、その理由を自分なりに紐解いてみました。

ついでに、そんな経験を娘に与える場合、こんな風にしようという気持ちをメモ。

お祭りが行われる日の街

子供でも分かる、浮き足立つ街の様子。大人が「仕事」とは違うことで忙しそうにしていることが嬉しかった。

娘には、母としての姿や仕事をしている姿だけでなく、遊びにも全力の姿を見せていきたいと思う。

銭湯がある商店街

自分が知らない人の日常が沢山あって、世界は広いと感じさせてくれた。

娘には、朝の喫茶店とか商店街とか、色んな人の習慣を垣間見せることで想像力豊かな子になってほしいと思う。

夜に旅行に出発する時に、家族で乗り込んだ車の中

道が混まないように深夜から明け方にかけて出発することが多い家だった。

そんな時は静まり返った街の中で、ルパンのプロジェクトみたいに自分の家族4人だけが起きている気がして、すごくワクワクしたし、兄弟の仲間感が増した気がする。

娘にも、なるべく家族だけの秘密を沢山作りたいと思う。

祖母と通った学芸大学のマッターホーン

親戚の誕生日には皆で集まり、大きなホールケーキで必ず順番に祝ってくれた祖母。

誕生日にしっかり主役になれることはおそらく自己肯定感を高めてくれるので、娘にも、誕生日くらいは、これでもかってくらい主役感を演出してあげたいと思う。

毎夏連れて行ってもらってた伊豆の温泉宿と、その周辺の店たち

とにかくこれが楽しみで1年間生きていた。

毎年同じ場所に連れて行ってもらえたのが、生まれ育った場所以外で初めて出会う「自分の場所」感が生まれて、子供としてはすごく嬉しかった。

大人になると常に違う場所に行きたくなるけど、娘には常宿の記憶も残したいと思う。

 

シロツメクサと、ねじり花が生えている野原

とにかく野花が好きだった。

この二つが生えている野原には大体好きな花が多かった。

ブーケを束ねて祖母に褒めてもらうのが何より嬉しかったし自信になった。

娘にも正解がないことを沢山挑戦させて、褒めたいと思う。

一旦帰宅した後にスウェットで行くドン・キホーテ

昔は家に帰ると1日が終わりだった中で、夕飯後に「今度の旅行の浮き輪とか日焼け止め買いにドンキ行こうか?」と親が言って夜に出かけるのが、悪くなったみたいですごく楽しかった。

ついでにドンキの帰りに食べる、ミニストップのハロハロが大好きだった。

娘にも「今日は特別ね」という可愛い悪さはちょこちょこ与えたいと思う。

 

味覚狩り

よく味覚狩りに行く家族だったおかげか、自然との距離が近かった。

野原でヨモギを摘んだら団子を作って、ツクシがあれば炒めていた。

つつじを見れば蜜を吸って、怪我をしたらドクダミを濡らして貼って治していた…。

いつの時代の子供?と突っ込まれそうだけど、これはきっと私の原体験で、「季節の楽しみと小さな工夫」というNEXTWEEKENDのコンセプトにも生きているのかもしれない。

娘にも、自然の中でできる小さな工夫は沢山教えて、ゲームがなくても遊べる子になってほしいと思う。

 

と、こんな感じで、

私が思い出すだけで幸せになる昔から好きな場所(シーン)には、子供ながらにちゃんと理由があったことに改めて気づきました。

娘にかかわらず、自分が嬉しかったことはなるべく誰かに引き継げるように、こうして振り返ってみるのは案外良い機会なのかも。

みなさんは、昔から好きなことの中で、思い出すだけで嬉しくなるような場所はありますか?

ぜひ #昔から好きなこと のタグで教えていただけたら嬉しいです。

5月も残りわずか。良い時間になりますように!

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